当然の権利なのに、「わがまま」と感じさせてしまう日本
楽しく、カジュアルに、弱視難聴の日々を発信している奈良里紗です。
今日はぜひ、こちらの動画をご覧ください!
さて、どんなことをかんじたでしょうか。
私がサポートしているご家族の中にも、こどもを通学させるために仕事をやめなくてはならない、引っ越さなくてはならない、新居をたてたばかりだというのに、転居しなくちゃいけない、そんなご家庭がたくさんあります。
ただ、学校へ通わせる、それだけのことが日本では障害のあるこどもの場合、保証されていないのです。
イギリスやドイツでは、片道2時間かけて盲学校へ通うというのは、日本と同じです。しかし、そこは、保護者が負担するのではなく、久野の制度がきちんとカバーしています。
私も、合理的配慮を求めたり、支援を利用したりするときに、
「これって、わがままなのかな・・・」
と感じる瞬間があります。
こどもが小学校へ通学するための支援を受けることがわがままなわけないのですが、そう感じさせてしまう社会があるのです。
社会を作っているのは、私たち一人ひとりです。
一人の意識の変化は、少しずつではあるものの社会を変えていくと私は信じています。
もし、皆さんの身の回りに、障害のあるこどもを育てている保護者がいらっしゃったら、ぜひ、それはわがままじゃないよ!当然の権利だよ!と彼らの味方になってください。
このようなメディアの報道を通じて、少しでも環境がよくなり、こどもたちが笑顔で、彼らの保護者も笑顔で過ごせる社会になりますように。
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