叶姉妹のフィギュアを「エロくない」とほめる人の話
最近話題になった叶姉妹の1/4スケールフィギュア。その完成度から、Twitterなどで「ファビュラスすぎてもはやエロくない」「微塵もエロさを感じない、芸術品」「神々しくて性的に見えない」などといった"称賛の声"が相次いだ。
最近コスプレイヤー界隈などでもたまに見かける、この「芸術的なのでエロくない」という"ほめ言葉"が気になる。
本人に対して「エロい」などとコメントを送ることについて、その"本人"側の方々から「セクハラやめろ」的な声明があがるようになったことから、それを気にしての発言だと思う。そりゃあ、「エロいね」なんて言われたらキモい。相手の気持ちを考えずに性欲をぶつけることは、セクハラであることはたしかだ。
しかし、「エロくない」って本人に伝えるのも、ふつうに失礼じゃない?
エロと芸術的・美的であることは共存していいはず。そもそも人の心は自由なのだから、勝手にエロを感じるのもまた自由だ。二度目になるけど、相手の気持ちや意思を無視して性欲や感情をぶつけるのがハラスメントなので。
わかってますよアピールなのかはよくわからないけど、わざわざ「エロくない」は言わなくてよいのでは。エロくないって、魅力的でないといっているに等しいからね。ポリコレ的に正しく生きようとして、わざわざ否定という手段を取るっていう風潮、いやだな。
叶姉妹のフィギュアに対して「もはやエロではなく芸術」的なコメント多かったけど、ほめているつもりでいて微妙に失礼じゃない? エロと芸術は共存させてよくない?
— nariyuki (@nariyuki) July 17, 2022
コスプレイヤー関連でもよく見るね、「もはやエロくないです」みたいなコメント。エロ目的で見るな!みたいな声明を気にしての発言だろうけど、エロは勝手に感じていいんだよな。それを相手の意志をくまずにぶつけるのがセクハラなだけで。「エロくない」っていうのは全然ほめてない。ふつうに失礼。
— nariyuki (@nariyuki) July 18, 2022
ポリコレ的に生きようとして、「否定」という手段を取っちゃうのはよくない。ささいなことだけど、なんか嫌な風潮だなと思う。
— nariyuki (@nariyuki) July 18, 2022
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