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第7話 オープンする場所が決まった!?いきなり有力な協力者が現れた

移住者の野替さん

移住コーディネーター養成講座の同期生

移住直前の8月から参加している移住コーディネーター養成講座。この講座には移住コーディネーターとしてこれから多古町に移住を考える方々のサポートがしたい人が集まっている。
それくらい積極的な人たちだからこそ、みなさんそれぞれに多古町のことを色々と考えている。ここに集まる人たちは、一緒に何か面白いことを考えていくには良いメンバーかもしれない。
第2回目の移住コーディネーター養成講座に参加した時、同じグループのメンバー全員と連絡先を交換した。そのうちの1人が野替さんだった。

隠れ家的ログ風ハウスと畑

野替さんは、面白い場所に住んでいる。僕の家がある場所は畑に囲まれているスタイルだが、野替さんは山の中のようなスタイルだ。この打ち合わせの時に写真を見せてもらい、びっくりした。同じ多古町でもこんなに雰囲気が違う場所があるのか、と。
ログ風の家と、広めな畑。そして林に囲まれている。なんとも隠れ家のような雰囲気で、すごく良い。ここで何かできたら面白そうな匂いがプンプンした。

ビジネスアイデア

田舎で起業!本当にできるの?プロジェクト

野替さんと打ち合わせさせていただき、まず僕が進行しているプロジェクトについて説明した。2023年4月にオープンするという目標のこと、それに当たって設定している3つの条件のこと。勝手に決めて勝手に進行しているプロジェクトだが、決めたからには目標達成したいし、条件も守り切りたい。
このプロジェクトを進行していくには、たくさんの方々のご協力がない限りは目標達成することはできない。まだほとんど何も決まっていないが、自分が持っている草案も伝えたうえで野替さんと手を組んで進行したらどうなるのか想像してみたいと伝えた。

野替さんのビジネスアイデア

野替さんには、素晴らしい場所がある。畑の一部で自分で作物を作って売ったりもしているそうだが、たまに人を呼んでバーベキューしたりしているらしい。野替さんはその昔長崎に行った時に、バーベキューで目の前の畑で採れた野菜をそのまま焼いて食べさせてもらったとのこと。それがとても美味しくて、印象に残っている話を聞かせてくれた。確かに、美味しそうだ。僕もそれは体験してみたいと思った。

野替さんの場所で構想

何をやるか

僕が持っている「何かを手段にコミュニティをつくる」草案と、野替さんがやってみたいことを組み合わせたらどんな風になるだろう?そのスポットを探るためにお互いの持っているものを出し合った。現実的に可能かどうかは一旦抜きにして、ブレインストーミングしてみた。そうして出てきたのは「農業版コワーキングスペース×バーベキュー」だった。面白そうな匂いがする。畑を切り売りして、集まる人たちがコラボレーションしてそれぞれの事業を発展させていく。ワクワクする。しかし、これを進めるためには一筋縄ではいかない様々な課題があった。

現実的に進めるために直面した課題

実は野替さんには、メインの仕事がある。自宅での農業は、副業らしい。しかも、宿泊で連勤なんてこともあるとのことで、週の半分くらいしか自宅にいない。さらには、9月までは今の勤務形態を変えることはできないとのこと。だから、今の場所を使って何かやるというのはかなり制限が出てしまう。実際に、2023年4月にオープンすることを目標に進めるとなると、どこか小規模にスポット的に始めるしかない。
もう1つ問題がある。この場所でスタートさせていただくとしたら、水道やトイレなど水回りの工事が必要とのことだった。建物の外に潰れた納屋があり、そこにはトイレなど水回りがあったらしい。いつ、誰がきても良いようにするとなると、その納屋と水回りの工事を入れる必要がある。それに対してかかる費用面も、考えなければならない。

これからやること

打ち合わせだけやっていても。何も進まない。野替さんから、一度下見に来るように提案をいただいた。確かに、話だけ聞いていてもわからない部分も多いし、実際に見てみることで何かアイデアが出てくるかもしれない。僕はその場で予定を確保させていただき、まずは下見に行くことにした。

→第8話に続く

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