駅へ向かう朝の混雑したバスに見覚えのある女性。こちらに気づく事は無いまま先にバスを降りていく。彼女がさっき首に巻いていたマフラー、当時のクリスマスに僕が贈った物だった事に後から気づく。色んな感情で自然と口元が緩んだ。どうかいつまでもお元気で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?