公園の三銃士
冬温し子は母親の三銃士
いつも一休みする公園に3歳くらいのお兄ちゃんが一人で遊んでいました。
連れてきた人は、と見回すと30メートルくらい離れたところに双子用の乳母車に、まだ寝がえりもできない赤ん坊を二人並べて載せた、すらりと背の高いママさんがいました。
間もなく乳母車を押してお兄ちゃんの傍へ行ったママさんとお兄ちゃんがお話しています。
風もなく暖かな日が当たる公園のベンチで私も幸せな気分になって眺めていました。
赤ちゃんの一人が泣いてママさんが抱き上げています。
邪魔にならないように、こっちの隅で眺めていた私は、一休みできたので家へ帰ることにしました。
通り道に近かったのでママさんに声を掛けました。
「ママさん大変ですね」というと彼女はフフッと笑って
「ありがとうございます」と答えてくれました。邪魔にされないで良かったと思いながら、
「そのうちお兄ちゃんがお手伝いしてくれるようになりますよ」と言いますとコロコロと笑っていました。
ついでに、
「やがてママさんの三銃士ですね」と言って私は帰り路に就きました。
神様、あの母と子の姿は私の心を幸せな感動で満たしてくださいました。
主よ!主がお見せくださった幸せに胸がいっぱいです。
感謝します。感謝します。感謝します。
(写真を撮りたかったのですが、プライバシーを考えて撮りませんでした)
2024年1月19日
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