「HAGISO」についてのお話で、心に残ったこと3つ

先日、『街に泊まる宿泊提案 ~まちやどがあなたと街を繋げていく「HAGISO」~』というイベントに参加したので、印象に残ったことを3つ、Noteしておきます。

もともと、このイベントの説明欄に、「まちやど」とは、まち全体を一つの大きなホテルに見立てることで地域と一体になっているホテルである、といった記載があったからです。ちょうど、「CREATIVE LOCAL エリアイノベーション海外編」という本を読んでいたところで、この中で紹介されているイタリアのアルベルゴ・ディフーゾという仕組みとまさに一緒なのではないか、きっとアルベルゴ・ディフーゾの日本版に違いない、と思ったからです。お話を聞いてみたらアルベルゴ・ディフーゾの再現ではなかったのですが。。

HAGISO(萩荘という取り壊し寸前の木造アパートを改装して作られた最小文化複合施設)や宿泊施設hanareが生み出す、谷中という町に”住むように泊まる”宿泊体験については、こちらを読んでいただくとして。。

地方創生や、人が出会う「場」を作ることについて情報収集している私の心に残った、HAGISOをはじめ多くの「まちやど」に関わってらっしゃる宮崎晃吉さんの言葉3つをNoteしておきます。

観光とは無縁と思われている町にこそ可能性がある。

勇気を頂けますね。でも同時に、歩きで行ける範囲に楽しめる場所があるのは大事、とのこと。地域の日常に埋もれているであろう、「楽しみ」の発掘がポイントですね。
その上で、旅行客に、駅前の新聞屋で昼間は使われていない配達用原付を貸す、というアイディアも面白いなと思いました。そうそう、最近のインバウンド旅行客は、けっこう気軽にレンタカーしているそうですよ。成田空港から自分で運転して白川郷や富士山見に行っているそうで。ちょっと話がそれましたが。

大事なのは誰とやるか。自分がかっこいいと思える人たちとやらないとモチベーションを保てない。

ほんと、そうですね。地方創生だとか高尚なことを言ってみていますが、結局のところ、自分がやりたいこと、作りたいもの、一緒にいたい人、そんな思いが根本だと思います。

ニッチに突き刺さらなければ生き残れない時代

宿というのは、もともとスケールメリットのビジネスモデルで、いきなりは儲からない。でも、これからの経済は規模だけではないはずで、ニッチに突き刺さらなければ生き残れない、とのこと。これは、様々なことに言えそう。ゆずれない軸が何なのかを突き詰める、ということでもあるかも。

泊まる場所、食べる場所、楽しむ場所、、が緩やかにつながって、来た人をまち全体でもてなす、そんなエリアに出来たらいいなぁ。

おわり。

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