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JRAのCMがきっかけで考え方が変化した小話。

こんにちは。先月保護した子猫がぐんぐん大きくなって一安心しているナラコです。今日は考え方が変わって生きやすくなってるなぁという心持ちを文章にしてみようと思います。

今までの自分の思考。
 
なんでなのかいつからなのかどうしたそうなったのか全然覚えがないのだけれど、『自分が考えてることは大抵誰かしらが考えてる』という考え方が頭を支配していました。
 助かってる場面はいくつもあって、恥ずかしい思いや悲しい思いをした時に『こんなこと他の誰かも経験している』という一種の安心感が生まれたりしていました。と、同時に何かしらアイデアとか意見とか生まれた時に皆が既に考えてることなのではないだろうか、私がわざわざ声に出さなくても皆わかってるのではないだろうか、という考えも浮かんで慣れない場所では意見が出せなかったりイラストや文章のアイデアが浮かんでも自分が表現しなくても…(以下同文)と考えている自分がいました。

そしたらいきなりJRA。
 
私は京王線を使って通勤しています。渋谷行きの井の頭線に乗ると朝は超密。手すりにつかまってなんとか立ててることも少なくありません。iPhoneを手に取る余裕もなく、風景を見るのも飽きたな…と思って上を見たらどや顔の柳楽優弥さんが目に飛び込んできました。そしてテロップにはこう。「名言っていうのはみんなの当たり前を見つけることだろう!。」最初は「そっかー。」という感じで見ていたのですがどんどん悶々としてきて。私、当たり前と思ってることを自分軸で考えすぎじゃない?と。自分で考えてることを発信してこそそれが当たり前なのか自分特有の考えなのかわからなくない?といきなりぐるぐる考え始めたのです。例え当たり前のことや誰もが経験していることでも見つけていく。表現する。それって楽しいのではないかと思ったのです。今まで蓋をしていた「当たり前だから、誰かがもうやってるから」という理由で出さなかった意見やアイデアを自分が表現することで変わっていく、見つけられるかもしれないという考えが生まれました。
 しかもこの考え方今までの「誰かがやってるでしょ」思考より気分が軽くなるし楽なのです。意見を伝えること、表現していくこと。今の私の場合だと職場で口に出さなかった意見を伝えること、このnoteという場所やイラストで表現することがとても楽しく感じているのです。試す、失敗する、考える、また試す…色々やってみるのが楽しく感じている今日この頃です。本当にありがとう柳楽優弥さん!!JRA!

おまけ。自分の当たり前が相手になくても相手が非常識なのではない。
 
この前職場で使用しているボールペンを失くしてしまい、同僚に「クリムトのペンがあったら教えて。」と伝えたことろ「え?クリムト?何それメーカー?」と言われました。「クリムトってほら有名な絵描いてる人でボールペンには接吻ってタイトルの絵がプリントしてあって…」と言いながらどんどんもごもごしていく私。そっかクリムトの絵って誰もが知ってるわけじゃないんだ。知ってる抵で話して自分が恥ずかしかった。(なんならその話をしてる時に周りにいる人でクリムトを知ってる人がいなかった。)私がマニアックなのだと。誰もが知ってるわけじゃないことはボールペンを失くさない限りわからなかった(その後ボールペンは無事に見つかりました)。こういう風に自分の当たり前や価値観は他人に触れてこそ変化し作用し磨かれていく。どんどん発信しないとなぁ。

おまけのおまけ。
 
なんならnoteに書く文章すら定まってません。さくらももこ風の文体にもあこがれるし、読んでもらいたいから言葉使いに丁寧にもしたくなる。書いて書いて自分のスタイルを見つけてくしかないのだろうなぁ。

最後まで読んで頂きありがとうございます。夫さんが思う存分農業が楽しめるように私も好きなことでサポートしていきたいと思っています。頂いたサポートは今後の活動に充てていきます!