選手からの質問で成長度合いを感じる

「自分、次のセットで5㎏足しても行けますかね?」

このようなニュアンスの質問をトレーニング中にしてきてくれる選手がちょこちょこいます。
その場合のおおよその返答はこうです。
「行けると思ってるでしょ?行けるよ!」
※前セットを見て、フォーム崩れそうだなと思ったら別です。

「足しても行けますかね?」と質問してくる選手は、背中の後押しが欲しい場合がほとんど。「行けると思うけど大丈夫かな・・・とりあえず聞いてみよう。」って感じ。挑戦したいけど、まだちょっとだけ自信がないだけ。そこはコーチとして背中を押すときだなと。

そういったやり取りを繰り返していくと、
「アサノさん、5㎏足しても良いですか?」
という質問に変わる時があります。自分のギリギリのラインをうまーく見定められるようになってきたという成長です。トレーニングを継続していくと、おおよそ2年生の後半くらいから、こういった質問をしてくれる選手が出てきます。


でも、最初はみんなやっぱり、
アサノ:「次のセット5㎏足していこう」
選手「えっ、、、わかりました。」
・・・
セット後
・・・
選手「あれ、意外に挙げれたな・・・」

というやり取りから始まります(笑)

私が「次5㎏足して」とさらっと言うと、「えっまじかよ、、、この人何言ってんの?俺を倒す気かよ・・・」みたいな表情しつつ返事は「・・・わかりました」。やってみると、案外行ける。これを繰り返すと、一番上のやり取りに変化してきます。


重量設定に関するやり取りで、選手の成長を感じられるポイントですね。






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