【開発秘話】オリジナル版開発秘話2
これ、体験版ですよね? ~体験版ができるまで~
※すでに公開されていないオリジナル版の開発秘話を公開していきます。
今となっては伝わりにくい部分などは修正・補足を入れてあります。
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どういういきさつで体験版を出そうと決めたのか、思いだせません。たぶん、GR3と同じ進め方で行こうと決めたのか、どーせまた長くかかるだろうから何を進めてるのかぐらいは出しておこうかとか、そんな感じじゃなかったかな。
さて。俺の知らないうちに地上らしきものがテストプログラムに入ってましたよ。企画をまとめてるならこの時点で3匹のズレに気づけよって感じですが、あまり深く考えてなかったのであっさり地上案を導入しました。一人で企画練ってるときに気づけば良かったんですけどね。なんとなくガリウス程度で始めてるから出す企画ほとんどが漠然としてるの。「ジャンプします」とか「ブロックを押します」とかそんなレベル。GR3の時はグラディウスシリーズというゴールに近いお手本があったんですが、今回はガリウスといいながら違うものを作ろうとしてスタートしたので具体案がなかったんですな。この段階で誰も待ったをかけないのがこの3匹の軽い所だと思います。子供ですわ。めちゃくちゃな遊び発案して誰かが泣き出して初めてマズさに気づくハナタレ小僧ズとでも言うか。実際俺は子供の頃にロケット花火を打ち合いして遊んでましたな。
この「敵はどの程度の事が出来るかな」バージョンのプログラムではマスクマン(巨人などにいるナイト)、スライム、コカトリス(地上の鳥)、スケルトン、チョンチョンの原型(女神の塔で飛んでる水色のやつ)が動いてました。
ここで開発中4度ほどあった「ネット越しじゃなかったら手か足が出てるぞ」レベルの衝突の1回目がおこります。 さっきのマップ案は速攻でボツります。ガリウスでいう、溶岩エリアや土っぽいエリアみたいにフィールドがいくつもあるようなのがいいってことでマップ案は再考しました。結構長く考えたかな。俺はすでに「ガリウスだけど違うもの」の方向に進んでたので、考え抜いた結果、今の形に近いフィールドがいくつかあってそれぞれに裏表がある(この時点で300画面)形を提案しました。もう、頭の中では完成バンザイ!とか宴が始まってた気がします。そのぐらい自分の中で「これならガリウスとの違いも出るぜ!」と自信があったのかな。しかしこれを元に議論すると意見がバッツリ割れました。
俺以外の二人はガリウスのキャッスルのような、大きな拠点となるマップが欲しいと言ってきました。俺はガリウス以外、二人はガリウスっていう考えの違いだったのかな。2対1だよ。またこの構図だよ。
「いやいや。ガリウスのワールドがいっぱいある感じよ。」
「キャッスルを最初から自由に散策出来るような自由度がほしい。」
「 いやーこの裏と表で微妙に違ったりする所なんかハラハラですよ。」
「並べると意味があるようなマップ関係じゃないと。」
「ほら、どんなフィールドも同じ画面数で出来てる所なんて最高の面白さですよ。」
「曲がころころ変わると落ち着きがないですよね。」
「裏と表でフィールドごとのつながりが違うんですよ!イッヒッヒッヒ。」
「うちら考えてるのはガリウスのマップだから。」
まとまらねぇ!ま、全く意見を変えようとしなかったのは俺様。この際なのではっきり言いますが。
全体マップ案また考えろなんてめんどくせぇー。
って事で意地でもこの案を通すつもりでした 。これがベストって言う根拠はなかったですが俺の頭の中ではもう「完成記念サイン会」やってましたから。後にはひけないのです。「それじゃ3人の意見を合わせて考えてみます」みたいな態度を取りつつも「もうノリで進めちゃったよ!てへっ。」ってな感じでゴリ押しした記憶があります。ガリウス以外の新しいものを探した結果、ハイドライド2、トリトーン、ドラスレファミリー、ザナドゥ、ロマンシアとあらゆるテイストがミックスされ始めたのもこの頃だったかな。
(追記:しかしこの「全体に大きなマップがあって、いくつかの小さなマップに繋がっている」構造はLA-MULANA2で採用されている)
そんなこんなで体験版を出す事に決め、武器なんかも今の形に近い所まで決まり、ある程度ゲームの骨になる部分は出来てきました。そして、体験版の舞台は地上数画面と偽りの遺跡に、その遺跡を抜けると本当のLA-MULANA遺跡があるという形に決まりました。
初期のものですね。矢筒は早いうちからボツになりましたが、ロムのぴろりーんは体験版で見られます。
