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[エッセイ01]好きな音楽

ども、ならなすおです。
 
ただいま、本業(講義資料作成)が煮詰まりまくっております。
自身のスタイルとして、「煮詰まった時は時間の許す限り煮詰まり倒す」ことにしているので、今回ちょっと現実逃避させていただき、エッセイなど執筆させてください。
 
テーマは、いろんなnoterさんに琴線を震わせていただいている「好きな音楽」とします。
思い出の曲の事をつらつら際限なく書き綴って、すごく長くなってしまいました。
お時間に余裕のある方のみ、最後までお付き合いください。
 
で、皆さんの「好きな曲系」記事は、YouTubeのリンクで曲にアクセスできて大変わかりやすくて嬉しいのですが、自分の記事だけ「後で記事を見たときにリンクが荒れてるのが嫌」(変な潔癖)なので、リンク貼り付けしないです。
ごめんなさい。
ご了承願います。
 
では、さっそく本編GO!


(1)天才は細かいことを気にしない

All You Need Is Love

言わずと知れたThe Beatlesの名曲です。
だるーい雰囲気が大好き。
 
私はThe Beatles中、この曲が一番好きかも知れないです。
好きポイントは、歌詞です。
 
All you need is love
 
ふむふむ。
 
All you need is love
 
おっしゃるとおり。
 
All you need is love, love
 
3回続けましたね?
これはオチに期待していい奴ですね?
 
Love is all you need
 
ひっくり返しただけかーい!
 
ま、当たり前っちゃ当り前ですわね。
結論はAll you need is loveなので、他に言うこともない訳です。
 
4回繰り返すものアレなので、4回目だけ倒置してみました。
 
「ん?何か問題?」というジョン・レノンとポール・マッカートニーの声が聞こえてきそうです。
 
そう。
天才は、小綺麗なもんを作ろうとか、考えてないです。
細かいことは、全然気にしてないです。
 
そして全世界も、もはやこの名曲にこの手のツッコミを入れないです。
 
見習わなきゃな、と思います。
私は、自分自身の創作では、
「神は細部に宿るが、こだわりポイントでないとこはサラっと流す」
ようにしてます。

ギター演奏
(AIにて生成)

(2)対人できつい時に頭に流す曲

いざとなったら相手にも聞かせようと思って、iPhoneに入れてます。

I'm so glad

有名なギタリストのエリック・クラプトンが、若い頃にCreamというバンドをやってたんですが、そのバンドの曲です。
 
歌詞の大半が、「I'm so glad」(嬉しいな)です。
 
この曲は、怒られている時などに、頭の中に流します。
 
先方さんが激高して、
「話、やめようか?
俺だって、こんな話したくないんだよ」
とか言って延々と怒っている時に、、、
 
私は、
「うん。その話、やめてくれたら、とっても嬉しい
と思い、頭にこの曲を思い浮かべることにしています。


The NeverEnding Story

ミヒャエル・エンデの小説「果てしない物語」が映画化され、「The NeverEnding Story」として公開された際、イングランドのリマールというアーティストが作った主題歌です。
 
スケールの大きな曲調の名曲です。
 
話者の話が永遠に近く長い時、私は頭にこの曲を流します。


○ねばいいのに

ボーカロイド 初音ミクの兄キャラの「KAITO兄さん」が歌う、どぶウサギさんが手掛けた名曲です。
 
タイトルは刺激的ですが、爽やかな曲調の佳曲です。
 
これを流している私の頭の中のトーンも、そんなに深刻なダークではないです。


(3)若き天才たち

しわあわせ

vaundyさんの曲ですね。
ジャンルは、ラブソングです。
 
曲が良すぎて私ごときの曲レビューだとチープになってしまうと思うので、詳細は割愛しますが、この曲の、
 
やるせない夢が
覚めた頃に
また
しわを合わせて
 
という歌詞にやられます。
 
48歳、結婚22年の私、
「それな」
と思います。
 
日々を紡いできて、老いに向かう夫婦の片割れである私がようやく到達した境地を、大学生があっさり詞にしている。
 
天才っているんだな。
と思うしかありません。
 
というのは嘘で、歌の歌詞は聴く人の解釈でいかようにも深みを変えるものだと思っています。
 
vaundyさんの素晴らしい歌詞に、私たち夫婦の日々をオンすると、割といい感じに味が出ます。


タイムファクター

アニメ「ワールドトリガー」のオープニングだった曲で、アーティストは「神はサイコロを振らない」さんです。
 
この曲の、
 
語り継がれてゆくのは
正しさや過ちだけじゃなく
誰かの生きた命の足跡
笑顔と涙
 
という歌詞にやられます。
 
48歳、大病を経験し、「○年後生存率」とやらを気にしている私ですが、
心から、
「それな」
と思います。
 
私の人生は、多くの人の記憶には残らないと思いますが、少数の、家族、友人の心に少しでも残るなら、それで十分です。
十分すぎるほど幸せな人生だと思います。

壊したギターを再利用するエコなバンド
(AIにて生成)

