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【特集】久しぶりのバックパック特集!シンプル・ミニマルで、現代的で洗練された…そんなアイテム達を集めました!



   今回は本当に久しぶりとなるバックパックの特集です。

いやーめちゃくちゃ需要があるんですよねバックパック。

そんな中、単発の紹介に留まり、1年半近く特集を組まなくて本当に申し訳ない!


個人的にもこだわりのあるアイテムだったりするので…。


前半はコスパに優れた物を、そして後半では洋服のトレンドも踏まえた上で今理想とするアイテムをタイプ別に紹介していますよ!



【無料公開】1万円以下で良いバックパックが欲しいなら、コレ買って下さい!



 私がこの活動を続けていく上で目指していきたいのが、「各価格帯で最高の物を紹介する」ということ。

やっぱり人間、これ良いよ!と言われても、ある程度予算ってものがあるのは仕方ないところですからね。

人によって各アイテムに出せる値段は異なるものです。

まあカテゴリーや値段によっては、無理なものは無理となるんですけど…(そういうときは、決して無理に紹介しません)。


もし「1万円以下で良いバックパック紹介して下さい!」と言われたら、コレ買って下さい!と答えるアイテムがコレ。


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TAIKAN/(U)LANCER


TAIKAN (テイケン)の「 Lancer」。


これは以前プレゼント企画でプレゼントさせて頂いたアイテムですが、今もってこれを超える1万円以下のバックパックは無いですね…。

だってバックパックって、本当にシンプルにシンプルに作られた物でも、やっぱり1万円台半ば~はしますからね。


テイケンは、カナダ発・バンクーバーを拠点とするクリエイティブチームが創設したブランドで、正式名称はTAIKAN EVERYTHING(テイケン エブリシング)。


ブランドHPやInstagramなんか見るとだいぶポップな感じですが、プロダクトは至ってシンプル、そして出来る限り低廉な価格帯に設定されています。



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バックパックとしては標準的な大きさで、非常にシンプルに作られていますが、なかなか侮れないのがその機能性。

大抵この手のデイパックは、中はコンパートメント(仕切り、区画)は1つで、大雑把に荷物を入れていくことになりますが、テイケンのLancerはしっかりと2つのコンパートメントに分かれています。



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しかも、どちらのジップもダブルジップと、この価格帯としては最大限のディテール施されていて、まさに必要十分な機能性が付与されていると言えるんですよね。


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ポケット類も充実していて、PCの収納スペースもあります。

こちらは15インチまで収納可能。


もう少し価格帯を上げても、PC収納が無くて別にケースが必要となるものもありますから(まあPC収納が無い、というだけで見送るのは惜しい逸品もまたあるものですが…)。


いや本当にこれ、必要十分な機能性があって、ただ安いというだけのバックパックではないんですよね。


海外製品ですが、どこか真面目さも感じられるようなプロダクトで、そういうところ、好きですね~。


また既存ブランドの低廉かつカジュアル過ぎるデイパック達(こう言っちゃなんですが、遠足に行くような…)とも明確に差別化がされていて、無理のないミニマルな形で非常に良いですね。


このバックパックは様々なセレクトショップで販売されていましたが、その中の1つTHE COMMON TEMPO (ザコモンテンポ)は原宿にあった実店舗が新型ウイルス禍で閉店してしまったこともあるのか、今だと楽天でセール価格で買えてしまいます。

もらえる楽天ポイント分もあわせると、かなりの値ごろ感があるので、バックパック欲しいけれど数万円は出せん…とか、とにかく手っ取り早くバックパックが欲しい!という人はこれ本当にオススメですね。

機能性でも全く問題がないので。


カジュアルに使いたいバックパックでコスパ最強はこのモデルですね。




【無料公開】ビジネスなら形は○○…あの小松マテーレのハイテク生地を使ったコスパバックパック、遂に店頭販売開始!