古文書は最初、一度読んだものはMSXに記憶出来るって言う設定でした。あ、これがもとでMSXにしようって決めたんだった。でもアバウトに思いついただけなので、プログラムとして難しいとか手間がとか言われると、「じゃあやめましょう」とポリシーのなさを出してしまうので、古文書ストック案は早いうちからなくなりました。店も体験版の段階ではある程度出来てました。この店については幾度となくduplexさんを苦しめましたな。何を隠そう、俺が何度も「店員のメッセージいらない。やっぱりいる。」と繰り返したからです。
あ、右の画面。よく見るとコインの下、MSXのバッテリーになってますね。忘れてた。
(追記:多分、地上で充電しないと使えないなんてしたかったのかも。「地上を拠点にする」というコンセプトがこの頃からあったとも言える)
そしてこれが完成マップ第1弾。テントやゲート、でっかい顔とかありますね。これ、さっき言った偽遺跡として体験版用に作ったものですが、遺跡を抜けると滝壺!滝壺の奥に真の遺跡が!みたいな出て来たネタは全て盛り込んでます。しかしぱっと見ただけでもものすごく作りがシンプルです。理由は俺がこの手のゲームを考えるのが初めてでよくわかってなかったから。この後、duplexさんに「ガリウスに見る迷宮の作り方とは」というレクチャーを受ける事になります。そう、これもすぐにボツになります。
(追記:【開発秘話】LA-MULANAマップ構想(後半)で書いてたあたりですね。よく見ると地上にゲートがあったりして、女神の塔の入り口が地上にあるような考えは最初からあった模様。)
LA-MULANAで早いうちから決まっていたネタに「バリエーション豊かなボス」ってのがありました。俺はシャロム程度の愉快な悪魔たちレベルで考えてましたが、ヌルゲーマー撲滅双鷹拳伝承者である二人は玄人もうなるようなアクションボスのつもりでいたみたい。このボス関連で第2回「ネットじゃなかったら奥歯ガタガタいわしたるど」衝突が起きたんですがね。
これはチャットで出たネタ。最初、巨人は3部屋ぐらいをスクロールさせながら戦うだとか、フィールド全体で追いかけてくるボスとか言うネタもありました。一番明確に決まってたのは背景とおもいきや実はボスな巨人でした。ボス案はこの巨人をいかに実現させるかで考えてたんです。俺だけ。
なんかかわいらしいものがいっぱい残ってたので。ボス案を説明するときに描いたものですね。第2回「ネットじゃなかったらマジバトルやで」衝突ですが、ボスの考え方に各々違いがありました。duplexさんはプログラム的な理由から「ボス呼び出し時と戦闘開始時に主人公の位置が同じであってほしい」、サミエルさんは「別空間ではなくてあくまで遺跡内で対決」、俺はというと、
この程度しか考えてません。でも新たに考え直すのは面倒です。なんとかこのままゴリ押ししよう。どーせ困るのは俺じゃない。しかしこの時のチャットがもう、まとまらないまとまらない。俺なんて頭回らなくなって途中退場ですよ。その後、意見をゴリ押しする為に上のような画像を作ってみたり。
それでもまとまらないので頭をムチのようにひねって考えた。全員の意見を全部取り込んで納得させうる方法。そして生まれたのがアンクとアンクジュエルでした。アンクの上でジュエルを使う=呼び出し前と後で博士の座標が変わらない、部屋の形が変わるだけで遺跡内戦闘。見事全ての意見をクリアしました。
何がまずかったって、ガリウスは魔法陣と、呪文詠唱でボスの呼び出し儀式が出来上がってたんですがLA-MULANAはそれが決まらないまま進んでたんですね。それで各々が好きなようにボス像をイメージしていたというか。その後は細かい所をつめてマップも体験版の形に(何回作り直した事か)なっていき、体験版公開へと向かうわけですが。この3人でイメージ統一出来てないって言う最たるものに、このあたりまで主人公の名前も目的もタイトルも決まってなかった事。これじゃ意思統一なんてできるわきゃねーわな!
長くなりましたが、最後にその名前を決めた時のチャット会議の内容をかいつまんで、だらだらと書いておきます。この3匹がいかにアホパワーだけで団結しているかがわかります。長いですよ。
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D: 主人公の名前も決めなくちゃね。
な: 今までタイトル未定なんで思いつきにくいですがひょろっと出てきた名前でかまわんと思います。なんかいびきの良いカタカナであれば。
サ: ジョンソンとか、マクガイバーとか冒険しそうな名前がいいっすねやっぱ。
D: ちょっと待って、その前に、主人公は何人?。
な: 1人でしょ。
サ: え?一人じゃないんですか?もしかして謎のヒロインがいるとか?
