目黒ギャラリー巡り
・LEESAYA(東京都目黒区・不動前駅)
不動前駅から向かう目黒不動尊のすぐ近くにあるLEESAYAではイラストレーターである安藤晶子による絵画作品を展示。水彩絵の具とコラージュを駆使した技法で、コラージュの素材もまた自身の描いた絵である。階段を上った2階にも展示があるほか、ギャラリー内には自動販売機で作品を販売しているのも特徴的。
・目黒区美術館市民ギャラリー(東京都目黒区・目黒駅)
目黒美術館に隣接している市民ギャラリーでは書道の朝玄会によるグループ展を開催。グループ展と言いながら見逃せないのが各界のアーティストが作品を手がけていること。演劇、音楽、写真、格闘など多種多様のジャンルのアーティストが独自の視点で描く書は、一般的な書道の展示会とは全く表情を変えてアーティストの祭典のようである。会主である中島瞻風氏は多くのアーティストのデザインを手掛ける他、寺社でも書の手ほどきをしており、会場にはしれっと白隠慧鶴の禅画もあったりする。市民ギャラリーでこういった作品展が開催されていることに驚かされる。
・POETIC SCAPE(東京都目黒区・中目黒駅)
写真家・ライターとして活躍している兼子裕代による写真展を開催。2022年の写真の会における受賞作品である『APPEARANCE』の受賞記念展示として、写真集の一部を展示している。不特定多数の人物に歌を歌ってもらい、その歌っている様子を「全てから解放された状態」として写真に切り取ったもの。奥では展示物以外の歌も映像として紹介している。
・WALTZ(東京都目黒区・中目黒駅)
玉電郷土博物館の館長に教えていただいた、国内で唯一と言ってもいいかもしれないカセットテープ専門のミュージック・ショップ。冷やかしはお断りという旨の張り紙が入口にあり、一見ではかなり敷居の高い店でもあるが、顧客はかなり多い。カセットテープを現在とりまく状況が伝わってくるようである。厳密ではミュージアムではないので寄った記録のみ。
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