見出し画像

Living Anywhereとわたし

はじめまして。なるあやです。

この度、職場の方々に背中を押され
noteを書くことになりました。

私は今、縁あって、一般社団法人Living Anywhereというところで
育児の合間を縫って、リモートワークで働いております。

みなさん、Living Anywhereってことばを聞いて
どんなことをイメージされますか?

ちょっと下の画像をそっとクリック。

画像1

「なんか、自分とは縁なさそう・・・」
「ちょっと何言ってるか分かんない」
「面白そうだけど」
「ちょっと楽しそうだけど」
「この人たち、どこでも自由に暮らそうとしてるの?」
「ああ…流行りのワーケーションとか地方移住とかって感じ?」

こんなところでしょうか。

「何これめっちゃ興味ある!!知らなかった!!運命!!参加したい!!」

これ感じていただいた方、すぐ連絡ください。笑

私は初めてこの”Living Anywhere”のことを知ったとき
「で、実際、何している団体なの?怪しいの?」
と、それはもう自分とは無縁の意識高い系集団だと思ってました笑

しかも、活動内容がめっちゃアウトドアな感じ?
水道がないところに暮らす?いや、水道は欲しいよね。
薄ら境界線が見えた瞬間でした。

私はいわゆるインドア都会派で育ちました。
よほどの行事でもない限り、進んで海にも山にも行かなかったタイプ。

当時の育児の大変さから、仕事のお誘いを断ることもできた。
だけど、何かのチャンスかもしれない。とりあえずやってみよ。

こうして私の個人的プロジェクト
”子供と共にリモートワーク”と共に、
全国あちこちでお仕事されるメンバーの活動を
家にいながらにして知ることのできる日々が始まりました。

久しぶりに社会と繋がれて、心から刺激的ではあるものの、
基本、私はなかなか断乳できないデカイ乳飲み子を抱えていて、
仕事の動きに遅れを取るまいと思う日には、
常にスマホと子供を交互に睨めっこ。
育児も仕事も心ここにあらず状態です。
マルチタスクは本当に疲れます。
そして背後にはクッション代わりに、畳めずに積まれた洗濯物の山…


出かけた日には、子供が昼寝をした瞬間にPCが開けるよう、
Wi-Fiが確保できるカフェやフリースペースの周辺をうろうろ…
お願いだから寝てくれ……寝ません。
無駄に商業施設を散歩して、貴重な夕方が終わります。
夜もやっと寝た…起きた…寝た…起きた…のメドレーで
最終的にはPCをパタっと閉じて小声で発狂。あ”ー。


「最低限の作業くらいはできるけど…今の私にはついていけないぞ?!」と
育児真っ只中の私は警戒シグナルをMAXで発動していました。


・・・こんな私が関わってて、同じ気持ちになれないけど。大丈夫????


そんな感情を密かに抱きながらも、やるからにはちゃんとやろう。
知れる機会は最大限に。何か自分にも貢献できることがあるかも。

そんな気持ちで、時々一時預かりや習い事を駆使しながら、
間に急な引っ越しを挟みながら、かれこれ2年が経ちました。


子供はようやく今年6月に待ちに待った幼稚園へ入園。
やっと確保できた私時間!!!!Mtgに120%気持ちを注げて幸せです。


コロナ禍もあり、気付くと大きく世の中が変わってきました。
始めた頃は周囲に珍しがられたリモートワークも、今や当たり前の世界に。

自分が当たり前だと思ってたことが当たり前じゃなくなってしまった。
特別だと思っていたことが、当たり前になった。

世界がひっくり返ったとすら思えた出来事でした。

自分が無意識のうちに「こうしなきゃ」「したい」としてきたこと。
一方で、密かに「こうだったらいいのに」と思ってたこと。
これってなんだろう?

コロナは、私がこれらに向き合うきっかけになりました。

そしてこの視点、すごくLiving Anywhereの考え方に通ずるもの
やっと、私の気付きが、仕事への理解に繋がったのです。遅い。
いや、遅くない。人生何事も今日がスタートの日。

コロナでの気付きに限らず、日々生活していると
沢山の制約によって、無意識のうちに自分を見失ったり、
ホントはどうしたいのか分からない、むしろ気が付くチャンスすらない
ってことありますよね。

私にとっては育児でもそう感じることがあります。ありすぎます。
転勤が多いであろう我が家、制約を感じることはとても多い。制約まみれ。

それが、Living Anywhereと関わり続けることで
様々な問いかけができるようになり、段々と思考が変わって来ました。

今が大変だとして、じゃあこれまでの自分は”自分らしかった”のかな?
そういえば、どうしてここに住んでいるんだっけ?
仕事?家族?実家?便利さ?

拠点を移すって大変だけど、結構メリットも多いよなあ。

大きく未来が変わろうとしている今、
子供の未来はどうなるのだろう?教育は?就職は?
自分の老後はどうなるのだろう?住まいは?医療は?

日本に、世界に、見たことない景色がどれだけ広がっているのだろう。
美味しい食事って?楽しいって?仲間って?繋がりって?
夢を持つって?心豊かって?

人生ってなんだ?(ついにここまで来ました)

なんだ、普通の主婦でも、LivingAnywhereな考えが役に立つ。
役に立つというか、自分事として、すごく身近なものになりました。

私が自分にとって大いに異質だと感じたLiving Anywhereが
その世界観に触れ、2年経ち、
未来について考える視野を広げてくれている

Living Anywhereとは??

「自分らしくを、もっと自由に」をテーマに、様々なテクノロジーによって水、電気、食料、通信、医療、教育、仕事など、人にとって必要不可欠なものが地球上どこにいても手に入る世界へアップデートし、ライフラインの限界から解放された本当の意味での自由な生き方の実現を目指すプロジェクト


何が一番伝えたいことかというと、やはり冒頭
「自分らしくを、もっと自由に」ということではないでしょうか。
私はこのテーマがとても好きです。

自分らしいって何だろう。自由になるってどういうことだろう。

そんなことをふと、今夜考え始めるだけでも、
ちょっとLiving Anywhereの世界観が
身近に感じていただけるのではと思います。

どこかでこれを読んでいる方に、何か少しでも
”Living Anywhere”を自分事に捉えられるきっかけをお届けできたら。
これからも、そんな思いでぼちぼち更新していきたいなと思います。