見出し画像

聴覚障害をハンデにしない 「自分らしい」リモートワークという働き方

ナラティブベース歴:2021年11月~
家族構成:爬虫類×5匹と同居中(トカゲ×1、ヤモリ×4)
ずばり、私はこんな人:負けず嫌い、トライ&エラーで成長する、好きなことや得意なことに情熱を注ぎ、黙々と頑張れる
私にとってナラティブベースはこんな場所:お互いを刺激し合える場所
(いろんなキャリアを積んでいる方が集まって、それぞれの得意を活かし合えている&苦手なことは「こんな風に工夫してもいいかも」とアドバイスし合える、成長を見込める場所)

◆今までのキャリア

・アパレル会社での事務職(売上集計、ネット通販管理)
・区役所庶務(生活保護管理など)
・アパレル会社での事務職・営業事務職(ネット通販管理、撮影立ち合いなど)
・ベンチャー企業での事務職・対人援助職(就労移行支援の支援員、障害者雇用採用担当&定着支援担当、オンラインセミナー運営など)

◆私の“しあわせなはたらく”

私には聴覚障害があり、人と会話をする時は、聴こえる音相手の口元の動きを見て、内容を理解しています。ところがコロナ禍の影響で、世間はマスク着用が当たり前となり、会話に必要な口元が見えなくなってしまったのです。
前職では、一生懸命聴こうとしてひどく疲れてしまったり、聞き返すことに罪悪感を感じて、相手の顔色を伺ってしまったり…。そんな事ばかりにエネルギーを使うことに段々と疲れて、自分らしく働けていないと感じるようになりました。
 
一方で、リモートワークという働き方は、ZOOMでの会議(マスクを着けないため口元が見える)や、チャット等を利用しての会話となるため、聴くことにエネルギーを費やす必要がなく、仕事に集中できるのでは、と考えるようになりました。
そんな中、ナラティブベースでリモートワークを長年実践されているメンバーのnote記事を読み、ここならリモートワークで働く事ができる、そして自分らしさも大切にできるのでは、と感じたため、その場でナラティブベースのメンバーに応募しました。
 
ナラティブベースで働くようになっても、もちろん、気を遣うことやZOOM越しで一生懸命聴こうとすることはありますが、聴覚障害をネガティブな理由と捉えずに、一緒に取り組んでくれるメンバーの姿勢や考え方に触れ、「こんな仕事の仕方や、考え方があるんだ」と自分の成長につながっていると感じています。
また、静かな環境で仕事に取り組めることや、自分の体調に合わせて働くことができるので、心に余裕が持てるようになりました。

「自分らしく」を取り戻せたと感じています。
 
ナラティブベースの仕事以外では、聴覚障害のことを知ってもらうために、障害福祉関係のコミュニティや大学などで講師をさせて頂いています。
 例えば、聴覚障害があることで困っていることや、働く上で上司やチームとどのように連携していたか、どういった配慮を得ていたか、また退職することにした理由など…、私だからこそ伝えられることを多くの方に知ってもらう活動をしています。

◆今の仕事と今後の展望

現在ナラティブベースでは、大きく分けて2つの業務を担当しています。
1)プラットフォーム(※)のスタッフ
社内会議の日程調整や準備、代表とメンバーの面談設定、社内ポータルサイトの管理・運営
2)お客様から受託した事務案件のスタッフ
お客様の新規お取引先の与信チェックや、プレスリリース後の露出確認

今後については、社内での頼れる相談先としての役割を担っていけたらと考えています。
「こういう特性があるけど、どういう仕事が合うのか?」を一緒に考えられるような存在になっていけたらと思っています。

※ナラティブベースの「プラットフォーム」とは
一般企業でいう本社機能・管理部門にあたり、新メンバー受け入れ、受発注、請求管理や会議設定等を行っている

◆私から見たナラティブベースの魅力


一番はフルリモートで働ける環境と、個人事業主としての成長ができる環境があることだと思っています。
会社員だと、上司やチームの指示を受けて仕事をする形だと思うのですが、ナラティブベースではみんなでナラティブベースを作っていくナラティブベースの魅力を作っていっている実感があります。またチームメンバー同士、「もっとこうしたほうがいいかも?」「こういう説明の方が伝わりやすいかも?」とアドバイスし合う文化があり、成長につながっています。
現在私は、ナラティブベース以外でも、フリーランスでオンライン秘書のお仕事をしていますが、ナラティブベースのお仕事を通じた成長が、そちらのお仕事でも役に立っていると感じています。

◆”はたらく”上で大切にしていること

・障害があっても、ひとりの人として一緒に働ける努力をすること。
・一緒に働くメンバーとの関係性を大切にしたいので、オンの私・オフの私もお伝えして、相互理解を深めること。

※ナラティブベースの定例オンライン全体会議にて

◆その他情報

リモートワーク上でも、聴覚障害があることで苦労することはもちろんありますが(ZOOM越しで聴いているつもりでも、聞こえていなかったりすることもある)、それをそのままやり過ごすのではなく、「こういう配慮をしたり、私もこういう努力をすることが大事だと思う」と、チームとして働く上で大切なことを、腹を割って伝えることができる環境は、すごく恵まれている感じています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ナラティブベースは、フリーランスでありながら「はたらく」とそれ以上の相互成長を促進する関係性を築いている仲間が40名近く在籍。
「それぞれがしあわせなはたらくをつくりだす」リアルな姿を、
定期的に\今日も「はたらく」女たち/マガジン内で発信しています!

そして、そのメンバーと代表江頭の座談会(2020 年)も、YouTube『ナラティブch』で配信しています。そちらも是非ご覧ください。
↓↓↓

【Narrative ch.#1 メンバー座談会】 オフィスを持たない働き方「フルリモートワーク」ってどうよ?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?