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さあ来い夏!良品の少ない半袖シャツ…だけど探してきました!この値段でこんなモノ作ったらダメだよ…もはやコスパという次元を超えてきた、あのブランドなど【フィーチャー】

  本当に本当に、半袖シャツはメンズの夏ファッションの鬼門。

半袖シャツが難しいという話はもう何回もしてきましたが、半袖シャツを着て格好良く見える人、本当に少ないです。

何故半袖シャツは難しいのか?と言えば、その構造上骨格の弱点を曝け出しやすいから。
顔が大きい、肩幅が狭い、広い、痩せている、ぽっちゃりしている、などなど人それぞれの骨格を誤魔化しづらいのが半袖シャツ。

基本的には一枚で着るので、誤魔化しづらいですし。
一枚で着る機会も多い半袖シャツは、だらしなく見えたり、子供っぽく見えたり。

世の中の大体9割くらいの半袖シャツは…あまり格好良くは見えづらいのです。

そんなだから、男性は夏のファッションのテンションが上がらない、なんてことになりますよね。
女性ならワンピースなどの選択肢もあるのですが…。

ただそんなに数は多くないかもしれませんが、格好良い半袖シャツもあるにはありますから、どんどん紹介していきましょう。



※着用画像によるスタイリング提案について、大変お待たせしてしまっているのですが、まもなく復活します。
よりわかりやすくご提案出来るよう努めますので、もう少々お待ちください。

今らしさが光る、大人が着れる「シアー」シャツ!

 
 まずは今年らしさ、トレンド感で言うとピカイチのアイテムから。

Steven Alan  T/C ダークストライプ レギュラーカラー ショートスリーブ シャツ -A-LINE LOOSE CASUAL

T/C ダークストライプ レギュラーカラー ショートスリーブ シャツ -A-LINE LOOSE CASUAL


今季シャツ類で抜群の存在感を見せているSteven Alanスティーブンアラン
セレクトショップオリジナルの価格帯では…という注釈を付けるまでもなく、格好良いシャツが欲しいなら、要注目ブランドです。

さてそんなスティーブンアランの半袖シャツ。
すでに先月夏モノの先駆けとして紹介した「ドレープ コードレーン レギュラーカラー ショートスリーブ シャツ」が、かなり体型カバー力の強い半袖シャツで。
誰が着てもサマになる半袖シャツの見本のような存在として、オススメだったのですが…。

もう今はベージュの方が、オンライン・店舗両方ほぼ在庫が無くて…。
ブラックの方であれば、まだZOZOなどにはあるのですが。

ただ、スティーブンアランのオススメ半袖シャツ、まだあります!

このダークストライプシャツは、ストライプ柄にプラスして、「透け感」があります。

「シアー」、つまり透けて、インナーを見せるようにして着るシャツが今季はメンズでも完全にトレンドになりました。

実はもうかなり以前、21年くらいから始まったこのトレンド。

他のブランドに先んじて、AURALEEなどと同タイミングでシアー感のあるシャツを出したのが、ほかならぬスティーブンアランでした。

 Steven Alan 21AW T/C CHECK TRIPLE-STICH CAMP COLLAR SHIRT

ただこの時点(3年前)は、AURALEEもスティーブンアランも、シアーシャツが評価されたとは言い難かった…。

この時点では、メンズには透けて見せたいようなものが無かったのです。
ロゴTなどをあえて透けさせて、微妙にロゴの印象をぼかす…みたいな高度なスタイリングをする人も居ましたが。
シアー感のあるアイテムはなかなかヒットとは言い難い状況でした。

しかし、昨年からタンクトップインナーが大ブレイク。
いよいよメンズにも透けさせたいインナーが出来たことで、シアー素材のシャツや網目からインナーが覗く「メッシュニット」が大ヒットしています。

ただ、こうしたトレンドの「透け」アイテムですが、トレンドとしてはかなり「若さ」を感じるものにもなります。

人それぞれ雰囲気にはだいぶ個人差ありますから、数字が絶対では無いのですが、大体25歳くらいより上の「大人」があまりに透け透け素材のシャツだったり、穴がめちゃくちゃ大きいニットを着ていると、場合によっては痛々しいことになりかねません。

程よく、さり気ないシアー感であれば大人も取り入れられますし。

もちろんこれらの「透け」は、必ず取り入れなければならないものではありません。
ただ、ちょっとトレンドの流れからは無視できないものでもあるのです。

具体的なアイテムから離れて、もう少し抽象的に現在のトレンドを見ていくと、「色気」「生々しい」トレンドに入った、と言えます。

タンクトップもそうですし、肌の露出面積はここ数年でどんどん増えています。

ビッグシルエットのトレンドは身体のラインを徹底的に「隠す」ものでしたが、同時に詰まったクルーネックや、オープンカラーシャツであっても中にTシャツを着て生々しさを隠す方向性のトレンドでもありました。
2010年代半ばからクルーネックのトレンドがやってくると、一時は「Vネックなんてもってのほか」という空気になってしまったり。

