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ヒースローどたばた大冒険

楽しく、カジュアルに、弱視難聴の日々を発信しています奈良里紗です。

今日は、ヒースロー空港へいくまでのどたばた大冒険と題して、イギリスのよくある風景をご紹介します。

実は、この前日、モロッコ&レバノン料理のお店で
「イギリスにいるからこそみえる人のの教育のよさ」について熱く熱く語っていたのです。

日本人の美徳の1つに謙遜文化がありますが、私はもっと日本という国を自慢していいんじゃないかと思っています。

なぜかって、これからご紹介しますが、そもそも、空港を利用する前日は空港の近くに宿泊していないとちょっとリスキーなイギリス。

例えば、バーミンガムから当日ヒースローにむかおうとしたとき、自宅からバーミンガム駅へいくバスがこなかったり、駅までいけても、電車がストライキで動かなかったり、高速バスも動いていなかったりすることもあるため、できるだけ空港の近くまできておきたいのです。

フライトは午後2時。
日本だったら、名古屋から成田空港にいくには十分当日で間に合うスケジュールなのですが、イギリスだとそうもいってられません。

そして、せっかく、空港の近くのエリアに宿泊したというのに、空港へいく電車の一部は運休。前日までは動くと書いてあった駅は閉鎖なんてことがおきるわけです。

まぁ、このインフラがぐちゃぐちゃの中、大冒険するのである意味においては鍛えられます。ハード面が整っていない環境がある中でいかにサバイブしていくのか、インフラが整っている日本ではのバスことのできないスキルが開発されていきます。笑

こんな日は、考えることはみんな同じ。いつもはすぐにつかまるウーバーもドライバーが見つかりません。

なんとか、バスにのって、そこからウーバーにのりついで、電車にたどりつき、次の移動手段を考えようかと腰を落ち着けるとまさかの圏外。日本だと、電車の中で圏外とかほとんどないと思うのですが、イギリスだとこれが当たり前。そうだった!ここはイギリスだった!と気持ちを新たに!!

きわめつけは、私が使うターミナル5だけ陸の孤島になっており、ターミナル4までしか電車がいきません。そこからは、無料のシャトルバスを使うようにとのこと。

どこにバスがあるのかわからないよーと思いながら、なんとかだどりつき、やっとのことでターミナル5に到着。ふー。

そんなわけで、きっと、ギリギリの到着になったのであろうお客さんでターミナル5はごったがえし。

トイレに行く時間をおしんでセキュリティチェックへ。

全開は着物の帯をとるようにといわれたり、厳重なセキュリティチェックだったのに、今回は、何もいわれず、むしろ、バディの荷物は厳重にチェックされるのだから不思議。

私はよくきこえなかったけど、弱視だったら白杖をセキュリティにあずけろといわれていたようです。結局、サンタクロースがもっているようなステッキをわたされて、セキュリティを通過。

荷物をとって、白杖はどこへいったんだろうと思っていたら、スタッフではなく、かわいい小学生ぐらいの女の子が白杖を私にもってきてくれました。その子のお母さんのような人が、
「あなたのバディはこっちにいるわよ」
とバディのところへ連れて行ってくれました。なんて親切!

イギリスのこういう時間通りにいかなかったり、電車やバスがこちらの思うように動かないところは、いつも面白いなぁと思いつつ、
日本の飛行機、電車、バスがいかにすごいのかと改めて実感します。

スタッフの対応に対する様々なクレームもみますが、日本人は基本的に丁寧。そこで放置されたり、おいていかれたり、そういうことがないという意味では、このクオリティの高さ、世界に誇れるものだと思います。

ヒースローから次の目的地はベルリン。今度はどんな出会いがまっているのか端子身です。

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