原宿・青山エリアギャラリー巡り
・Akio Nagasawa(東京都港区・表参道駅)
1フロアのコンパクトなギャラリー。森山大道の写真展を開催しており、彼の本『記録』の50号からの作品を中心に展示している。トイレはなし。
・agnes bギャラリー(東京都港区・表参道駅)
店舗の2階にあるギャラリー。フランスを中心にポップカルチャーを牽引するメルキオール・テルセンの写真展を開催。トイレは共用個室ウォシュレット式。
・Spiral Garden(東京都港区・表参道駅)
カフェや食器など色々な店舗を展開しているスパイラルでは公文健太郎による写真展を開催。瀬戸内海の離島である手島を「眠る島」として切り取っている。トイレはウォシュレット式。
・Itochu SDGs Studio(東京都港区・外苑前駅)
外苑前駅から聖徳記念館へ向かう途中で見つけた伊藤忠商事の手がけるスタジオ。新設されたばかりで「こどもの視展」を開催している。コンセプトから子連れを中心にしており少し居づらいが、大人が体験する「こどもの世界」が興味深い。トイレはウォシュレット式。
・Nanzuka Underground(東京都渋谷・北参道駅)
神宮前エリアにあるコンセプトアートをメインに展開しているギャラリー。1階では大平龍一がパイナップルをテーマにしたインスタレーション、2階では谷口真人が鏡とアクリル板を使用した絵画を展示する個展を開催している。トイレはなし。
・ルイ・ヴィトン・エスパス東京(東京都渋谷区・表参道駅)
表参道にあるルイ・ヴィトン表参道店ではラシード・ジョンソンの展示を開催している。「ポスト・ブラック」と呼ばれるポスト公民権運動世代の黒人アーティストであるラシード・ジョンソンの巨大なインスタレーション作品がエスパス東京の大きなフロア一杯に聳え立っている。
異種混交した植物と書籍やケーブルの垂れ下がった機械のほか、アフリカ原産のシアバターを塗りたくった彫刻が巨大なジャングルジムの枠組みの中に囚われ、自身のルーツであるアフリカとアメリカそれぞれの断絶している文化をその中に閉じ込めている。作者本人の個人的な体験と現状の世界情勢を鋭く抉った痛みが伝わってくるようでもある。
トイレはウォシュレット式。それぞれに個室として用意されており中に洗面台まである素晴らしい仕様。
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