2000年代後半〜10年代前半のストリートスナップを見てもらうと分かるのですが、皆首元のガッツリ開いたインナーで、今の視点で見ると生々し過ぎてかなり「だらしなく」見えるはずです。

しかしそれは、現在の視点で見るからこそで、当時はその生々しさこそが「色気」だったわけです。
時代によって生々しさの評価が違う、これがトレンドの面白いところですね。

今はまだ当時のような、ガッツリ胸元が開いたインナー+タイトなシャツを上から羽織る、みたいなスタイルでは、生々し過ぎて、だらしないという評価になってしまいますが、少しずつ少しずつ、そういう方向性にトレンドが舵を切っていると言えるでしょう。
当時に完全に逆戻りすることは無いにしても。

だから少しずつ少しずつ、生々しさ=色気要素を取り入れていくのがオススメなのですが、このシャツはまさにそこがちょうど良い。

透け感はあるけれど、それはあくまでもさりげなく。

白インナーならかなり透けて見えますが、黒インナーなら本当に程よい透けで、色気と涼やかさを与えてくれます。

黒なら遠目には「透けてる?」くらいの透け感、近くだと透明感と涼感を感じさせる見た目に

「際どさ」は無いんですよね。

もちろんこの「透け」のトレンドに慣れていないと、拒否反応ありそうではあるのですが…。

こうして大人も着れる、絶妙なシアー感のあるシャツは、例えば今季のCOMOLIも出していて、多くのお店が仕入れているアイテムとしては異例の完売スピードで無くなってしまいました。

皆程よいシアー感を求めているんですよね。

このシャツはここ数年の流れを汲むボックスシルエットで、形としてはここ数年の着こなしやすいゆったりしたシルエットの半袖シャツ。

カラーも柄も、シックなもので。

そして素材感だけは、色気があるというわけです。

形・色・柄・シルエット・素材感の全てを急に生々しいものにチェンジすることは出来ませんから。

カラーはブラウンが、この素材感によって色味自体を淡くすることなく軽さが出せた軽妙なブラウンなので、オススメです。
別に黒が悪いわけではないのですが、若干ツヤ感のある素材なので、妖艶な感じを少しでも出したくないという意味でもブラウンの方が良いでしょう。

基本の黒のパンツとも合わせやすいですし。

サイズは、平均身長痩せ型でMサイズ推奨です。

セレクトショップオリジナル=小さめのサイズ感が一般的ですが、現在のスティーブンアランはドメスティックブランド並みにゆったり感のあるブランドなので、無理にサイズアップする必要はありません。

このアイテムに限らず、今年の夏のシャツインナーは、首の詰まったクルーネックTではなく、タンクトップをインナーにして欲しいところ。

前を閉めて着る場合はボタンも一番上だけではなく、二番目まで開けてみる(このシャツの場合です、オープンカラーシャツなどだとまた別)。
それだけでかなり今っぽい色気にアジャスト出来ますよ。


Steven Alan  T/C ダークストライプ レギュラーカラー ショートスリーブ シャツ -A-LINE LOOSE CASUAL

T/C ダークストライプ レギュラーカラー ショートスリーブ シャツ -A-LINE LOOSE CASUAL

ZOZO     ユナイテッドアローズ公式    楽天   ヤフーショッピング


ちなみにこのシャツには、長袖バージョンもあります。

一般的なコットン100%素材のシャツとは異なり、透け感とともに涼感のある素材感なので、夏も着れないこともありませんが、需要はやはり半袖じゃないかな?

昔は私も夏でも長袖シャツ(もちろん涼感のある素材のもの)を腕まくりして着ていたのですが、今の過酷過ぎる気候だと流石にもう無理…。
冷房の効いた環境で居る機会が長い人向け…だとカジュアルシーンであまり思い浮かばないところでもありますし。

少し暑さが緩んでから…じゃないかなあ。
これもう少し早く出てくれると良かったんですけどね、ちょっとデリバリーが遅かったのです。

涼しさや快適性で言うと、以前から推しているEDIFICEの「パターンデシン 半袖スタンドカラーシャツ」はやはりオススメせざるを得ません。

EDIFICE  パターンデシン 半袖スタンドカラーシャツ

パターンデシン 半袖スタンドカラーシャツ


この間も少し蒸しっとした、朝から苦しくなるような日に着たのですが、身体から離れてサラサラとした着心地で、あぁ楽…と。

なかなかこの夏の暑さにおける心地良さは、極上の天然素材であっても勝つのは難しいのではないか?と思うところがあります。
天然素材でやろうとすると、ドライ感を出そうとするために高級コットンでもシルクでも本来の肌当たりを少し犠牲にしてカリカリっとしたものにしてしまうしね。

デシンは、女性用衣類に使われることの多い素材なのですが、こんな気持ち良い素材を着ているから夏でも涼しげな女性多いのかな?なんて思ってしまうほど。

男性も涼しげに夏過ごしたいならコレです。

カタチも良いし、イージーケアだし。

誰にでもオススメ出来るストライプ柄は再入荷分も含めてあれほどあった在庫もかなり減ってきているので注意です!


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