眠たいときの話

私は春から人生を変えようとしている。
これから住む場所も、仕事も、一緒に過ごす人たちも全て大きく変わろうとしている。
そのために、たくさんのことをやらなくてはならないのに、
この２ヶ月間、眠たくてしょうがない。
寝ても寝ても寝足りなくて、仕事以外にひたすらベッドに居る生活。
そんな話を人生の先輩に何気なく話してみたら、こういう返答が返ってきた。

　僕は何度もそういう経験がある。
そんなときは、人生が大きく変わるときだと思っているよ。
今まで何度も目の前の問題のことを考えて、悩んで、その結果自分の道筋　　を決めたらあとは行動するのみ。
行動するに至るまでにかなりの体力を使ったし、これからに向けて眠って力を溜め込んでるんだ。
次の段階へ行く準備を自然と体がやってるんだよ。

私はものすごく驚いた。
年齢を重ねるごとに体力が無くなっているのだと思っていたからだ。
次の段階へ行く準備・・・。
全てが新しいものへ変わっていく。
その行動を決めるまでに何度も自分と向き合い、考え続けた。
春からの行動は、私が生きた全てを受け入れて変化させるために勇気を出して決めたことだった。

今、眠くて何も行動ができていない自分がやるせなかった。
こうしようと決めたのに行動に移せないことで不安になることがあった。
だからこの言葉を信じようと思ったし、この言葉を嬉しく受け止めた。

春から体がアクティブに、新鮮に、しなやかに行動できるように休ませておこう。

色んなことを考えきた。
考え過ぎて眠れなくなる日もあった。
私は色んな周り道をして、色んな壁と直面し、知らず知らずの間に体力をかなり使ってきたんだと実感した。

大丈夫。今何かが大きく変わろうとしている。
焦らなくていい。私一歩一歩の距離を確実に歩んでいけばいい。

また行動を起こすとき、この言葉を思い出せるように、ここに記録しておこう。
私らしく、逞しく、強く生きるために。