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アツイ!月ヶ瀬と八代亜紀

奈良に梅の名所として有名な「月ヶ瀬梅林」というところがあります。

ここに、あの演歌歌手の八代亜紀さんの記念碑があるのです。

八代さんは『月ヶ瀬小唄』という楽曲をリリースしており、実際に月ヶ瀬にやってきて歌を披露されたこともあるとか。

その時に梅の木を記念植樹もして、今も残っています。

植樹の時にサイン色紙も書いてくれて、記念植樹した梅の木のそばに飾っていたのですが、それから40年以上経ってサインペンで書いていたサインが消えてしまって((T_T))別の方が代筆したものが掲げられています。

このねえ、サインペンで書いたから風雨で消えてしまったって!

そら消えるがな~という感じですけど。

月ヶ瀬は現在奈良市ですが、当時は月ヶ瀬村でした。

奈良県のなかでもわりと山の方で、梅が咲き誇る場所・月ヶ瀬村と聞いただけで、なんというか秘境的なロマンが感じられたものです。

当時村民の方も、八代亜紀がやってきた!という感じで大フィーバーだったのではないでしょうか。

その熱狂というか、嬉しくてたまらない気持ちが、サインを梅の木の側、屋外に飾り続けたのだと思うと、なんともアツイ感じがします。

月ヶ瀬小唄のカップリング曲が月ヶ瀬夜曲というもので、作詞の方は数ある梅の名所の中から月ヶ瀬を選んでくれたのだと思うと、とても感慨深いのでした。


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