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【ベストキッド・シナリオ】順調に進展! ペド告発映画が大ヒットし、【嵐の9月】に突入! 政治・経済・文化それぞれの分野でディープステートシステムの崩壊が進む。沈黙してきた、自由の音を聴け! 第63話

【あらすじ】B大学の大学院生のアカツキ初美が、陰謀論オタクのクリスたちと「世界のリアルな真実」を探し求めるストーリー。風変わりな教授から出された【マドンナの暗号】を解読するため、初美たちは【シロウサギ】を追って、陰謀渦巻く世界を駆け抜けるーーー

※この小説は、リアルタイム連動です。過去にさかのぼって、読む必要はありません。どこから読み始めても、だんだん、世界の真実が見えてきます^^


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2023年9月11日(月)13:15
B大学 国際関係学部専用図書館 ホワイキューブ カフェコーナー

B大学の大学院生のアカツキ初美は一人で、アイスコーヒーを飲んでいた。

(ふう・・・アツィ。9月になったというのに・・・)

今日は【9・11】。

22年前に、同時多発テロが起きた日だ。

(私が生まれたのは、2000年だから・・・ほぼ、私の23年の人生と同じくらいの時間が経った。あの、【歴史的な陰謀】が起きてから・・・)


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9-11 Sounds of Silence Tribute by Steve A. (Disturbed)              434万 回視聴

※(初美)この動画を観ると、911事件の凄まじさを感じることができると思います。人間がここまでやるなんて、とても信じられない・・・

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3年前にGRSコースに入った頃、初美は「陰謀論」という言葉を知らなかった。「偽旗作戦」と言う言葉も。ましてや、【9・11テロ】がディープステートによる計画的な犯罪だったなんて・・・

そんな訳ないでしょ、馬っ鹿じゃないの、あんた!

「9・11の陰謀」を熱心に語る(オタクの)クリスを、当初、初美は馬鹿にしていた。しかし、結局、私はクリスの話を信じた。そして、世界の真実(リアル)を求め、シロウサギを追いかける冒険に乗り出したのだった。

(あの時、私、逃げなくて良かった・・・)

そして、その冒険は、リアルタイム連動の小説になっている。GRS(グローバル・リアル・スタディ)コースが始まってからの3年半の出来事は、いずれ、世界史の教科書に記されるだろう。そんな激動の時代をリアルタイムで生きてこれたことが幸せだと思う。

しかし・・・

今年に入ってから、『マドンナの暗号』は殆ど書かれていない。友人から『マドンナ』って終わっちゃったの? と訊かれる始末だ。

現在の執筆担当は、星田さんだ。彼は、学生のクリス達とは違い、プロの記者兼編集者だから間違いないと思ったが。

(なんで、星田さんは全然書かないのか・・・? 教授やTAは、なぜ、それを放置しているのか・・・?)

今年も気が付けば、もう9月で、今日は9・11だ。もう我慢できない。いっそ私を執筆担当にするように、TAに話しにいこうかな・・・


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2023年9月16日(土)23:00
B大学 若草寮 スタディルーム103(トリサキルーム)

クリスは、一人、トリサキルームで文章を書いていた。

(『マドンナの暗号』を書くのは、久しぶりだ。腕が鳴る・・・)

部屋は静かで涼しかった。心と体が一つに集中していて、心地よかった。

クリスはノートに書いたメモをみつめていた。『マドンナの暗号』の前回(62話)は、4月19日のロバート・ケネディ・ジュニアの出馬宣言について書かれていた。

(前回から数ヵ月経っているが、これなら、大丈夫だ。書ける・・・)

