【イギリス】木が倒れて電話・ネットが切断された話

5月下旬、雨の影響で、大きな木が倒れて、それが電話ケーブルとネットのケーブルを引き伸ばし、家電話とネットが使えなくなって2週間になりました。

プロバイダーであるBTの対応がどのようなものだったか、記録をのこしたいと思います。

履歴

5月20日 突如、電話・メールを使えなくなる。

5月20日 プロバイダーであるBTに連絡すると、ケーブルで異常が発生しているとのことで担当者を送ると言われる。ネット復旧まではポケットWi-Fiを送ると言われる。

5月21日 担当者が訪問してくる。ケーブルが破損しており、復旧に1週間かかると言われる。該当のケーブル破損のところに目印のリボンを巻かれるが
、その後、1週間、何も対応無し。

5月22日 ポケットWi-Fiが届いたが、ネットのスピードは8メガバイトほど・・・
ITで在宅勤務の夫が必要な速度に達しておらず、予備で契約していたイーロンマスクのスターリンクを使う(スターリンクのレビューはまたの機会に)。

5月27日 やっとプロバイダーの作業が始まる。目安の1週間になるため、1日で終わるのかなと淡い期待を持つ。

5月28日 新しい電線?のようなポールに建て替えられていることを知るが、ネットも電話も使えないまま。昨日の期待はことごとく破られる。

5月30日 作業が長引いているとのことで、6月7日復旧予定との通知が入る。(それから何も作業が入っていないため、6月7日完了予定というのも怪しい。)

5月31日 お隣さんが訪問してくる。どうやら、プロバイダーが作業した時に、お隣さんのケーブルを誤っていじったらしく、お隣さんもネットを使えなくなっていることが判明。お隣さんも在宅勤務でITコンサルなのだが、お隣さんのプロバイダーは何も代替案の提案等なく、急遽、レンタルオフィスを契約してそこで仕事しているとのこと。

6月4日 工事のエンジニアの方(第二弾)がやってくる。時間がかかっているのは、うまくケーブルが繋がっていないのか、第一弾の工事の方々が中途半端な状態かつ問題大有りの状態で終わらせていたらしく、修復に時間がかかっているとのこと。

6月5日 工事のエンジニアの方(第二弾)が、ネットが繋がらなくて3週間とは不便だろうと気を利かせて、スケジュール調整してくれて工事完了予定日前に修復してくれた!!(びっくり!)無事、完了。

学び

・イギリスの完了予定日はあてにならない。
・言わないと動いてくれない。(ネットが繋がらない旨の問い合わせをしなかったら、エラーなど発生していても修理には来てくれなかっただろうと思われる。)
・自分の担当のことしか仕事しない方もいる。(担当外のことは顧客に迷惑がかかるとなっても、自分たちの分野さえ完了させればそれで良いという考えで動かれる。思いを馳せず、仕事していない。←イギリス人夫曰く、縦割りの企業の体系に問題ありとのこと。)

BTのインターネット回線が万が一落ちてしまった時のためにと、スターリンクの契約をしていたから良かったものの、復旧まで2週間かかり、その間の代替案もポケットWi-Fiということで、私は不満だらけだったのですが、イギリス人の夫にしたら、「定期的に状況をアップデートしてくれて、対応は良い方だよ。」とのこと。
ちなみに第二弾のエンジニアの方は、とても丁寧で、不便だろうと色々調整してくれて、顧客目線で仕事をしていただいたため、とても感動しました。

日本基準が抜け切れていない私ですが、こちらからしっかり要望を伝えないといけないんだなぁと学ぶ良い機会になりました。



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