お酒が好きだけど、ノンアルコールバーに行ってみたら、意外と快適だった。
ついこのあいだ、ノンアルコールドリンクのみを提供する「Bar Straw」というバーに行ってきた。
オープン日時は不定期、場所も不定という珍しいバーだ。たまたまその日は神楽坂にある「かもめブックス」という本屋で営業していた。ちょうど神楽坂でお酒を飲む予定があったので、ひとりゼロ次会としてふらっと寄ってみた。
けっこう賑わっている。お酒を提供しないから、みんな静かにジュースとかお茶を飲んでるのかなと思ったら、そこはワイワイガヤガヤとまるで普通のバーのようだ。ノンアル限定なのに酒好きが集まってきそうな雰囲気をまとっている。
肝心のドリンクだが、これがめちゃくちゃ美味い。
オレンジ珈琲トニック 600円
オレンジの酸味、コーヒーの苦味、トニックのシュワ感がうまく溶け合って、なんとも言えない奥深いノンアルドリンクになっている。
「ソフトドリンクに600円?」と思うかもしれないが、個人的にはありだ。これは間違いなく美味い。スタバで出してほしい。
あと意外とよかったのが、いくら飲んでも酔わないこと。
ノンルコールドリンクはぐびぐび飲んでもまったく酔わない。当たり前だ。でも普段日が暮れてから口に入れる水分のほとんどがアルコールという暮らしをしていると、飲んでも酔わないというのは意外と快適だった。
頭ははっきりしているし、変に食欲が沸いてきたりもしない、判断力もいつもどおり。だから1〜2杯飲んで、よし行くか、とさっと店を出られる。
なぜ僕らがお酒をだらだら飲んでしまうかというと、それはお酒を飲んでるからだ。人は酒を飲んでると、もっと酒を飲みたくなる。酒が酒を呼ぶのだ。
だから、ノンアルコールバーでは飲みすぎることが絶対にない。それは発見だった。アルコールが入ってないと、2杯も飲めば何かが満たされる。
次回は永田町にあるNagatacho GRiDというコワーキングスペースで、12月14日(土)にオープンするらしい。職場の近くなので行きたいところだが、土曜日か。
Bar Strawの今後の予定はインスタで確認できる。
たまにこういうノンアル限定のお店に来ると、逆にアルコールの本質が見えてきそうだ。自分のお酒の飲み方を振り返るいい機会にもなる。
もちろんその後は行きつけの焼き鳥屋で死ぬほど飲んだ。
山崎ハイボールに焼き鳥。最高の組み合わせだ。
ちなみに、ハートランドを置いてる飲み屋はほぼハズレがない、と思うんだけど、どうでしょうか。