コン、コン。

ドアがノックされ、初美が入ってきた。

「初美ー」


「こんばんはー。コーヒー持ってきた」

「あ、ありがとう」

「TA(ティーチング・アシスタント)の山口さんに聞いたよ。クリスが『マドンナの暗号』を書くって。星田さんから引き継いだって」

「早耳だな」

「まーね。で、手伝いに来た。それで、今、どんな感じ?」

「足元のシナリオを確認してたとこ」

「シナリオ・・・」

「オレタチの【メインシナリオ】は、現在は【米国の第二次独立戦争】だ」

「そうだったわね。星田さんも第62話はそういう感じに書いてくれてたっけ」

「そうそう。だから、途中、中抜けになっているけど、今のところシナリオに破綻はない」

「中抜けって?」

「4月19日の戦争開始の、次に思い浮かぶ重要日付といえば?」

「そっか。7月4日の独立宣言か!」

「じゃあ、今年の7月4日に、何か重大なことは起きたか?」

「重大なこと?・・・起きてないんじゃない・・・?」

「いいや、ちゃんと、起きた」 

「そっか! だよね。あの映画、今年の夏の大ヒットだった・・・」

「そうだよ。ペド(小児虐待、人身売買)の組織的犯罪を告発した映画が大ヒットした。『サウンド オブ フリーダム』というタイトルの映画の上映開始が、7月4日だ」

「偶然じゃないわよね」

「もちろん。CNNですら、大ヒットを報道している」

「映画の予告編からいくつか紹介するとさ・・・国際犯罪と言えば、これまで、武器や麻薬がメインだったが、今や、子供の売買(小児性愛、ペド)が最も成長しているという」

「すごい告発よね」

「これまで、大手メディアは、【ペド】に言及することを避けてきた。エプスタイン事件が明らかになって、米国大統領も、英国王室も、ハーバード大学の総長もエプスタイン島に行っていたのに・・・」

「でも、この映画の大ヒットで、マスコミもペドを無視することができなくなった・・・」

「そうそう。そういう意味で、巨大爆弾を敵陣の中央部に落したのと同じなんだ。なんたって、現在の戦争は【デジタル戦争】だから」

「しかも、この映画は、実話に基づいているのね」


「下記の動画では、『サウンド オブ フリーダム』の主演俳優ジム・カヴィーゼルが多くの視聴者に対して想いを語っている。感動的なんだ」

「そうなんだ。あとで観る」

「ぜひ観てくれ。この映画の元になった実際の人物も登場するんだ」

「そして、なんといっても、この動画では、『マドンナが発した暗号』である、アドレノクロムについての簡単な解説も語られている」

「それは、ぶっ飛びねー!」 

「そうだよ! だから、この映画は、超ど級の、大事件なんだ!」

「だんだんすごさが分かってきた・・・久々の執筆だけど、クリス、やるわね」

「まーねー。あとね、その後の展開としては、下記のロスアンジェルス・タイムズが書いたように、この映画が告発したこと(ペド)は【文化戦争】の主戦場となった、ということだ」

「ああ、それって、よく説明しないと、普通の日本人にはあまり通じないかも」

「そっか。ま、文化戦争については、今度ゆっくり書くよ。今日は、先を急ごう。もうひとつ、『サウンド オブ フリーダム』について書くと、大手メディアは、下記のように、「Qアノン映画だ!」とか、こき下ろしているが、映画のもとになった実話は自分たちが昔報道したことだった・・・っていう間抜けぶりも露呈した」

デジタルソルジャーの番組『Eye of the Storm』より


「それで、7月4日の後のシナリオはどう続くの?」

「こんな感じかな」クリスは、下記を正面スクリーンに映し出した。

「7月4日の後、実に、いろいろなことが起きた。それを書きたいと思うが、リアルタイム性が重要なんで、一気に9月に飛ぶ

「ほう」

「それは、今日の冒頭にリンクを張った911テロ関連の動画(Sound of Silence)をデジタルソルジャーの番組(Eye of the storm)で観たからってこともある」

Sound of Freedom ⇒ Sound of Silence という流れね」

「そうなんだ。これは、偶然かもしれないし、特に、意味はないとも言える」

「この世に意味のない事なんて、無いんでしょう?」 そう言って、初美は笑った。

「バレたか。9月の話をする前のことを、少しだけ書いておくと、実際、この夏は、しつこいほど、トランプに対して権力者層が司法的な攻撃を行った。そしてついには、トランプは逮捕された」


「逮捕されたが、大統領選挙への影響はほとんどないとみられている。逮捕されるのも前代未聞だが、影響がないどころか、むしろ、トランプの支持者を勢いづかせているというのも、凄いことだ」

「これまでの常識が通用しない・・・」

「普通に考えると、大統領だったのに逮捕されるなんて、なんて酷い人なんだろう、となるはずなのに、そうならない」

「もともとトランプを支持しない人は、トランプが酷い人物だと思っているから、逮捕されても考えは変わらない。一方、トランプの支持者は、逮捕する権力側に問題があると考えているから、ますますトランプを強く支持する・・・これって、「分断」と言えばいいのかしら・・・」

「分断というのは権力側が用意した言葉だよ。現在のアメリカの状況は、分断ではなく、【正当性の危機】だよ」

「正当性の危機?」

「そう。多くの国民が、権力側(ディープステート)のやることを信じなくなっている。マスコミも学者も信用できない。選挙も大規模な不正があるに違いない・・・権力者層が行っていることを国民が疑い始めたら、国家の重要な土台である「正当性」が失われているって、ことさ。それを認めたくないから、分断と言ってるにすぎない」

