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遅咲き管理栄養士の自己紹介&今後のこと

はじめまして。
管理栄養士として食のことを発信してみたいと思い、noteを立ち上げました。
実は、すでにいくつか発信はしておりまして、
はてなブログでは残業女子のゆるゆるバランス自炊術について
https://oboe-gaki.hatenablog.com/
Instagramでは日本人の食事摂取基準(2020年版)のまとめを
https://www.instagram.com/nariyuka_rd/
Twitterでは適当に言いたいことを言っています(笑)
https://twitter.com/nariyuka_rd

最初の記事ということで、今回は自己紹介と、今後noteで何をしていこうかをお話ししてみたいと思います。

自己紹介

改めまして、なりゆかと申します。
大学(食物栄養学科)卒業、大学院修士課程を修了後、現在は某ヘルスケアメーカーで商品開発に関わる仕事をしています。
管理栄養士・栄養士免許を持ってはいますが、実務経験はありません。

管理栄養士になろうと思ったきっかけ

高校生の頃、貧血を治療した経験から、きちんと栄養を摂取して体を整えることの大切さを身をもって実感しました。
自覚症状はなかったのですが、鉄剤を飲み貧血が改善されると体が劇的に楽になり、今までは疲れやすかったのだな…と感じました。学校の階段でも息切れしていたのがらくらく登れるようになり、マラソンでもタイムが良くなりました。
また、その数年前から氷を食べる癖があったのですが、これも「氷食症」という鉄欠乏性貧血の症状のひとつだと知りました。家では氷をコップに山盛り入れ、常にガリガリ食べていたのですが、改善されると氷を食べたいとは全く思わなくなりました。
もともと医療職に興味を持っていましたが、医師や看護師のように患者さんの治療に全面的に携わるのではなく、何か専門領域を決めてその角度から患者さんに関わり貢献したいと思っていました。そこで、大学で栄養学を勉強し、卒業後は管理栄養士として病院の臨床現場で働こうと考えました。

管理栄養士として就職しなかった理由

大学受験の結果、管理栄養士の免許が取得できる学科に無事入学しました。
学内の食育ボランティアサークルにも入り、栄養一筋な学生でした。
サークル活動を通して様々な対象者に食育を行う中で、世の中の食に対する認識がどこかずれているのではないか?ということに気づきました。正しい食情報の少なさと、それを伝えていくにはどうしたらいいのか?と考えるようになりました。

また、病院実習を通して、生活習慣病にかかっても食習慣をなかなか変えられない、またメディアで出回る手軽な食事法に飛びつく患者さんに出会いました。
このような患者さんをサポートする仕事ももちろん大事だとは思いますが、発症してからではなく、その前に食事を変えておく必要性を強く感じました。
病気になってから大きく食事を変えるのではなく、病気になる前に少し食事に気をつけることで、健康にいられる期間をできるだけ長くできないか?と考え、病院ではなく予防・未病の領域に携わろうと決めました。

「人々が自らの力で健康維持・増進できるようサポートしたい」という目的を持ち、それを達成するにはどうしたらいいか?と考えたとき、当時の私の頭に浮かんだ道は2つありました。

①行政で健診業務等に従事する
②食品メーカーなどで健康づくりに役立つ商品を開発する

①の行政はすごく狭き門で、公務員試験の対策をしなければならないうえ、大きな自治体でも年によって採用があるかないかというレベルなので、その道を目指す勇気は出ず…
②を選び、現在働いているヘルスケア関係のメーカーに就職しました。
(残念ながら就活で食品メーカーにはご縁がありませんでした)

やっぱり管理栄養士として何かしたい

現在は様々な分野でのたくさんの製品の開発に携わっています。
確かに「予防・未病の領域」には携われているのですが、栄養についての知識はほぼ生かせていません。
遅咲きながら管理栄養士として、もともとの夢に立ち返り「正しい栄養の知識や食生活の整え方を伝えていきたい」と感じるようになりました。
大学院での研究で培った理系目線も生かし、科学的根拠のある情報発信を心掛けていきたいです。
転職も予定していますが、まず自分で栄養学を学び直しながら発信してみようと思っています。

さらに、社会人になり忙しく働き、自己啓発等も求められる中で、自分の時間がなく自炊ができなかったり、疲れ果てて食事の準備にまで気力・体力・精神力が残らない…という経験をしました。
管理栄養士であり、先ほどの経験から栄養の大切さも身に沁みて分かっているにもかかわらず、どうしてもできないときは多々ありました。
女性活躍推進といわれる中、このような思いをしている働く女性も多いのではないかと考えました。
そこで、「残業女子のゆるゆるバランス自炊術」と称して、ブログで自分の経験から編み出した献立の考え方や、日々のご飯を作る上で考えていることを書き始めました。

すでにブログがあるため、noteとの使い分けをどうするかはやりながら考えようかと思っていますが(適当かつ見切り発車)
ブログは日々の思い付きのメモ、noteはまとめのような感じにしようかなと思っています。

食事をしないと生きていけないけれど、食事のためだけに生きるのも辛いと思います。
また現在の新型コロナ禍の中で、SNSでは毎日の食事の準備に疲れたという叫びも聞こえてきます。
食生活に対する迷いや悩みを少しでも減らし、毎日をちょっと楽にするご提案ができたらと思っています。
よろしくお願いいたします。

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