何を諦めるかが肝心。
「諦めが肝心」という言葉があります。
みなさんご存知かと思いますが、「時には諦めることも大切だ」という意味です。
この言葉をどう受け取るかは人それぞれかと思いますが、私の解釈はこうです。
「肝心なのは諦めの“タイミング”ではなく、“何を”諦めるか」ということです。
では諦めるべきは何なのかというと、自分では考えてもどうにもならないこと、影響を及ぼせないことです。
そういったことはすぐにでも諦めて、自分ができること、変えられることに注力したほうがよっぽど建設的です。
私が資格勉強のために受講していたフォーサイトという通信講座では、しばしばこのような言葉が掲げられていました。
「合格か不合格かではなく、合格か諦めるか」
諦めることなく努力すれば、いつか必ず合格を掴み取ることができるという励ましの言葉です。
私はこの言葉にすごく共感しました。
なので、どうしても自分が成し遂げたいことがあるのだとしたら、どれだけ時間がかかっても諦めるべきではないと考えています。
しかし、膨大な時間を投下しても自分では本当にどうにもならないと判断した時、
時間の経過に伴って自分の中で重要度が下がった時は、諦めることも肝心かと思います。
その時には、諦めのタイミングの問題ではなく、何を諦めるかという問題になっているからです。
今自分が努力していてもなかなか報われないこと、どうしても受け入れられない理不尽なことなどに対して、
「これは諦めて受け入れた方が良いのだろうか」
というのは常に吟味しながら生活していきたいと思います🍀