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認知科学を専攻するに至った経緯

私は、認知科学を専攻している大学4年生だ。

今回は、私がなぜ認知科学を専攻することにしたのか書いてみる。


高校生の頃

まずはじめに、私は高校2年生の頃まで音楽の道を志していた。が、色々あって一般大学へ進学することになった。しかし、この時点でも未だ「何でもいいから音楽に関わる勉強がしたい!」と未練がましく考えていた。

少し調べてみると、自宅の近所にある大学の文学部には「行動科学コース」なるものがあり、その中に心理学講座があるらしいことを知った。音楽の心理学とか、面白そうじゃん???

大学入学後

そして2020年春。私は安直ながらも、この行動科学コースに入学した。が、どうやらここには聴覚心理学の先生はいないらしいことが分かった(!)。ア〜どうしよう。

行動科学コースでは、2年生に進級するタイミングで自分の専攻を<哲学・心理学・社会学・認知情報科学・文化人類学>の中から選ぶことになっている。入学時には心理学を専攻するつもりでいたが、1年生の授業を受けているうちに、認知科学の方が扱えるトピックが広そうだということに気がついた。そのため、ひとまず認知科学を専攻することに決めた。
また、認知科学は人工知能研究と非常に関わりが深い分野であり、それも決め手のひとつになった。人工知能って今いちばんホットな話題だし、高校で理系科目をあまり履修できなかった私は、「理系っぽいこと」に漠然と憧れていた。

それから2年半の時を経て、今は歩行者群集の行動と認知過程に関する研究を始めたところである…………ん、どうしてこうなった???最初は芸術に関することをやりたい!と思っていたはずなのに(でも、楽しいよ)。
自分の研究に関する話も、またどこかで書けたらいいなと思う。

余談

私の研究分野は、大勢の人が移動する施設や空間をどのように建築・デザインすれば良いか?というテーマにつながっている。私の両親は建築系の出身だし、妹はデザインを専攻しているし、なんだかんだ似た方向に進んでいるのかもな、と思う。

卒論の〆切まで残り4ヶ月を切りました。頑張ります。

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