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正しさよりもワクワクを

美容室に行けなくてそろそろセットできないくらい髪の毛が爆発してきた亀山です。(#横に広がるタイプ)

髪を切りに行くと毎回、まっくろくろすけが大量発生します。嬉しい悩みですね。

さて、今日は「正しさよりもワクワクを」というテーマです。

亀山は論理的に考えるのが好きなので、つい悪気もなく正論を振りかざす性癖を持っています。

でも、時に正論が誰も幸せにしないということに気づいたので、まとめてみました。

正論を振りかざしてきた亀山

小学校の頃から算数が大好きだった亀山は、結構論理的に考えるのが好きなんです。なぜなら自分が納得できるから。

「なるほど!そういう理由でこうなのか」という、腑に落ちることでスッキリ出来るんです。

そして、大学を卒業して会社員になってからその傾向はより強くなった気がします。実際に商品を売る営業マンだったので、その商品がどうよくて、他の商品とどう違うのかがわからないと、お客さんに説明ができないんです。

だから、論理的に説明することこそ正義!って思ってました。

実際にそれで売ることができたことも多かったです。

また、論理的じゃなくて納得できない上司や先輩の指示は、従いたくなかった。「なぜオレがやるの?」「なぜその仕事必要なの?」「それやってる場合?」「もっと他にやることあるんじゃない?」「『昨年同様に・・』って大丈夫?」とかいろいろ。

なので、話が論理的な上司や先輩にはいっぱい飲みに連れて行っていただきましたし、たくさん勉強させていただきました。

正しさこそ最高!
正しさこそ正義!

そんな亀山くんが作られていきました。

でも、最近は正しさよりも大切なものがあることに気づきました。

正しさよりもワクワクを

亀山はサラリーマンを約7年間経験してフリーランスのブランディングプロデューサーとして独立しました。

その7年間のサラリーマン期間で、実は正論を振りかざして人を泣かせたことがあるんです。

その時、自分が今までに信じてきたものが間違っていたことに気付かされて、とてもショックだったことを今でも覚えています。

ある女性社員Aさんに、二人で仕事の現場から帰る車内で、仕事について相談されたんです。

ざっくりいうと「あんまりうまくいかなくてー」っていう内容だったので、「先輩にしてもらったように、俺もいいアドバイスするぞ〜」と変なやる気を出して、自分なりに論理立てて、「こんなふうにしたらいんじゃない?だってこうじゃんかー」とアドバイスしました。

自分としては良かれと思って伝えたわけですが、急に彼女は泣き出しました。

「え、俺、正しいこと言ってる何なんで、この人泣いてんの??」

その時はマジで意味不明でした。でも、気づきました。

彼女はアドバイスして欲しかったんじゃなくて、話を聴いて欲しかったんです。

そして、何が正しいかはもうわかってたんです。

なのに、亀山はそんな彼女にさらに正論という名のナイフを突き刺しました。

彼女は自分に何が足りないか、何をすれば良いのかもわかってたんです。ただ、その行動を起こすためのきっかけが欲しかっただけなんだと思います。

前向きに、次の行動を起こすためのちょっとしたワクワクが。

亀山が正論を振りかざすだけじゃ誰も幸せにできないと気づいた瞬間でした。

仕事をするうえで大切なことは全員が最高のパフォーマンスを発揮すること。

そのためには正しいことよりも、ワクワクが必要なんですよね。

いやーいい学びをさせてもらいました。

承認力と想像力

正しさよりもワクワクを。

これが分かっているだけじゃワクワクは作れませんよね。

ここで大事になってくるのは承認力と想像力だと思うんです。

どんなことを言おうが、どんなことを考えていようが、まずはその人を一回受け入れるという承認力。

話を遮ったりせず最後まで全部聴き切ること。

そして、その人の"関心ごとに関心を寄せる"こと。

たとえ、仕事の愚痴だったとしても、「会社のためにもっと変わるべきだって考えてるなんてすごいね!」と言った具合に。

実際、何が不満があるっていうことは、その人なりの考えがあって、それとのギャップがあるということだから、すでに考えてるんです。

なので、まずは考えてることに関心を寄せて、認めることから始まると思います。

そしてその人がどんなことにワクワクを感じるかを考える想像力。

話を全部聴いて、関心ごとに関心を寄せたら、あとはその人がどんなことにワクワクするかを想像します。

「そういうことに関心があるのかぁ、だったらこういう応援をしてあげるとワクワクしてくれるかも!」っていう感じに。

ポイントはやっぱり、正しいことではなくワクワクするか。

決して正論を伝えることが目的になってはいけません。

お互いに幸せになるためのワクワクが、どうやったら生まれるかが大事。

もちろん、正論が相手をワクワクさせることもあるので、その時にはしっかりと正しさを伝えます。

その見極めが想像力ですね。

きっと承認力と想像力は、毎日の積み重ねで、少しずつ身につくんだと思います。

だから、いつも意識して自分に言い聞かせるわけです。

「正しさよりもワクワクを」

まとめ

・仕事は全員のパフォーマンスが最大になるのが最高
・全員がワクワクできたらパフォーマンスが上がるはず
・承認力と想像力がワクワクを生む

泣かしてしまった女性には、本当に感謝しています。(もちろん、関係性は改善しました。)

今までの人生の中でもトップレベルの気付きと成長のタイミングでした。

これからも承認力と想像力を意識して、ワクワクを量産していこうと思います!

それでは!

ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴


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