 バックパックに関するトレンドについてちょっと語ると、近年は「四角い」タイプがかなり増えましたね。




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master-piece  Various

 

今回メインで紹介したいのは、実はこういったタイプではないのですが…

それでもこの四角いタイプ、モノによるとは言え、比較的ビジネスでも使いやすいと言えるバックパックです。


スーツにバックパックなんてご法度!という言い分ももちろん分かるのですが、近年はだいぶビジネスでのバックパック使いも増えてきたと思います。

まあやっぱりバックパックは機能的ですし、背負ってしまえば非常にラクですからね…。

自転車通勤にも使えますし。


かと言ってカジュアル過ぎるバックパックはやはりビジネスシーン、そして特にスーツとは水と油と言って良いほどなので、こういった四角いタイプの方が「きちんと」感があって許容性が出てきますね。


この四角いタイプでコスパ抜群なのが、 BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS (ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ)の「 ”小松マテーレ” リュック」。


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by ”小松マテーレ” リュック


「小松マテーレ」は、同ビューティ&ユースのダウンジャケット「小松ダウン」ですっかりおなじみになった日本が誇る化繊ファブリックメーカー。


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BY “小松マテーレ” ナイロン アライドダウンジャケット


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小松マテーレが作る化繊生地は、もちろんモノによりますが、「当たり」のモノは値段らしからぬ見た目・質感をしています。


このバックパックの生地も、パッと見は最低でも2万円台はするだろうな…というくらい質の良さを感じられるナイロンを使っています。

この価格帯だとどうしてもツルツルかザラザラっとしたものが多いのですが、とても滑らかな生地を使用していますね。

制菌加工を施してあるというのも、このご時世には有り難いところ。

対ウイルス、対菌加工みたいな製品が21年からはスタンダードになっていくのでしょうね。


中もこだわっており、テイケンと同じく大きく2つのコンパートメントに分かれており、さらに細かい収納スペースが豊富に付いています。

もちろんPCの収納スペースもあり。


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ビジネス用で使うなら必須と言える、横向きに持つ際のストラップもあります。


この辺のディテールに関しては、この価格帯ならばほぼ文句がないですね…。

各ジップはしっかり止水ジップになっており、雨の侵入から中身を守る機能性はもちろんのこと、見た目のスタイリッシュさにも一役買っています。


またこれが本体生地と相まって高級感を引き立ててくれているんですよね。

本当にパッと見なら、かなり高見えしますよこれ。


ただ、難点を挙げるとすると、この本体、メインで使われている生地以外の素材がちょっと安っぽい…。

背面に使われているメッシュ生地だったり、ストラップやベルトに使われているナイロンだったりは、値段相当…。

ここらへんには小松マテーレの素材を使っていないそうなんです。



一番面積が大きい本体の生地はほぼ文句なしなのですが、そういったところまで見てしまうと、「完璧」とまではちょっと言い難いですね(そもそも全てにおいて完璧なバックパックなんてそうそう無いものですが…)。

ただそれでも、値段に対する質、という面ではあまり文句が無いのですが。


四角いバックパックですが、そこまでキチッとしたものではなく程よく丸みも帯びているので、カジュアルシーンでももちろん使えます。

(合う・合わないはもちろん出てきますが…)


このバックパック、ずっとウェブ限定だったのですが、現行の新バージョンからは店頭でも見れるようになりました。

ユナイテッド・アローズ公式オンラインストアから取り扱い店舗を検索出来ますよ。

やっぱりこういう日常使いする小物は実物をしっかりと見て確認したい、という方が多いでしょうから、嬉しいですね。



カジュアルなテイケン、ビジネスでも使える小松マテーレと、コスパ最強はの2モデルは良い感じに棲み分け出来ていますね。





バックパックをはじめ化繊を使ったバッグ・小物はこのシリーズを狙え!?



 数年前ならバックパックが欲しいなら、とりあえずココを見る!みたいなバッグブランドがあったものですが、どうにもそれらのプロダクトが近年イマイチ…。


トレンドが変わったこともあり、視点を切り替えて、また新たなブランドやプロダクトを探さなければいけなくなってしまいました。


まずトレンドがどう変わったか?と言うと、数年前のバックパックはとにかく作り込みの激しい物、ディテール・情報量が多いもの、まあ悪く言うならゴチャゴチャとした物が人気でした。

あるいは近未来的な、モード過ぎるくらいのデザインの物もその時点のトレンドのモードな洋服には合っていたかもしれません。


ただ今は古着を再構築したような洋服が全盛期を迎えていることもあって、あまりゴチャゴチャとしたバックパックは洋服と合わなくなってきています。


最低限の機能性を保ちつつ、デザイン的には極力シンプルにまとめた物を選ぶと、洋服とバッティングしなくて済みます。

加えて、シンプルとは言え古めかしい物ではなく現代的で洗練されたデザインや質感を持つものであればさらに良い…。


そういった視点で、ここから紹介する4アイテムはなかなかのツワモノ揃いです…。



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