見出し画像

私が送る「2拠点生活」

フリーライターのナリシゲ(@nari_104)です。

2019年2月に福岡にUターン。
どのような働き方が自分にとってベストであるか、いろいろと試行錯誤しているところです。

現在、2カ所の拠点で仕事をしています。

週に3日~4日:自宅のある福岡市で、ライティングの仕事をメインに行う
週に3日~4日:北九州市で、ローカルWebメディア「キタキュースタイル」の運営に関する業務(取材や営業[広義の]など)

これを「2拠点生活」と呼ぶのはやや大げさですが、福岡市と北九州市の両政令指定都市を往復しながらの生活を心から楽しんでいます。博多駅~小倉駅間を毎週新幹線で移動できるのは嬉しい。

画像5

現在の仕事の内容や生活の状況、体調を考えると、この「2拠点生活」がベターであると考えています。

「2拠点生活」のメリット

「北九州市のローカルメディアを運営しているんなら北九州市に住めばいいんじゃないの?出身も北九州市なんでしょ?」

全くもってその通りですが、実はそう言われる回数は多くありません。(私が忘れているだけかもしれませんが)

私の周りにいる北九州の人はそんなことを気にしない人が多いようです。
私がどこに住もうが(悪い意味ではなく)興味がないんだと思います。

おかげで、つまらないことを気にせずに「2拠点生活」を送ることができています。

この「2拠点生活」の大きなメリットを挙げるなら、北九州市という街をフラットに見ることができる、ということでしょうか。住んでみての良さを体感することはできませんが、“贔屓の引き倒し”のようになることは避けられています。「良い」「悪い」を判断しやすいというか。

あと、両都市を行き来することで、福岡市と北九州市をきちんと比較することができます。
メディアの使い方が上手い福岡市ですが、あれもこれもうまくいっているわけではないことは、住んでいるからよく分かります。北九州市だって、全てが停滞しているわけではありません。広く(下手したら市内にすら)伝わっていないだけで、面白そうな人や活動がたくさん存在しています。

つい福岡市>>>北九州市と評価しがちですが、細かく見ていくと全てがそうではないんですよね。両方の良いところ、悪いところを見られるのは、自分の活動にとって大いにプラスになります。

メリットは数えきれないほどありますね。

「2拠点生活」のデメリット

とにかくお金がかかる。これにつきます。
「2拠点生活」をやめたら、もっと楽に暮らせそうです。笑

でも出ていったお金以上に得られるものが大きいので、大きな負担だと思ったことはそんなにありません。

それに、この「2拠点生活」を送ってなければ、誰とも交流せずに毎日家に籠って原稿を書く日々を送ることになります。どちらの生活が良いか一目瞭然です。


今後、仕事の内容が変われば両拠点での滞在日数も変わってくるでしょう。福岡市の仕事が増えれば福岡市への滞在時間が、北九州市の仕事が増えれば北九州市への滞在時間が長くなると思います。

滞在日数は変わっても、ずっとこの「2拠点生活」を楽しみたいですね。


いただいたサポートはローカルWebメディア「キタキュースタイル」の取材費用に充てさせていただきます。