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渋谷・表参道ギャラリー巡り(東京都渋谷区・渋谷駅/港区・表参道駅)

これまでに行ったことがない場所をメインとして渋谷や近くにある表参道の周辺にあるギャラリーを中心に訪問してみることに。別件の用事があったので滞在は2時間足らずといったところ。歩いて回れる範囲に集中しているのがありがたい。

・ESP MUSEUM(東京都渋谷区・渋谷駅)
楽器メーカーで知られるESPにはESP MUSEUMがある。今回は日本のバンドであるL'Arc-en-Cielのリーダーでありベーシストのtetsuyaが使用しているベースギターの展示を開催。これまでにライブなどで使われてきた楽器が公開されている。バンドマン御用達の店舗なので色々な企画展を開催しており新鮮。

ESP MUSEUM

・しぶや黒田陶苑(東京都渋谷区・渋谷駅)
黒田陶苑というと銀座にもあるのだけれど、渋谷店であるしぶや黒田陶苑では現代美術と陶芸と組み合わせた作品で知られている池田晃将の個展を開催。伝統工芸である漆にデジタル柄の螺鈿を施すという近未来的に見えつつも伝統技法を駆使しており、その技巧にため息が出る。

しぶや黒田陶苑

・SAI(東京都渋谷区・渋谷駅)
MIYASHITA PARKの3階に入っているギャラリーSAIでは企画展を実施。総勢20名のアーティストによるHIDDEN CHAMPIONの作品展が開催されている。現代アート界で注目を浴びている国内のアーティストもいるため現代アート好きにはたまらないかもしれない。意外と奥が広く展示室が奥まで続いているので見どころは多い。

SAI

・Pinpoint Gallery(東京都渋谷区・表参道駅)
青山ブックセンターの近くにあるPinpoint Galleryでは絵本作家のミロコマチコによる展示「うずまきのめ」が開催。2階にあるギャラリーでは彼女の新作絵本『みえないりゅう』の原画も展示しつつ、これまでの作品原画も紹介している。

Pinpoint Gallery

・Akio Nagasawa(東京都港区・表参道駅)
漫画家やタレントとして活躍し、現在は認知症を発症して表舞台からは退いている蛭子能収の個展がAkio Nagasawaで開催。ギャラリーめぐりの目的の一である。おとずれた日には今回の個展で多大な尽力をした根本敬も在廊しており、とにかく大勢の見学者であふれていて、蛭子能収の人気のほどがわかる。最後の展覧会、と称していたものの、続けて欲しいもの。

Akio Nagasawa

・Spiral Garden(東京都港区・表参道駅)
1階から2階へ続く回廊が印象的なSpiral Gardenだったが、これまで訪れてきた展覧会ではその回廊を生かした展示に巡り会えなかった。今回ようやくその回廊までを使った山崎美弥子の展示があり訪問。やはり回廊までアートで埋め尽くされていると目に飛び込んでくるインパクトが絶大。

Spiral Garden

・山陽堂書店ギャラリー(東京都港区・表参道駅)
表参道の交差点で古くからずっと存在し、根強いファンの多い山陽堂書店。1891年を創業とし、現在の場所に店舗を構えてからも90年以上、太平洋戦争もくぐり抜けた山陽堂書店は2階にギャラリーがあり、今回は安西水丸の作品を紹介している。こじんまりとした部屋ながらとても落ち着いた雰囲気のギャラリーで、時間がゆっくりと流れる。

山陽堂書店ギャラリー

・Maki Gallery(東京都渋谷区・表参道駅)
表参道ヒルズの裏手にあるMaki Galleryは天王洲のギャラリーができる前からある店舗で、今回は多田圭佑の個展を展示している。風景画にドット大の落魄した点を加えることでまるで不鮮明なデジタルのように見える「残欠の絵画」や開かない扉を斧で開けようとする「Heaven's Door」シリーズを紹介している。

Maki Gallery

・地球環境パートナーシッププラザ
地球環境パートナーシッププラザは、SDGsなど地球環境に配慮した活動、環境パートナーシップ促進を中心とする団体である。持続可能な社会の実現のために、人づくりや仕組みづくり、情報共有のデザインを行っており、その活動を紹介している。展示スペースはパネルが中心で、どちらかというと資料を閲覧する趣が強いかもしれない。

地球環境パートナーシッププラザ


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