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私×息子+ヘルパーさんの大掃除

今年は学校の先生が冬休みの宿題で
「大掃除を手伝う」
という内容を出題したようだ。

先生、ナイス!
と思いながら、親の私も、毎年、
「寒いー」
とか
「もう今年は疲れたー」
とかなんだかんだいって大掃除を先延ばしする傾向にあったので
宿題としてでたからにはしっかりやらねば!とモチベーションがあがったのであった。笑

とはいえ、あっちもこっちも一日かけての大掃除は私も息子も体力と集中力が続かない。

そこで、今年のターゲットは「網戸」に決定!

まず、網戸を取り外すというところからハードルが・・・。
網戸の取り外し方は小さな文字で書いてあり、弱視(ロービジョン)の私には見えない。(我が家の小窓の網戸はちょっと特殊な造りになっているため説明を読まないと取り外しができないのだ)

そこで、大活躍なのがヘルパーさん。

ヘルパーさんに取り外し方を見てもらい、網戸を取り外す。

それをお風呂場へもっていき、雑巾&網戸掃除用のスプレーをもった息子にパス!

息子が網戸を掃除している間に私は窓ガラス専用スプレーを片手に窓ふき。

その間にヘルパーさんが次の網戸を取り外しお風呂場へ運ぶ。

次の網戸を息子に渡すついでに、きれいになった網戸を受け取り、窓枠や窓ガラスがきれいになっているかの目視の点検をしてもらった上で網戸を設置する。

という一連のチームプレイで7枚もあった我が家の小窓の網戸は全てピカピカになった☆

そんな大掃除をした午後に弱視のママさんから
「網戸掃除したいんだけど、取り外しがうまくできなくて・・・」
とのお話があった。

そうそう、弱視だと下のほうは見えても上のほうは距離があってよく見えないから上手にレールに網戸をはめられないことがある。

だからこそ、私は見えにくいことでこまるポイントに絞ってヘルパーさんに手伝ってもらっている。

家事援助というヘルパーさんのサービスでは
「大掃除はできません」
「窓掃除はできません」
などなど、できない内容が書かれている。

これは当然のことだと思う。

視覚障害があっても大掃除はできるし、窓掃除だってできる。

だから、掃除を丸投げしてやってもらうのは筋が通らない。

ただ、見えない・見えにくいから網戸の取り外しを手伝ってもらうとか、
きれいに汚れがとれたかのチェックをしてもらうとか、
そういうのは視覚情報保障として問題ないと考えている。

結構、ヘルパー事業所の説明を聞いて、ヘルパーさんって意外と何もできないんだねと思う方がいるようだが、
そこはしっかり事業所とコミュニケーションをとることが大切だろう。

事業所によっては、
「家具を動かすことはできません」
とか
「1万円を超える振り込みはできません」
とか細かい規定が異なっている。

もちろん、ヘルパーさん自身と私たち障害者側との信頼関係を構築することも大切だ。

家政婦とヘルパーさんは違うということは理解した上で、利用者側もマナーを守って利用してほしいものだ。


今年はひとまず網戸はこうしてきれいにすることができた。

1月は自分の書斎をきれいにしたいものだ!と思い続けて数年。いつまでたっても紙類があふれているのであった。苦笑


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