視力0.01でも見えるよ!飛行機雲@イギリス珍道中
楽しく、カジュアルに弱視難聴のことについて、日々のできことを書いております奈良里紗です。
今日は在宅で研究をしていたのだけど、気分転換がしたくて、ゴミ出しついでにちょっとお散歩。
弱視難聴のある私が、イギリスのまちを一人であるくことは、ご近所であったとしても大冒険。
裏からみると、こんなに毎日、大冒険気分が味わえる弱視難聴の私の体はお得!ともいえる。
バディがいない状態でどこまで一人で歩けるかなと、ドキドキしながら歩きなればバス停までの道をお散歩。
途中、白い八木みたいなのがやってきて、わぁー、なんでこんなところに八木が?!と思ってちょっとびっくりしていたら、実はそれは大きな白いわんちゃんで。笑
お散歩中だったみたい。
目の前を歩く人は女性なのかな?あまい香水の香りがあとを歩く私のところまでやってくる。
足元を注意して歩いているからかな、前から歩いてくる人に気づくのがおくれて、私からすると、にょきっと急に目の前に人があらわれたかんじ。ちょっと、こわーい。
冷たい風がほうをなでて、冬の訪れを知らせてくれる。
夕日の逆行がまぶしくて、さらに前がよくみえない。
あぁ、やっぱり、一人で歩くって楽!
誰かと歩けば、安全だし、それも楽なんだけど、一人で歩く時間も私には必要なのかも。
ふと、立ち止まって顔をあげてみると、青い空に1本の白い飛行機雲。
まるで、その道でいい、まっすぐ歩んでいけ!と空から言われているような気がして、
ほんのちょこっとの時間のお散歩だったけど、心と体があらわれた。
私は視力0.01だけど、飛行機雲、見えるんだよ。
そう、視力って概念すら、私たちは理解しているようで、本当はわかっていない。
本質を学ぶ旅、まだまだ、続く。
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