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スマホで文字を読んでもらう

うちの母親が高齢になって仕事もやめてだいぶ過ぎ、家で韓国ドラマを見るのが楽しみなのですが、テレビを見ること自体が目が疲れる様子。老眼になってきた私もそうなのですが、本を読んだり、ましてスマホのテキストを読むのも疲れてしまいます。
それで母親、もうおばあちゃんですが、スマホ(iPhone)の文字を読み上げてくれないかなあ、と話があり調べてみました。

iPhoneの読み上げ機能【アクセシビリティ】-【読み上げコンテンツ】

iPhoneの読み上げだから設定でアクセシビリティかなとは予想していましたが、まさしくその読み上げ設定がありました。

まず【設定】アプリから【アクセシビリティ】-【読み上げコンテンツ】ここの中に設定内容があります。最初の【選択項目の読み上げ】から使ってみることに。
※この設定はiPhoneでiOS16、2023年3月現在でおこなっています。iOSでUIは変わると思います。

テキストを選択して今回は【コピー】ではなく右側の【すべてを選択】【選択部分を検索】【調べる】【翻訳】【Webを検索】【ユーザ辞書…】【読み上げ】あった!8番目これです。この選択テキストに対する機能もうちょっとあり、【共有…】【新規クイックメモ】まで続き10項目もあります。一回使うとよくある機能が前の方にくるとかは、ちょっとやった感じなさそうです。これをおばあちゃんに説明するのはしんどい。

iPhoneの【画面の読み上げ】と【読み上げコントローラ】

次に【選択項目の読み上げ】の下にある【画面の読み上げ】をオン(緑色マーク)にすると、下に新たな項目【読み上げコントローラ】が出てきます。この【読み上げコントローラ】を選択すると次の画面に【コントローラを表示】が出るのでオン(緑色マーク)にすると「>」くちばし記号を丸で囲んだコントローラが出てきます。

読み上げコントローラ

何かをオンにすると、何かが出てきて出来るようになる仕様は説明しづらいですね。
このコントローラで再生ボタンみたいのを押すと、読み上げてくれます。これは読み上げを選択するのが早くていいと思いました。ただ、最初の【選択項目の読み上げ】をコントローラで出来るのかと思いきや、コントローラだと頭から読み始めてしまうようです。
また、コントローラに指の形のアイコンがあって、押すと途中から読み上げてくれるらしいのですが、これで止めて他のアプリにいくと前のアプリの途中から読みます。なので、読み上げを指アイコンで止めた場合は、途中まで読んでたアプリ上でコントローラを停止して次のアプリに行って再生させないと、読み上げるアプリは変わらないようです。
読み上げをしたまま、ほかのアプリをどんどん使う場合はいいのかもしれませんが、今使ってるアプリの文章をすぐ読ませる場合は、いったん読んでるアプリに戻って止める必要があるようです。ちょっと理解して慣れるのに時間かかりそうです。

iPhoneに本を読み上げてもらう

この読み上げ機能で【ブック】アプリの本を読んでもらいました。宮沢賢治の銀河鉄道の夜を読んでもらったのですが、棒読みです。あと適切なふりがながなければ適当に音読みされてしまったりします。
自動音声なので当たり前なのですが、朗読とはまったく違います。ニュースとかメールとか読み上げさせるにはいいのかと思いますが、本は別物かな。Appleのブックストアでちゃんと朗読してくれる「銀河鉄道の夜」のオーディオブックはいくつかあり、300、500円ぐらい。高いので2000円超えるものもありました。

朗読とかラジオとか聴けばいいじゃん

テレビドラマや映画が見ていて目がしんどい。本を読んでて目が疲れる。そこからiPhoneで読み上げてもらって、耳で聞いたら目が疲れないのではという発想でした。
そもそもドラマや本を聞きたいので、読み上げでなくて、朗読とかラジオドラマなんじゃないかと考えるようになりました。途中からオーディオブックとか調べだして、そう思うようになりました。
そしてラジオ聴けばいいじゃないかと思い、ラジオを聴けるアプリ【radiko】を調べ始めました。この機会にはじめてradikoを聴き、その便利さに今さら驚きです。
このラジオの話やオーディオブックはまた別記事にしたいと思います。

ばあちゃんの依頼から調べはじめましたが、読み上げの世界は意外に奥が深いです。


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