みんなスマホをいじりすぎていないか②

てんぺいです、このGWのテーマは、ことばをたくさん自分の中に取り込むです。かっこつけて言っていますが、要は本をたくさん読む!です。

今のところそのテーマ通りとても有意義な時間を過ごすことができています、


今日こうすけに借りた「スマホ脳」という本を読了しました。今のデジタル化社会、特にスマホの使い方に焦点を当てて、いかに私たちがスマホに生活を支配されているのかを具体的なデータを用いながらわかりやすく解説している本です。この本は日経新聞の中でもこのGWに読みたい本として紹介されていて今話題沸騰中らしいです。

この本を簡単に要約するとSNSやインターネットというものは無意識のうちに僕たちの中に住みつき、強い依存性を生んでいるらしいです。

もちろん驚くような発見もありましたが、正直な僕の所感は「まあ、そうだろうな~」というものです。

この本を読んで重要なことは自分のスマホの使い方を見直すこと、そしてこれからスマホと向き合うか、そこがとても重要であると感じます、その点を気づかせてくれたことにこの本は大きな価値があると思います。

以前僕はこのようなnoteを書きました。

僕はこの時からスマホの使い方について割と真剣に考えていました、

「スマホ脳」にも書かれているように僕たちの生活はスマホに支配されすぎていると僕も感じました。

とっても印象的な出来事があります。

電車に乗っているとよく目にする光景なのですが、カップルがいて男性の人が先に駅を降りて、女の人が電車に残る、その時電車に残った女性が取る行動はポケットもしくは鞄からスマホを取り出し、食い入るようにいじるということです、

電車の掲示板を見たり、本を取り出したり、窓の外を眺めたりするのではなく、ほぼ100%の確率でみんなスマホを手に取り、画面を見ています。これはカップルがとかではなく、みんな一人になると自分のスマホを取り出し、夢中になっていじっているのです、この確率は85%くらいです、(根拠はてんぺいの人生経験による)本を取り出し読み始める人若者なんてほぼいません、

僕はこの光景を見る度になぜか悲しくなります、おそらくデートの帰りなのでしょう、さっきまで電車の中で仲睦まじく手をつなぎながら座っていて、最寄り駅について別れた瞬間にポケットからスマホを出して何かに取りつかれたように画面を見ていた光景は今でもなかなか忘れることができません、なんか物思いにふけるとか、そんなようなことをしてほしいのです、僕は、、


直近で起こったもう一つの印象的な出来事を書きます、GW初日に大学の仲良かった友達とBBQに行きました、

テーブルの上には紙皿やお肉の乗ったお皿、みんなのソフトドリンクのカップなどで物がたくさん溢れていました、

そのわずかな隙間にみんな自分のスマホを机の上に置いていたのです、僕も机に置こうと思ったのですが、置くスペースがなくしょうがなく後ろポケットに入れていました、

本書の中ではとてもユニークな実験がいくつか紹介されていて、その中で食事の際、テーブルの上にスマホを置いている状態と置いていない状態の時どちらが料理をおいしく感じる事ができるかという実験です。皆さんも予想がつくと思いますが、スマホをテーブルの上に置いていないグループの人たちの方が料理をよりおいしく感じたそうです。

食事中、勉強中、何かをしている時に「スマホ」が近くにあることで何か重要な通知が来るかもしれないと無意識に人間の頭の中で考えてしまうことで私たちの集中力というものを大きくスマホは奪うものだと、本書の中では何度も書いてありました。

インスタ、フェイスブック等でで世界中の誰とでも身近につながることができることは本当に素晴らしいことです、でも夢中になりすぎると僕たちの生活を支配してしまうなと実感しました、

僕は2週間前にTwitterを、そして今朝Instagramをアンインストールしました。もうSNSを見ることが習慣になっていた自分にとって寝る前にLINE→Twitter→インスタ→note→You Tubeを見ることが習慣になっていました、朝起きてからもベッドに寝ころびながらこのルーティンです、

習慣となってしまっていたのでTwitterをやめた時、なにか物足りなさを感じましたが、2週間も経つと新たな習慣となり、今ではTwitterを見ることができないということは全く苦ではありません、

いつまで続くかわかりませんが、インスタはパソコンでしか見ないというルールを今日作りました。

前にもnoteに書いたことがあるのですが、成人式の時、地元の友達にインスタ交換しようと言ったら、「え、そんなのしてないよ、てんぺいインスタしてんの??東京に染まったな~他人がどこ行ったとか、何買ったとかみたいな自己満に興味ないよ」と言われたことは今でも鮮明に覚えています。

言われたときは思わずイラっとしましたし、それに対して何も言い返すことができず、ただ笑っていた自分の姿をとても覚えています、もちろん人によっての価値観の差だと思うので正解も不正解もないと思いますが、今ではこの考え方は素晴らしいと思います。

さすがに東京に染まったことは関係ないでしょと今でも思いますが笑

そのような理由で地元の男友達の大多数がインスタをしていないので正直彼らが今何をしているのか僕は全く分かりません、

LINEを通してやり取りを時々しますが、逐一ストーリーで近況が見れるという状況にないので電話したり帰省することでその繋がりというものが生まれています、(全然帰省していませんが、)でもこのつながり方って素敵だなと思うし、何より再会したとき話が弾みまくります、

僕は極論から言うと、スマホを開いた瞬間に必死になってみんなのストーリーを、また大好きなFC東京のチーム状況をツイッターで確認するということにある種の充実感みたいなものがありました。

けれどもどこかSNSに支配されているという気持ちが自分の中には正直あったのでデトックスするということで新たな自分に向き合うことができるのではないかなとポジティブに受け取っています、正直インスタを見ていて人生の為になったとか、感動するほど泣いたという経験はあまりありません、

今日も推しメンの子はかわいいなとか、この子いつもビール飲んでいるなとか取るに足らないようなものであふれていると思ってしまうようになりました、

つい1週間程前まで僕自身も食い入るようにSNSを見ていたのに、この本を読んでからそのような考えにコロリと変わってしまった自分の単純さにすごいなと思うけれど、、

別にSNSがいけないもの、スマホは体に悪いものであることが全面的に言いたいわけではなく、最後までこの文章を読んでくださる方がいらっしゃれば、ぜひ自身のスクリーンタイムなどでどれくらいスマホを使っているかというのを見直してみてください、使っているかというか、向き合い方です、

スマホとくにSNSに多くの時間を使っている人ほど、幸福度が下がっているというデータもとても印象的でした。

スマホの使い方としっかりと向き合ったことで僕は電車の中の読書がめちゃちゃはかどるようになりましたし、何もすることがないから、暇だからという理由で無意識にスマホを開く時間が減ってきたように思います。

あなたはスマホを使っていますか?それともスマホがあなたを使っていますか?

20210503てんぺい



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