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三代にわたる特A山田錦の土壌の研究 プレミアムな山田錦を求めて 兵庫県 株式会社本田商店【龍力】

兵庫県姫路市 株式会社本田商店

代表銘柄 龍力

まず、本田商店さんは全て酒造好適米を使っており、中でも山田錦はすべて兵庫県の特A地区のものを使っています。

山田錦の特徴

・酒米の王様
・粒・白心ともに大きい
・たんぱく質や脂質が少ない

特A地区の特徴

・山間の丘陵(きゅうりょう)地帯にある。
【丘陵地帯】なだらかな起伏や小山の続く地形

・土壌は頁岩(けつがん)又は凝灰(ぎょうかい)岩が風土した粘土質。
【頁岩】泥土が水面に積み重なって固まった泥岩
【凝灰岩】火山灰が固まってできた岩石

・8月下旬から9月上旬にかけて昼夜の気温差が15°

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龍力さんのこだわりは、山田錦をとことん掘り下げることにある。
同じ兵庫県の特A地区の中でもどこの山田錦が美味しいのか。
どういった土地の山田錦はどのようなお酒になるのか。
写真を見ても分かるように場所によって粘土質だったり、石が密集してあったりとさまざまでした。

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全量酒造好適米、全量自社精米を行っている事も本田商店さんの強いこだわり。
幻の酒米である、神力米の復活にも力を入れている。
【神力米】一つの穂に対して通常の穂よりも粒が多く、大きいものが収穫できた。
そんな事から神から賜ったお米としてその名前が付いたそうです。

他にも色々とお話しを聞いていく中で、大吟醸とはどういったお酒なのかを聞いてみました。
『米の磨き、造りにこだわり、酒米を使うという事が大吟醸である。
そして、水は個性であり、水の特徴をつかんで、蔵癖と水癖を合わせる事が美味しいお酒に繋がる。
土地によっての味の違いなどを特化していきたい。』

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タツリキショップにて
〒670-0927 兵庫県姫路市駅前町188-1 姫路地下街グランフェスタ2番街B1F 
お兄さんに楽しく解説してもらって、特A地区の中でも更に地域別のお酒を頂きました!
どれも抜群に美味しかったです。
僕は、秋津さんが一番タイプでした!

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今回の様に地層まで研究している蔵元さんは初めてで驚きです。
特A地区の中でも地層が全く違ったり普段とは別の視点でのお酒造りへの思いを感じられました。
同じ地区の中でも場所によって味わいが全然違ったり、お酒の楽しみ方の幅がより広がった感覚です!!


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