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これからミャンマーに行く人へ役立つ情報を残したい

1月の2週目、ミャンマー旅行に行ってきました。

観光地としてはまだマイナーな土地。ネット情報も他の観光地に比べれば少ないため、これからミャンマーに行く人へ向けての参考資料を残したいと思います。

ただ今後数年もすればミャンマーも様相が変わっていくはずなので、その時は2020年1月の記録として見てもらえるといいです。

ミャンマー旅行関連の記事はいくつかに分けるつもりですが、今回は知っておくと役立つかもしれないミャンマーポイントを中心にまとめていきます。

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↑ちなみにミャンマーの位置。(白地図専門店より)

0. とりあえず写真をどうぞ。

ほとんどの人は「ミャンマーってどこ??何があるの?」と状態かと思いますので、まずは実際に撮ってきた写真をご覧ください。

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ざっくりいうと……
・キラキラぴかぴかなタイプの仏教寺院がある
・遺跡!って感じの古い遺跡郡もある
・仏像!!!
・街もあれば集落もある
・物価が安い(?)
・暑い

🇲🇲🇲🇲🇲🇲

1. 日中、暑さで行動が鈍くなる。

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まずは人類共通の話題・気候の話から。
ミャンマーの気候は乾季、暑季、雨季に分かれており、10月下旬〜2月上旬にあたる乾季が過ごしやすくおすすめの時期です。今回もこのタイミングで行ってきました。

とはいえ、1月でも昼間は30℃、夜は15℃くらい。
日本にいるときの温度感覚よりは涼しいように感じましたが、体力は意外と奪われていました。13時〜15時頃になると、ジリジリとした暑さに体が守備態勢になるためやたら眠くなります。これがシエスタの仕組みか。

2. 都市部の治安は悪くはない。

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ミャンマーは比較的治安の良い国です。
観光スポットには物乞いや物売りの子供も若干いましたが、数は多くありません。国民が敬虔な仏教徒であり、貧しければ出家して僧になる道があるのが関係してるかも。

ただ、買い物時はぼったくられていないか気にしたいところ。ちゃんと値札のないものは基本交渉で値段を決めるらしいので、決まった価格のものを買ったほうが簡単です。

話の流れで物価の話をしますが、「思ったよりは安くなかった」というのが正直なところです。日本人の感覚でもOKな衛生的な食事や設備を選ぼうとするとあまり大差ありません。
ですが、物によっては安いものもたくさんあります。ミャンマーは有数の宝石生産地なこともあり、翡翠のバングルを(たぶん)お得に買えました。

3. ご飯は無理して食べきるな。

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味が口に合わないということではないです。割と美味しくいただけます。難があるとすれば……

・全体として脂っこい。
・口に運んだら予想外に硬くて喉に突き刺さった長い葉っぱ。
・味覚をクリアしても後から胃腸にダイレクトアタックしてくる香辛料。

このくらいの注意点はあります。
食い意地が張っている私は、初日に入ったお店で身の程を知らずにパクパクといっていたら案の定 腹を下しました

初日の晩ご飯が最初の食事でしたが、ホテルから近いレストランにして本当によかった……。その理由はこの下へ。

4. THE・トイレ事情

我々はミャンマーでも安心で綺麗なトイレにしか行っていません。
ミャンマートイレビギナーです。

それでも、ミャンマーのトイレはふつう紙が流せないというだけで十分ビクビクです。日本人だもの。
うっかりすると便座の中にポイッとしてしまいますが、そのまま流すと詰まります。横に置いてあるバケツ型のゴミ箱に捨てるのです。
日本にあるのとほぼ同じ見た目している洋式トイレでもそうなので、なかなかのトラップでした。(何回かミスった。)

しかし実際に泊まったヤンゴンの高級ホテルのトイレは最高級の「流してOK」なタイプだったので、気持ちがだいぶ楽でした。アジア初級者には迷わずトイレが安心できる高級ホテルをおすすめします。

5. 野犬多すぎ!