(4)名曲は常に新しい

Friends

その昔、週刊少年マガジンに、「特攻の拓(ぶっこみのたく)」という名作が連載されていて、主要キャラの一人の天羽(あもう)くんという人が、これまた主要キャラの鰐淵(わにぶち)さんという人が主催した伝説の「増天寺ライブ」に乱入して最初に演奏した曲です。
 
ジョー・サトリアーニという「ギター速弾き世代」にはメジャーなギタリストが手掛けたこの曲、インスト(歌詞がない)です。
 
私は思いっきり「ギター速弾き世代」で、後述のMR.BIGの曲を必死でコピーしたクチなのですが、「Friends」は当時聴いていた曲の中で屈指のお気に入りです。
ちなみにチューニングがめんどいので、この曲はあんまりガチでコピーしませんでいた。
 
この曲、歌詞はないのですが、主役のギターだけでなく、ドラムも、ベースも、めっちゃ歌ってます。
聴きどころが満載で、聴くたびに新しい感動に出会えます。
 
何十年も一緒に過ごしてきた、まさに友達のような一曲です。


お寺でライブ?
(AIで生成)

(5)生き方のベースになっている曲

Baba O'Riley

The Whoというバンドの曲です。
 
私が笑っちゃうほどギターキッズだった高校の頃、一番ぐらい好きだったMR.BIGというバンドのライブアルバム「Raw Like Sushi 2」(寿司のように生2)のアンコールでカバーされていた曲で、その後オリジナルを聴きました。
 
バンド音楽にシンセサイザーが使われ始めた初期の名曲なのですが、高校時代にこの曲を耳にし、その後の私の人生の基本スタンスが決まりました。
 
I don't need to fight to prove I'm right.
 
和訳するのも憚られるほど大好きな詞です。
 
高校生といえば、自己顕示欲の強い世代ですが、私の「他者に勝とうとする人生」は、高校時代に終わりました。
 
なるべくですね。
なるべく。
 
不都合が生じたり、知り合いや組織に迷惑がかかったりするおそれがある場合は、必要な主張はします。勝ちにも行きます。
しょうがないので。
疲れるけど。
 
でも、基本線は、
「あー、あなたの勝ちでいいっす。
あなたが正しいでいいっす。」
というスタンスで生きてます。
 
ほとんどの他人とは、そんなに深く関わることがないので、そのスタンスで、割と実害がないです。
いや、なかったです。
 
余談ですが、そのすぐ後に大学に行って経済学を学んだのですが、「最適資源配分 パレート最適」という考え方も、そのスタンスを支持してくれました。
 
「パレート最適」というのは、すごくざっくり言うと、「世の中がめっちゃ効率的に、うまく回っている時は、自分が得をしようとすると、必ず誰かが損をする」という状態を指します。
 
逆に、誰にも損をさせずに自分が得をできる状態を「パレート改善的」と言います。
 
世の中を、見てください。
 
多分そんなにうまく回ってない。
パレート最適には、程遠い。
 
つまり、「今の世の中では、他者の利益を害する事なく、自分の利益を増大することは、十分可能」と考えられます。
理論上。
 
よって、自分がいい思いをしたい時は、自分で工夫をして実践すればいいだけで、他人様の利益を害する必要は、ないわけです。
 
私の中の極論として、世界がパレート改善的であり続ける限り、他者に勝つ必要はないし、揉める必要もないです。
 
もちろん、国のリーダーとか、地域のリーダー、組織のリーダーという人たちは、違う視座で判断しないといけないんだろうと思います。
それは、すごく大変なことなんだろうな、と思いますし、彼らの苦悩を想像し、共感しようと試みます。
 
でも、自分自身はそんなに強くないですし、幸いそんな主要な社会的地位もないので、気楽に生きさせてもらっています。
 
私、揉め事は疲れるので、発生したら、スーッと消えます。
 
その生き方のベースが、
I don't need to fight to prove I'm right.
です。

(6)お礼

いやー、長々とお付き合い、ありがとうございます。
 
今回、めっちゃとりとめなかったっすね。
オチもないし。
 
でもこういう「思考の棚卸」っていうのかな、自分的には有用な作業かな、と思います。
 
長く生きてると、いろいろ、とっ散らかるので。
 
お読みいただき、ありがとうございました。

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