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#94 美容室で要望言いにくい問題

個人と組織の能力を最大化し、
物語を共に創る伴走者、
ナラティブサポートの上村です。


美容室での出来事

先日、美容室で髪を切ってきました。大学生の頃から通っているのでかれこれ20年近くのおつき合いになります。

接客も良く何も不満はないのですが、シャンプーを受けながらふと思ったことがありました。

私は美容室に行くと必ずヘッドスパをします。頭皮がスッキリする感覚とヘッドマッサージが気持ち良いので髪を切るよりこの時間が目当てで行っているといっても過言ではないかも。

シャンプー時の一言

担当してくれたスタッフさんも良かったのですが、シャンプーの時、皆さんもこの質問受けたことありませんか?

『力加減大丈夫ですか?』

この時、何と答えます?
A.もう少し緩めでお願いします
B.もう少しキツめでお願いします
C.大丈夫です

私は本日、こう答えました。
『C.大丈夫です』
(もちろんCとは言ってませんが)

そしたらスタッフさんがこう言いました。
『ファイナルアンサー?』




すみません。これは嘘です。

皆さんいかがですか?
『大丈夫です』と答える人が多いのではないでしょうか?

しかし私の本音はたいていはこうなのです。
『もう少し、キツめがいいなぁ』
でも何か遠慮して言いづらいんですよね。

これってクローズドクエスチョンの弊害なんですよね。

クローズドクエスチョン

クローズドクエスチョンとは簡単に言うと『はい』か『いいえ』で答えられる質問ですね。これだと選択肢が2つに限られてしまいます。

クローズドクエスチョンにはもう一つ『AかBか』と選択する質問もあります。

今回の場合は大きくは3択なので3択にしてくれると答えやすいですね。

美容師さんに『力加減いかがですか?もう少しキツイ方が良いですか?緩めた方が良いですか?このままで大丈夫ですか?』と。

発生原因を変えるには?

こんな事を書きながら、『良い大人やねんから、思ったことあれば言えばいいやん…』と我ながら思ったし、突っ込まれそうですね。

美容師経験のある人に聞きたいですけどこう質問するのにも意図があるんですかね?

カルテに『マッサージの力加減は特にリクエストなし、女性の通常の力推奨』と書いてあったりするんですかね?

それだとカットしてくれるいつもの担当(店長)さんに『カルテにマッサージは力加減キツめと書いてもらえます?』と言えば万事解決なのかなと思った1日でした。

質問の仕方、仕組化で根本を変えることが必要だし、出来るよなと感じた出来事でした。

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