ECから学ぶ、購入後にもう一度買いたい!と思わせる企画アイデア
こんばんは。なるぴーです。
東京は雪が降るそうで、外がとても寒いですね。
前回は「シャドウバース/荒野行動から見るガチャ以外の商品企画アイデア」をお伝えしました。IPゲームでは商材魅力を強化、非IPゲームでは他者との比較や試着によって購入を狙っていくといった内容に触れました。
さて、今回は一度購入してもらったお客様にファンであり続けてもらうための企画アイデアを考えてみます。
おすすめの読者
次回以降も購入継続をしてもらいたい商品企画担当者の方
実はありがとうを言わないスマホゲームの世界
お店で商品を購入したら、店員さんは「ありがとうございます」
って言ってくれますよね。
でもスマホゲームの決済画面って「クリスタルを50個購入しました」のようなシステムメッセージで終わる場合が結構多かったりします。少なくともシャドウバースはそうだったりします。少し味気ないですね。900時間もプレイしているのに(前回記事参照)
私たちつくり手からしたら、お客様がせっかく良いと思って購入してもらったことに対して感謝の気持ちを伝えていなんです。
そんな中、本日はちょっと「おっ」と思ったものがありました。
オンラインショップでシューズを買ったところ、
メッセージカードが入っていました。それもコピー用紙でなく"わざわざ"画用紙で。明らかにつくり手の想いが籠っています。
ECではない、デジタル商材を販売するスマホゲームでは実際にメッセージを送るのは難しいかもしれません。
でも購入時に感謝の気持ちを伝える、というのをやっているタイトルがありました。アナザーエデンです。
ゲーム内の有償通貨購入時にメッセージが出ます。
こういった事例はいままであまりなかったのではないでしょうか。
印象に残す、思い出してもらうための仕掛けとして優れていると感じました。
では購入後にとにかくありがとうといえばいいのか?
ZOZOTOWNはショップの流れを汲んでいることもあり、購入後にメッセージが表示されました。内容は「ARIGATO!」が動的に表示されますが、私にはピンと来ませんでした。日本人なので「ありがとう」の方がしっくりくるのかもしれませんね。
商品がコモディティ化されやすくなってしまった現代では、
感情が動く体験をいかにデザインできるか?がキモになってきそうです。
まとめ:感情が動くときの要素
・期待を超える(思いもしなかったタイミングで感謝される)
・特別感がある(特別な用紙だったり、イラストがついていたり)
きっと他にもあると思います。
これもそうじゃない?というのがあればぜひコメント欄への記入もお待ちしております。
それでは現場からは以上です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました! サポート頂いた分は、新しい記事を作成時の参考書籍や、 勉強代に充てさせてもらう予定です。