D: すんません、なにじん。アメリカ人?
な: どこでもいいっす。
D: その辺で名前のつけ方がかわりますからね。
サ: 考古学者って何人がっぽいっすかね。
な: 原田源蔵とかでもいいす。
サ: いいなぁそれ。>日本人
D: 日本人が作るゲームの主人公が日本人か…。悪くはないな。
サ: 日本人だけど気合入って飛びまわると。何故か海外受けを狙って忍者の末裔とか。
D: 忍者。
サ: きました?
な: じゃあ苗字は小杉だ。
サ: 小杉!ショー!?
な: バーモント小杉
D: いや、止めましょう。忍者。いまワシの中で下火です。
サ: そうっすかぁ・・・、バーモント微妙にヒットでした。得意科目はカレーです。
な: ガリウスとかのごっついパッケージ絵には似合う名前です。
サ: 確かにごっついっすね。シモン=ベルモンドってかっこいいっすねぇ。
D: 絵はゴッツイ方が確かに良いですが。バーモント小杉じゃ、ジョークになっちまいますよ。
な: ポーズしたらカレー食べるんだよ。
サ: やりてぇ!>ポーズしたらカレー
D: あー、ダメだ決まりそう。
サ: いや、すいません、悪乗りしてます。
な: 本家はトイレですからねぇ。
サ: 日系人はいいかもしれませんね。ほんとに。アルベルト飯島とか。
な: ジョニー大倉とか。バッテン荒川とか。
サ: ってバッテン荒川ってローカル芸人じゃないっすか。
な: なんでわかるのよ。
D: ウチではメジャーっすよ>バッテン荒川。 熊本芸人だし。
な: バーモント小杉だめか。
D: バーモントのセンスは悪く無いんですけど、お笑いがなぁ…。
な: 小杉・バーモント・佐助。
サ: バーモントがだめならば・・・バーレントとか。
D: ちょっと文字の位置を替えて、バーモトンとかなら。
サ: バーモトンかぁ。その辺からいじると良い感じになりそうっすねぇ。
な: ククレ小杉
サ: カレーっすか!すいません、カレクック思い出しました。
D: クレック小杉とか。そのままは不味いんで。
な: ごめん、ひとりでつぼにはまってるわ。
サ: 小杉決定っすか!
な: すりこみ中
サ: うわお。
D: いや、ワシには異議を唱えるだけの材料がありませんので。
な: 俺もないですがね。
サ: 俺っちにもないっすが・・・。
D: でも、何処かで引っかかるっちゅうのか。
サ: お笑いっぽいんすよね。
な: まあネタですからねぇ。出始めが。
D: ですね。 真面目なキャラだと、いまの今までおもってましたんで。
な: でも80年代のゲームってそんなノリありません?ポポロンとかね。
サ: ありますね、なんか微妙なノリ。
D: ポポロンはアポロンをモジッタんでしょうけどね。 で、こいつは日系人?
サ: 髪は黒いっすね。
な: 純日本人でもいいっすよ。日系ってネタもコスギから出ただけだし。
D: 正直に言うと、有名人の名前は使いたくないかなぁ。なんかボギャブラが…
サ: ちょっともじりたいっすよね。
な: バーモンド大杉
D: そのままやん。うーん。不味い、このままではお笑い芸人っぽい名前になりそう。
サ: 逆はどうっすかね?名前が日本でファミリーネームが向こう。
な: GR3のようにシリアスストーリーってわけでもないですからね。田中ボラン
D: いや、なんかカナリシリアスっぽかったですが。さっきの(ストーリーの)説明では。
サ: でもならむらさんのグラフィクスが結構シリアスなんで俺っちはシリアスなんかなぁって思ってました。 ストーリーも。
な: 俺の中でMSXぽくするなら当時のノリもいるかなーって。
D: 難しいなァ。当時のMSXっぽいノリは良いですけど。うーむ。
な: さっき説明したのはゼビウスの地上絵程度の感覚ですよ。 あれがあるだけで不思議っぽいじゃないですか。ガンプってなんだ?って。
サ: 確かにそれはあるかも。
D: ガンプってなんですか?。あ、ガンプって良い名前だなぁ。
な: あれもストーリーで説明してるわけじゃないし。ガンプの謎ってゼビウスの続編についてなかった?
