ムジラボ第六弾はどうだった!?無印良品のシャツは○○を狙え!?コスパアイテムで夏準備特集!
2夜連続の特集配信!
今回は「コスパアイテム特集」です。
今月より定期購読マガジンをリニューアルしました。
速報などの【ミニコラム】と、本格的に1つのテーマに絞って掘り下げる【特集】とに分けて、定期購読マガジンを構成していく予定です。
皆様に1月を通して楽しんで頂けるように更新してまいります。
今回は【特集】になります。
今回は久しぶりに?無印良品の通常ラインからもアイテムを取り上げますが、まずはムジラボ第6弾のレポートから!
ムジラボ上半期ラストはどうだった?第6弾もひっそりと…ハーフパンツはユニクロ×Theoryに勝てるのか?
毎度のことながら、ひっそりと始まってひっそりと終わるムジラボ。
毎月ごとにテーマを設けて、そのテーマに沿って少しずつアイテムがリリースされます(先月末に紹介したハーフパンツのように、このサイクルから外れるアイテムも稀にあります。)
第6弾もそっとリリースされたわけですが、最近はオンラインと銀座本店が先行販売、というケースが多くて、紹介するタイミングが難しいですね…。
6弾のテーマは「機能素材」。
今回リリースされたすべてのアイテムが「乾きやすい縦横ストレッチUVカット」という機能性素材で作られています。
乾きやすい、は文字とおりすぐ乾く速乾性。
縦横ストレッチというのは、タテ・ヨコ2方向に伸びることによって、さらに着心地をよくしたもの。
ヨコ方向にだけ伸びるストレッチと違って、「圧」が分散されるのでその分、ストレスの無い着心地を実感出来ますよ、というもの。
UVカットというのは紫外線カットということですね。
服から露出している部分というのは、皆日焼け止めを塗りますが、服を着ている部分というのは日焼け止めを塗らないし、塗りにくい。
UVカット仕様の服ってそういう面で便利なんですよね。
素材はナイロン86%,ポリウレタン14%で、素材感は薄手でテカリはなく、フラット気味で落ち着いたツヤ感。
化繊素材特有の歪(いびつ)なツヤ感もほとんど無く、特別高級感があるわけではないのですが、かといって安っぽく見えるわけでもないといったところですね。
では具体的に各アイテムを見ていきましょう。
乾きやすい縦横ストレッチUVカットオープンカラーシャツ
まずはシャツから。
このアイテム、無印良品の公式Instagramを見ると色々叩かれていますが…。
今の時代、「男女兼用(ユニセックス)」や「ジェンダレス」を掲げるのはトレンドでもありますが、同時になかなかデリケートな話でもあります…。
ただ…私は言いたいのはそこじゃない!とムジラボのレポートを続けている私は思ってしまいます。
ムジラボのシャツは、丈が短いんだよ!!
これは第5弾の「綿ポプリン」の半袖シャツシリーズから相変わらず変わっていません。
ゆったりと大型化していく現在のトレンドに従って、ムジラボの半袖シャツも今年大幅に袖のボリュームアップが行われたわけですが、着丈は短いまま。
タテにもヨコにも大きいのが今のトレンドですから、この形はちょっと特異なんですよね…。
私はこれをムジラボガラパゴスと呼んでいます。
第五弾の綿ポプリン生地なんてこの値段でこれ出すか?と言えるくらい本当に素晴らしい生地でしたから、本当に残念でならないんですが…。
さて今回の「乾きやすい縦横ストレッチUVカット」は、機能性の部分では良いのですが、素材として見た目的に素晴らしいか?と言うと、実はそんなことはないんですよ。
第五弾の綿ポプリン生地は、返す返すも本当に素晴らしい素材でしたが、こちらは値段相応、というか綿ポプリンと同じ値段と考えるとちょっと高く感じてしまうかな…。
これがパンツにするとまた違うのですが、やはりトップスの素材感って目が行きますから、同じシルエットなのであれば、綿ポプリンの方が圧倒的に良いでしょう…。
乾きやすい縦横ストレッチUVカットイージーハーフパンツ
シャツと同じく「乾きやすい縦横ストレッチUVカット」素材を使ったイージーハーフパンツ。
こちらも先月紹介したハーフパンツと同型・生地違いのアイテムになります。
シャツではちょっと褒められなかった生地の「外観」ですが、パンツ、それもショートパンツにしてしまえば十分なクオリティ。
面積少ないですからね。
