ついにAmazonもポッドキャストサービスを開始、そのUIと使い心地は?
ポッドキャストを聴く人、始める人が増えているなか、ついにAmazonまでもが配信サービスを開始しました。
音楽配信サブスク+ポッドキャスト配信という意味では、Spotifyにとってド競合となりますね。
さっそく使ってみました。
ウェブ版はブラウザでAmazon Musicを開いて、トップページからポッドキャストのカテゴリーに進むといろんな番組が聴けるようになっています。
気になるワードで検索すると、すでにAmazonで配信を始めている番組を探すことができます。
試しに「ドングリFM」という番組を聴いてみましょう。いかにも楽しそうな番組ですね。
再生画面はこんな感じ。
すでにある音楽配信に合わせたUIで、シンプルかつ使いやすいです。操作感や見た目は、同じカテゴリのサービスであるSpotifyによく似ています。
こちらがSpotify。
画面をぱっと見ただけだとどっちがどっちだかわからない。
Apple PodcastはPC版・アプリ版ともにやや癖がある動きをしますが、それに比べるとAmazon MusicとSpotifyはかなり使いやすい印象。音楽を聴くのと同じ感覚でポッドキャストを聴けます。
スマホアプリも使いやすい
スマホ向けのAmazon Musicアプリでも同期されます。めっちゃ便利。機能的にSpotifyを上回るということはないけれど、Amazonのサービスを日常的に使っている人が「ポッドキャストでも聴いてみるか〜」と思ったら、これで十分です。
現状、AppleとSpotifyがポッドキャスト界のグローバルリーダーですが、Amazon Musicを持つAmazonが世界各国で一斉にポッドキャストの配信に乗り出すとなると情勢が変わってくるかもしれません。
特にAlexaを持っているのはAmazonの強みになりそうです。スマートスピーカーを握っているので、今後は「アレクサ、◯◯(番組名)をかけて」で即座にポッドキャストの再生が可能になったりして。
Amazonのリリースにはこう書いてありました。
例えば、ランニング中にモバイルで再生し、帰宅後にEchoデバイスにシームレスに移動して、途中から再生することができます。 (Alexaを使用したポッドキャストは、日本では9月17日午前10時から有効になります)
ポッドキャスト自体はどのアプリで聴いてもまったく内容は同じですが、この視聴体験は強烈かもしれません。