サ: ガンプミッションっすかね。
な: 遺跡名はそういうノリでいいですよ。まあストーリーで説明しなくてもそのくらいのテイストはあってもいいかなって。なんかこー、響きの良い造語、出しましょうか。タイトルっぽい感じであれば。エルギーザみたいなノリね。
D: ボロックソス
な: ミソッカス
D: ディエンデバー
サ: ワイガルン
な: ワガマイ
サ: 今川!?
な: エルガイムにワガマイって遺跡が。今日見てたの。
サ: なるほど。 ・・・ラムラナって遺跡はともかくボスとしていいかも。
な: ぎゃあ。
D: ならむらさん悪人。んじゃラムラーナって事にしません?。なんとなくゴロ良いし。
な: ぎゃあ。
サ: 正直いけてると思ってしまいました。 一瞬わからないし。
な: 響きはいいがなぁ。俺が悪の限りを尽くしてもいいってことですか?
D: いや、多分タイトル違っても悪の限りは尽くしそう。
な: 最初の面でハメ作ってたしね。
D: お手伝いしますぜカシラ。で、ラムラナとラムラーナのどっちなんですか?。
サ: 伸ばすのが一瞬わからなくて良いと思います。
な: ラムラーナだったら後ろになんか欲しいな。ラムラーナの逆襲とかラムラーナの封印とかラムラーナの復活とか。
サ: となると、主人公の名前+ラムラーナの秘宝とかそんな感じですか?
な: 人をネタにするのは得意ですが自分がネタになるのは慣れてません。「ラムラーナの遺跡 ~サミエル小杉の冒険~」
D: 悪魔窟ラムラーナ
サ: 小杉か! 悪魔か!えらいこっちゃっすねぇ。
な: だめ・・・ツボに来てます。
サ: 一度来ちゃうとなっかなか外れないっすよねぇ
D: 小杉が好きっすねぇ。
な: 悪魔窟ってすげぇなぁ。
D: ラムラーナにふさわしい冠を考えたら、そうなりました。
な: 地獄遺跡ラムラーナとかか。
D: いや、最初から地獄ちゅうのも。じゃぁ、主人公はルエミザとか
サ: うわ、ほんとに苦手な気分わかった感じです。
な: ルエミーザ斉藤。
サ: 斎藤!?
な: じゃあ村長はxelpudかな。ゼルプド村長か。
サ: 長っぽい。
D: ゼルプドは良いかもしれんですが、村長の名前って出ないでしょ?。
な: 説明書に顔描いておくんでしょ。
D: うが。
サ: なるほど。
な: ルエミーザもガリウスパッケージのポポロンみたいな顔してるんですよ。
D: でも1つ気がかりなのは、ルエミザにしろルエミーザにしろ、女みたい。
サ: ミとザが来ますからね。
な: 最後、帽子取ったら女だったとか?
サ: マジですか!?
な: メトロイドだよ。
サ: ほんまや。
D: マニュアルじゃゴッツイ顔なんでしょ?
サ: ごっつい顔の女性はイヤですねぇ。ごっつい体はいいとして。
な: ごつい女。アメコミみたいなの。
D: ガリウスのアフロディティ位なら良いとは思いますが。直ぐにバレル。
な: それならサミエル斉藤でいいじゃないですか。
サ: まんまですか!?
な: いや、自分がネタになるなら他の人も巻き込まないと。
D: まんまちゅうのは流石に… んじゃルエミーザがファミリーネーム。
サ: その手があった。
な: ルエミーザ健太郎
サ: 微妙にかっこいいと思ってしまいました。
D: もう少し骨がありそうな名前がいいなぁ。
な: ルエミーザ源三
D: ゲンゾウっすか。
サ: 若林。
な: ルエミーザ拳四郎
D: んじゃもう少し弱めて健二郎
な: ルエミーザ狂四郎
D: どんどんアヤシクなってまいりました。ルエミーザ狂四郎って、なんとなくオカマっぽ。
な: しかしルエミーザがファミリーネームって難しいですなぁ。
D: そうですねぇ。やっぱり、この際断腸の重いで、サミエルさんには女になってもらいますか?。
な: わぁ、人事だなァ。
D: あり、所でサミエルさん寝ちゃった?。いえ、飲んできた帰りって話しだったんで。
な: 酒入ってるっていってましたね。女に決めちゃいますか。
D: そうですね。女にしますか。
な: ルエミーザ順子。
D: いえ、ルエミーザを名前にしちゃおうかと。ルエミーザ岡本。
な: うわぁ、怪しい人っぽい。 怪しいのでいけばルエミーザ綾乃小路。いいんすか?綾乃小路で。バーモント小杉と同じノリですよ。
D: いや、多少金持ちで無いと考古学は出来ないかなと。それに金持ちだから綾乃小路って事にすれば、女だと悟られないかなと。
な: 名家のたくましい娘さんか・・・・見合いしたくねぇなぁ。
D: わっはっは。
な: ムチつかうんすよ。
D: ワシもそんな女は嫌ですよ。
な: こりゃ決定かなァ。
D: んじゃ、サミエルさんに聞いてみましょ。返事がなければ決定ってことで。
な: ひでぇ。わかってていってる。
D: いえ、本当に落ちちゃいましたかね。
な: この流れに入らないはずないでしょう。
D: ですね。ワシは別に綾乃小路に固執はしませんけど、ならむらさんはどうです?。 もう少し考えます?。
な: いや、体験版では説明書つけないでしょうし主人公の名前は開発コードネームでいいんじゃないですかね。
D: んじゃ開発コードネームがルエミーザ綾乃小路ってことですかね。
な: サミエルさんが良い代案出さないと我々の頭に定着していくのか。
サ: 綾小路っすね。 マジですか!
