生きることってこんなに難しかったっけ

歳を重ねれば重ねるほど弱音を上手に吐き出せなくなる気がする、昔Twitterで自分の感情や想いをあれこれと呟いてた頃に「シンガーソングライターならそれを歌にするべき」と言われたことを今でもふと思い出す、誰に話すようなことでもない独り言を曲にすることは最近でもよくある

昔から自分の意思を人に伝えることが苦手だったから音楽があってよかったと思うことはある、でも音楽があるから大丈夫と思える夜の方が最近は少ないような気もする

悩みのない人間なんていないというのは理解してるしみんなそれぞれの環境で苦しんだりしているのもわかる、でもそんな中でも楽しいことや笑ったりできることがちゃんとあるから羨ましいと思う、昔なら普通にできていたことを苦痛に感じたり、体調を崩すペースも早くなって原因は大体がストレスと思えるようなものだったり、生きることってこんなに難しかったっけと思うことが増えてしまった、休める時に休んだ方がいいしできない時はやらなくていいんだよと言ったりもするけど、今頑張れなかったら一生頑張れないままな気がするし、ここで立ち止まればそれに甘えて自分はずっと自堕落な生活を送ってしまう気がする、と自分をうまく甘やかすことすらできずにいる、とはいっても他人から見ればとても自由で怠けた生活なのだろうけど

苦しいことを自分以外の誰かに知ってもらえば楽になるのだろうか、それすらもわからないし実際に自分が今苦しんでいるのかもわからない、まだ生きているし死のうとはしてないから大丈夫、それでもしんどいと思っている自分も確かに存在していて、本当は何気ない毎日を楽しんでいたいだけなのに、結果不幸な自分が好きなだけという説もある

別に全部が全部苦しいというわけではない、ご飯を食べたら美味しいし今作っているCDも早く完成させたい、小さなやりたいことだってたくさんあるし友達と出かける約束だってある、それなのに昔は気にしなかったことを気にしてしまう自分がいたり、考えなくていいことを頭で考えるようになってしまったり、生きることが難しくなってきている、そしてこれが誰のせいでもなく自分自身のせいということが本当に苦しくて自業自得である