「確かに、そうね。トランプの疑惑は多すぎて訳が分からなくなっていると思うので、毎日新聞さんのまとめを貼っておくわ」

「どれも言いがかりにすぎないし、下記の③と④は【不正選挙】を正面から取り上げざるを得ない状況に、ディープステートが追い込まれているとも言える。それだけとっても先は明るい」

※毎日新聞さんのまとめ

「さて、9月に入ってから、目を惹くニュースがどんどん入ってきているが、最高に重要なのが、9月12日のバイデン大統領弾劾調査の開始だ」

「そうよね。でも、なんだか、トランプは何度も起訴されちゃうし、この前は逮捕されたし、その前、弾劾も2回くらいされてるし・・・トランプ陣営とバイデン政権で泥試合になってる・・・だから、今度は弾劾か・・・って感じで、あまり重要視されていない」

「さすが初美は、ナラティブ読みが得意だな。そうなんだ。ほんとは、これは大事(おおごと)なんだ。トランプに対する弾劾や起訴は、根拠も証拠もないでっち上げばかりだけど、バイデンの弾劾は、息子のハンター・バイデンのPCをはじめ、決定的な証拠が山ほどある」

「そっか」

「だから、ディープステート側としては、バイデンの弾劾が大事に見えないように、泥試合を演出してきたってことだよ」

「なるほど・・・」

「でさ、このような展開は、僕らの予想シナリオである【ベストキッド・シナリオ】にぴったりだろう?」

「あー、あれ。もう、なんだか忘れてた・・・」

「ひ、酷いな、それ!」

「だって、『マドンナの暗号』って久々だし、読者のみなさんだって、忘れてましたよね? ^^」

「そうか・・・『ベストキッド・シナリオ』というは、映画『ベストキッド』のように、卑劣な悪者たちのルール違反の技で負傷した主人公が、ルールを守りながら戦い、最後の最後に大技で逆転勝利する、というシナリオだよ」

「つまり、これまで、弾劾や起訴、逮捕、あるいは、ツイッターのアカウント凍結、不正選挙など、ディープステートから、ありとあらゆる嫌がらせを受けてきたトランプが、最後の最後に、逆転勝利をするって、っことね」

エぐザクトリー(その通り)!」

(興奮しすぎで、「グ」がひらがなになってる・・・)

「さらに言えば、9月8日にトランプが、これから大恐慌になりそうだよ、とラリー(選挙集会)で言ったのも印象的だ」

「トランプは、公には、この言葉を使わないようにしてきたみたいで、今回が初めてなんだってね」

「そうなんだ。だから、経済情勢や金融市場は、要注意だ」

「日本にも台風が来たけど、やっぱり【嵐の9月】なのね!」

エグザクトリー!


「あとね、実は、9月11日に、バイデンがニューヨークに行かず、ハノイの故マケイン上院議員の記念碑を訪問したというのも、結構なニュースなんだよ」

「・・・というと?」

「でも、長くなるから、今回はいったん、ここで切って、アップしよう!」

「それがいいかも」

「話をまとめると、ここ最近の動きは、下記の通り、「政治・経済・文化」のそれぞれの面でディープステート・システムが崩壊に向かう過程(プロセス)だとみることができる」

「それが、【嵐の9月】よね」

「そして、嵐の9月に続くのは・・・」

「なに?」

「もちろん、【レッドオクトーバー】!!!」




***以下次号***


■荒巻進です! 



【911テロ】がディープステートの陰謀であったことは、僕らでは常識ですが、みなさんの中では、常識ではないかもしれない。そこで、少し、それらしい資料を載せておきます。

下記は、元駐イラン大使、外務省国際情報局長、防衛大学教授の、孫崎先生の『日米同盟の正体』からの引用です。

書いてあるのは、「アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)」というグループが、911テロの1年前に、米国には【新たな真珠湾攻撃(パールハーバー)】が必要である、とする報告を提出した、ということです。



下記のデジタルソルジャーも同様の指摘を最近しています。

「新たなパールハーバー」というのは、おわかりですよね? ディープステートが得意にしている【偽旗作戦】です。

自分たちで大事件を引き起こし、それを利用して、自分たちがしたい(けれども国民からの支持を得る事が難しい)政策を導入する、って奴です。


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