なんとアナログレトロな年度末~
楽しく、カジュアルに、弱視難聴の日々を発信しております奈良里紗です。
視覚障害のある私は、このデジタル社会に生まれてきたことでできることが格段に増えていると感じます。
手書きでものごとをすすめるなんてそれはそれは弱視の私にとってはめっちゃ大変!
このnoteだって、手書きだったら絶対書いていなかったと思います。
そんなわけで、年度末に容赦なく送付されてくる封書の数々には壁壁とするものがあります。
よくも、視覚障害のある私に小さな文字の郵便物を送りつけてくれるわね!といつも封筒に文句をいっています。笑
じゃあ、この大量の封書、どうやって対処するかというとですね、
まず、私の部屋の中には、
「●●さん専用ボックス」
というものがあります。
とにかく、読めないわけわからん紙はすべてこのボックスにほうりこまれていきます。
そして、1週間に1回2時間の訪問のときに、これらをだだーっと読み上げてもらい、代筆してもらい、すべての処理を行います。
今日だけで10通近い書類を代筆してもらいました。もちろん、いまだに押印もあるのでそこもきちんとかわりに押してもらいます。
返信用封筒には差出人の記載がないのでこれも代筆。
さらに、「さま」とか「行」を「御中」にかえる作業もお願いします。
今日開封した書類たちの多くは提出期限がきれていて(苦笑)
私に書類を郵送するときは、一言メールか電話で送ったよ~とかいってくれないと気付かなくて処理がどんどんおくれちゃうんですよね~。
そして、もう1つ、世界からみてアナログすぎる日本の制度。
夫婦別姓がスタンダードではないこと。
もうね、これ大変なんだから!
1つひとつ、こっちはこっちの苗字であっちはこっちの苗字でって気を付けて書いていても、
「あっ、間違えた!」
ってことが起きてしまうわけで。
もういい加減、昭和レトロな制度はおしまいにして、ワールドスタンダードにおいつきましょうよ、ニッポン!と、こういうときは強くつよーく願うのでした。
とはいえ、ある意味、仕事を一か所にまとめて、この人がきたときに2時間ですべて終わらせるとセットしておけるのは時間術としてはわりといいのでは?と。
誰かの手をかりないと仕事ができないというのは、なれるまでは本当に大変で一人でやったほうが楽だし、早いしと思うのだけど、
ながーい目でみたときには、こうやってチームで動けるように、少しずつ少しずつ人を育てていくことが結果的に自分が楽になったり、効率的に仕事をはこぶことになるのでは?と思っています。
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