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野犬なんてこれまで見たことがありませんでしたが、街では日本のコンビニ以上の頻度で道路に鎮座しています。

どいつもこいつも無駄な脂肪がなくムキムキ、ハードボイルドな顔つきです(でもメスが多い)。過酷な環境で生きていることが伝わります。
日本で見た犬が成犬幼犬関わらず全てぽやぽやな子犬に思えました。

見た目はおっかないですが、近くを通ったからといって襲ってくることは(おそらくほとんど)ありません。人間からのおこぼれご飯で生きているため大人しくしています。

ただし狂犬病による死者は絶えないらしく、必要以上に近づかないほうが身のためです。万が一に備えて噛まれた時の対処、駆け込む病院を調べておいて損はないでしょう。

6. 試練 〜道路横断〜

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ミャンマーは車社会。6車線道路にブンブン車が走っています。車の量が、とにかく多い。(この写真ではスカスカですが…。)

その上で交通ルールはちゃんと整っていないようです。
ウィンカーもちゃんと出さないし、車間距離がやたらと近い。クラクションは鳴りまくりで、道路の真ん中でUターンしているのも見かけました。運転自体は上手いのでしょうか、なぜぶつからないのかが不思議だ……。
ちなみにヤンゴンではバイクが禁止されているらしいのでいません。

そんな道路ですが、歩行者用の横断歩道、信号機は中心地以外ほぼありません。車の波の隙間を狙って駆け抜ける必要があります

手前の3車線を進んだら道路の真ん中で一旦休憩。(ただし島があるわけでもない。)タイミングを見計らって残りの3車線も越えます。
※歩行者を見て止まったりしてくれません。最悪轢かれる。

対岸に行くのが命がけですが、現地の人は慣れた様子で歩いています。何回かチャレンジして学習し、車側の信号切り替わりタイミングを読むことがコツだと知りました。ぜひお試しください。

7. 市内移動はGrab(タクシー配車アプリ)が安心。

観光スポット間が歩いて移動できる距離なら良かったのですが、そうは行きませんでした。あの日差しの強さの中30分も歩いたら熱中症になってしまいます。(実際白人のお姉さんが熱中症で倒れかけてるのを見た。)

移動手段としてはバス or タクシー or 鉄道があります。

ローカルバス
料金一律で安い。ただバス停や路線図を読み解くのが難しい。自分は日本ですらバスが苦手なのでハードル高い。
タクシー
目的地まで一発で連れて行ってくれる。スマホを見せれば喋れなくてもなんとかなりそう。運賃は交渉制だから外人は普通にぼられる。
鉄道
電車ではなく鉄道。本数も少ないらしい。案内板とかよくわからないしハードル高い。線路を人が歩いているぞ。

目的地に確実に到着することをとるならタクシーですが、値段交渉はちょっと……。そんな唯一の弱点を克服するのがタクシー配車アプリの「Grab」。

つまりはアジア版Uberということらしいです。
アプリ内で出発地と目的地を指定すると、料金が設定された上で近くのタクシーとマッチングするのでめちゃくちゃ便利。クレカ払いができるのも最高。

ただ、そのUberすら使ったことのない素人だったため、出発地を間違えたり、現在地が伝わらなかったりでなかなか合流できず……。めっちゃ電話でやりとりした(友人が)。

3回目のチャレンジでようやくタクシーに乗ることができました。
降車時に「高評価つけてね!」って言われるので問題なければ快く星をつけましょう。

🇲🇲🇲🇲🇲🇲

以上が、個人的に印象深いミャンマー旅行のポイントでした!
ミャンマーについての知識を多少なりご提供できたでしょうか。

他にも今後、おすすめのお土産の話や、初めての個人海外旅行に行ってみての感想などの視点でもまとめる予定です。ご興味があればそちらもご覧ください。

【追記】お土産まとめ記事書きました↓


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