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なぜ、ヘチャンなのか

「내가 막네자나~ㅜㅜ(僕がマンネじゃん~…)」

 この言葉にこの人の頭の良さと魅力がすべてが詰まっていると思う。

 NCTは多すぎて手が出せん、と思っていた時、KPOP先輩の友人Bに「イリチルが入りやすいよ」と言われて動画を漁りはじめたころ。明らかにこのグループの中に幼い顔の子がいて(顔の作りが)、あ~この子がマンネかなと思った記憶がある。

 ただ、SHINeeテミン的なマンネではなく(これもまた後日書きたい、なんとなく神木隆之介君を見るたびに「大きくなったね~TT」と思う気持ちと似てる)、男っぽいタイプのマンネだな、というのが第一印象だ。

 グループの中にいて、しっかり仕切りができる。頭の回転が速く、面白くすることができる。あーなるほどだからか、と思ったのは、彼が兄弟の一番上であるということと、ドリムの子2人とテイリピョンと話している動画で見た下記のセリフ。

「マンネだから大変なことはありません。僕がヘチャンだから大変なことはあっても、マンネだから大変だということはありません」

 あーこの子はそういうマインドなんだと。本人の性質上、気づいてしまうからしっかりしている。年齢的にマンネだけど、キャラクターとしてその位置づけに甘んじていられない人。甘えた、かまってちゃんを出すときも、ぶりっこを振り切ってやる。それをやると面白くなるタイミングで、思い切り振り切ってやる。

 頭の回転が速いので要領がよく、悪知恵も使える。いたずらも生きる。ある意味、どんな場面でもオールラウンダーで、変にダサくない。ずれていない。だから、「心配されない」のである。

 この「心配されない」は良いことのように見えて、本人にとってはそうでもなかったりする。というのも、他の子であれば間違えていじられたりして中心になるところ、なれないのである。毎回そうなりたいわけじゃないけど、なんかさみしい。多分、兄弟の一番上だとどうしても下の子たちが構われるので、何か自分を見てほしいという気持ちを常に持っているのではないかと思う(これは自分の感情に基づく全く偏った私見)。それを冗談めかしてうざったがられることをわかって言うヘチャンは、一抹の寂しさは本心ながらも、演じていることでうまく笑いにして昇華しているような気がする。

 それが冒頭の「僕がマンネ」発言だ。作った舌っ足らずで「マクヒョンばっか可愛がって、僕がマンネだよ!」もそうだし、ユウタとジェの間に割って入って(心臓が強い)「マリカと僕どっちが大事なの!」って言って二人にマリカって即答されたり、映像としてはそれが面白い(されているほかのメンバーがどうかは知らない)。

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 マンネ気質でないことを自覚しながらも、やりたいようにやれるように素早く動ける、気が回る、この子の頭の良さを本当に尊敬する。そしてまた、マンネ扱いしてくれないけど愛にあふれたヒョン達がいるから心から信頼してふざけられているんだろうなと思うと、本当に「愛おしいな~イリチル」となる。そしてそんなグループでヘチャンが何をやってくれるのかと思うと、まぁまったく目が離せない。

※今のところドリムを全く見られていないので、ドリムでのヘチャンも含めて改めて検証することで、今回の仮説の裏付けが取れるか、また新たな見解が生まれるかはっきりすると思う(知らんけど)。


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