シルエットの出方も上々ですし、履き心地もかなり良いです。
ただ…前回のただの「乾きやすい」の生地が、かなり良かったですから…。
この「乾きやすい」の方は凹凸を付けたシアサッカーと呼ばれる生地、シアサッカーってお値段的には高いものでも、高級感をきちんと持たせたものを作るのが本当に難しいんですね。
ムジラボの「乾きやすい」イージーハーフパンツの生地は、シアサッカーとしては十分な厚みがありますし、この凹凸感故にポリエステル特有の安っぽいツヤ感も抑えられていますから。
ちょっとお高めブランドが作ったシアサッカーとほぼ遜色がなくて。
ムジラボでも歴代で3本の指に入るくらいにオススメ度の高いアイテムなので、それと同じ値段で比べてしまうとちょっと酷…。
シアサッカーは凹凸がある分だけ、ちょっとザラッとドライな肌触りがあって(それがジメッとした夏場でも生地が肌に張り付かないことに繋がるのですが)、そこの部分、穿き心地の面では今回の「乾きやすい縦横ストレッチUVカット」版が勝てるところがあると思うのですが、それ以外だと「乾きやすい」の方をやはり推したくなるかなあ…。
ただハーフパンツのバリエーションとして揃えたい、というのであれば十分オススメしたいと思わせるクオリティはあります。
例えば「乾きやすい」の方と「乾きやすい縦横ストレッチUVカット」とで同じ黒を選んだとしても、素材感でかなり差異を付けることが可能ですね。
あとは先週発売されたユニクロ× Theory(セオリー)の「感動イージーショートパンツ」との対比もありますね。
ユニクロ× Theory(セオリー)「感動イージーショートパンツ」
こちらも今回のムジラボ「乾きやすい縦横ストレッチUVカット」版ハーフパンツと同じようなコンセプトのハーフパンツ。
値段はムジラボの半分程度なのですが、これが正直なところ、ほとんど差が出ない…。
生地感で言うと、本当にほとんど差がないんですよ。
どちらも安っぽくない良い生地で、それだけに差がつかない…。
一応ムジラボのほうが「タック」と言ってヒダが入っているデザインで、こちらのほうがよりトレンドな形なのですが、そこまで派手に入っているわけではないので目立たないですし。
また同じベルト無しで穿ける「イージー」仕様でも、ヒモで縛るタイプのユニクロ×Theoryに対してムジラボはウェビングベルト仕様。
ウェビングベルトは慣れてしまえばかなり簡単にベルトを締めることが出来るし、ベルトを垂らして見せることも出来ます。
あとはムジラボのMサイズがユニクロ×TheoryのLサイズ相当のサイズ感(同様にムジラボのSサイズがユニクロ×TheoryのMサイズ相当になります)なのですが、ユニクロ×Theoryの方はかなりウエストがゆるゆるで、かなりキツくヒモをキュッと締めないといけません。
ムジラボの方はベルトを締める必要はありますが、そこまで無理する必要はないですね。
全体的に、ムジラボのほうがやはり値段が倍なだけあって、細かいところで満足感がありますが、ユニクロ×Theoryは3000円なのが信じれないくらいよく出来ています。
今回のコスパアイテム特集でも、是非推したいアイテムでした。
ただこれがね、オンラインは全滅で、あとはユニクロTOKYO(新しく銀座にオープンしたユニクロ旗艦店、従来の銀座店とは別なので要注意!)の実店舗在庫が僅かにあるだけ…。
オンラインの方は発売日の朝方にはもうサイズ欠けしている有様でしたからね…。
実店舗の方は、関東以外にお住みの方は行きづらいですし、新型ウイルスもあって実店舗行きたくないなあ…という人も多いと思います。
フリマアプリを見ると、ユニクロ×Theoryは定価を大きく超える5000円6000円とかで取引されていて、それならムジラボ買ったほうが良いよ…と言いたくなりますね。
いずれにせよ、今年はユニクロ×Theory、ムジラボ、それから後で紹介する無印良品通常ラインと、お手頃な価格帯でのハーフパンツの出来が非常に良いですから。
より上位のブランドからはかなり何かしらの点で厳選しないと紹介しづらい、という嬉しい悲鳴をあげています。
マスクのお陰でかなりシンドいことになりそうな今年の夏ですが、ハーフパンツには困らなそう…?
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