D: お、起きてた。 しまったもう少しだったのに。
な: ルエミーザ綾乃小路19歳女性ですよ。
D: ハライタイ。19歳だったんすか。ツボにはいった。
サ: 若イ。
な: 今決めただけ。 19歳で学者なんかできるかい。 35歳かなァ。
D: 行き成り年くいましたな。男だったら有りですけど、女の35じゃ体力がもたなさそう。
サ: 確かに!
D: 3文字ですか。
な: ルミエーザ権田原
D: え、漢字3文字?。
サ: 音的に3文字かなぁ。
な: ルエミーザ考古学。きいちゃいねーし。
サ: 考古学って!
な: 綾小路は金持ちっぽいっていってたんだよね。
D: ですね。世界を飛びまわる財力は無いと。
な: ルエミーザはOKなの?
D: ここは、サミエルさんの意見が一番尊重されるべきなんでしょうか。ワシはOKです>ルエミーザ。
サ: いや、拘らなくていっすよ。
D: ラムラーナになった以上、コダワリたいかな。
な: いや、道連れっすよ。主人公で使わないとスライムの名前になりますが。
サ: あいた。
D: ひでぇ
サ: エミザール。これならユダヤ人男性っぽくないですか?
な: あ、男のほうがいい?
サ: 女性やったんすか!?
な: ララ・クラフトに次ぐヒロインっすよ。
D: それもこれも、全部サミエルさんの名前が…でも最後まで女って事は出さないんすよね?。
な: 夕日をバックに帽子を取ると長髪がさらーりとね。
サ: 女冒険家!?
D: 見たいです。
な: 16ドットでね。
D: 16ドットでっすか?。
な: スプライトだし。 サミエルさんは美形がいいです?ごっつい方がいいですか?
サ: 女性案採用なんすか!?やるならクセがあっても美形で。クセがあって。ごっついだけの女性はプレイヤもイヤですよ多分。
な: 15色っていうクセがあります。
D: 横2色って癖もあります。
な: ロマンシア級にずっこけるエンディングですね。
サ: マジで女性!?
D: じゃぁ名前にコンプレクスもってる男ってどうでしょう?。
サ: カミーユっすか。
D: 正直に言うと、男がエエです。 で、ルミエーザ、ルエミーザ、ミエザールのどれですかね。
な: ルエミーザかなぁ。
D: ワシもルエミーザっすね。これで男なんだから、そうとうトラウマあるでしょ。
サ: カミーユの38倍はありますね。
D: ですね。きっとお父様が生まれるとき女子と勘違いしてつけちゃたんですよ。 じゃぁ、後は苗字ですか。
サ: 小杉が離れないなぁ。
D: じゃぁ小杉にします?。
な: バーモントじゃなきゃ小杉もありかな。
サ: 来ましたか小杉。ルエミーザ=小杉。
な: とりあえずカレーは食いそうですね。
サ: 得意科目はカレーですしね。
(追記:この頃、ケイン・コスギがバーモントカレーのCMをしていた)
D: どんな科目なんだか。じゃ、異存が無ければルエミーザ・小杉ですが。よろしいですか?。
な: 文句なし。ポーズのネタもあるし。
サ: おお、そいつはいいっすねぇ。カレーネタっすね。
D: じゃぁ決定ですね。
サ: ういっす。
な: 結果的に小杉を通したぞ。
サ: ほんまや!
D: 鬼の一念岩をも通す。
な: 最後に勝てばよいのだよ。
D: なるほど。
サ: 正論ですね。
盛り上がるのであれば、もっともっと掘り返してみようと思います。