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テレビを手放して半年後に感じること

子供の頃は、1日6時間以上テレビを点けていました。人気バラエティ番組は欠かさず録画し何度も見返すほど、正真正銘のテレビっ子です。社会人になり、朝のニュースくらいしかマトモに観なくなります。そして今年の4月、引越しの際にテレビを手放しました。
今回は、テレビを手放して半年後に感じることというテーマでお話します。


テレビとの付き合い方

子供の頃、テレビはエンターテインメントとして楽しませてくれる物でした。お笑い芸人が面白いことをして、ディレクターが笑いを足しすと、何が面白いか分からなくても何か楽しく感じて笑っていた気がします。テレビを付ければ楽しくなる。一種のパブロフの犬状態でした。

大人になるにつれ、テレビは情報受信メディアになりました。週末の過ごし方をテレビの企画やCMから決めたり、世の中の情勢をニュースで観たりです。この頃は、テレビを点けていても音だけ聴きながら家事をしたりと、テレビは一種のBGM状態でした。

テレビ卒業時、ニュースを毎日観ているとあることに気がつきました。それは、ニュースの内容にパターンがあるということです。凶悪事件が起きると一斉に報道しますが、それ以外の普段は芸能人の不祥事や不倫情報を流すというパターンです。正直、芸能人の飲酒運転や浮気・不倫に興味が湧きませんでした。自分の生活に関係がないからかもしれません。この時、テレビは観たくない情報も見えてしまう物になりました。


テレビのある生活とない生活

何事にもメリットとデメリットがあります。私にとって、観たくない情報が流れる機会が多くなったというのはデメリットで、テレビを手放すきっかかけとなりました。
ここからは、テレビのある生活とない生活、どちらも経験して感じたメリット・デメリットを振り返ります。

・テレビのある生活
生活テレビをつけると一定のクオリティの番組がそこそこどれも面白く、暇つぶしには持ってこいです。また、マスメディアというだけあって、人との共通の話題になりやすいというのもメリットです。
デメリットは、企業イメージ向上や視聴率獲得の目的に、印象操作をされやすいということです。1つの事実があっても、スポンサーの都合の悪い部分がカットされたり、視聴者が興味を持つよう誇張されたりという操作が叩きます。

・テレビのない生活
受動的な情報がなくなり、目的を持って調べたり検索した記事や動画のみ観るようになります。同じ時間あたりの、情報満足度はブチあがりです。また、自分の興味のある分野に触れる時間が増えるので、趣味も充実するというのもメリットです。
デメリットは、大衆意見から自分の意見が離れていくということです。興味がない情報に触れる機会がなくなるので、それが一般常識であると、周りと話が合わなくなります。またテレビのコメンテーターの批評を聞かないので、自分の意見が強まります。


まとめ

今回は、テレビを手放して半年後に感じることというテーマでお話しました。テレビをボーッと観ている時間がなくなってQOL上がったわー。なんて最初は思っていましたが、最近はテレビを見ている人とと話が合わなくなってきていると感じます。「みんな同じ意見」を作り出すのには良くも悪くもテレビは優秀だったなと感じるようになりました。

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