見出し画像

2022年度を振り返って

シーズン目標

新体制発表会を4月に開催しました。
10年内の目標として以下の2つの目標をあげた
🔹競技面→MGCへの出場
🔸運営面→陸上大会でスタンドを観客でいっぱいにする

そこで2022年度は、以下の目標を設定しました。
🔹競技面
 🔵北海道マラソンで入賞する
 🔵2時間30分をカットする
🔸運営面
 🟠主催大会を開催する
 🟠陸上を観たことない人に観てもらう機会を作る

🔹競技面 2022年度

🔵北海道マラソン


初めて夏マラソンに挑戦しました。
NARA-Xは、長期間の合宿ができるわけではないので、日頃から暑いところで練習している。暑さ耐性に関しては、強化実業団よりもあるので、そのアドバンテージを活かせれば、北海道マラソンでは戦えるのでは?と密かに期待していました。
暑さについては、同志社大学スポーツ健康科学部のI 教授にアドバイスをいただき対策をしました。ありがとうございます。
両選手ともに直前のアクシデントで万全ではなかったが、大井と清水の2人出走で2人とも入賞(7、8位)することができました。
まずは一つ目の目標をクリア。
北海道マラソンについての詳細は過去の記事で

北海道マラソン 7位、8位入賞

🔵東京マラソン

次は東京マラソンで2時間30分を狙いました。
北海道マラソン→金沢マラソン→伊賀上野ハーフ→奈良マラソン→大阪国際女子マラソン→全日本実業団ハーフ→東京マラソン
半年でマラソン5本、ハーフ2本。レースに出しすぎました。
レース毎に強弱をつけて、練習目的と記録狙いと計画段階では明確にしていましたが、金沢で思うように走れなかったことから、全て中途半端に狙うレースになってしまい、最後の東京では、もうすでに売り切れ状態になってしまいました。
レースを使った練習を、場合によっては棄権も、もう少しハッキリしておけば良かったと思います。

奈良マラソン 2位、3位入賞

🔵大きな変化

2022年度は、初めて実業団からの移籍選手を受け入れた。
NARA-Xのトップチームには、実業団経験者がいなかった。
正直なところ、実業団チームがどう言う環境なのか?わからない点が多かった。
なので、2021年の夏頃?から、実業団経験者が欲しいな?と思っていました。
偶然、レースで見つけた清水選手と、自ら問い合わせしてきた米谷選手。
当初、1人だけでも入ってくれれば。と思っていたが、2人加入することになった。大きな変化であり、チャレンジであった。
予想以上に良い化学反応が起きてくれました。

🔸運営面 2022年度

2021年の夏、奈良クラブさんの試合を初観戦をした際に衝撃を受けました。
僕らが日頃使っている鴻ノ池陸上競技場が、全く違う景色のロートフィールドになっていた。
一般的な陸上競技大会のスタンドは、選手の待機場所
でも、その日に観たスタンドは、「観客席」であった。
同じ場所で、こんなに景色が変わるのか?
自分の中のスポーツの価値観に大きな変化を感じました。

まずは、「奈良にはNARA-Xという女子マラソンチームがある」ということを知ってもらうために、SNS広報に重点を置きました。
さらに、奈良県トップスポーツチームとの連携も視野に入れて、様々なスポーツチームの方と会わせていただき、お話しを聞きました。
そして、奈良クラブさんのご協力により、大きなスタートをしました。

🟠シルクロード スプリント、ディスタンス

サッカー公式戦と公認陸上競技大会を同日同会場で行うという日本初の試みを開催することができました。
7月に100mだけのスプリント大会。
こちらは、サッカー観戦に来られた方に生で10秒台で走る陸上選手を見てもらおうと企画しました。
11月にはディスタンス大会を開催。
こちらでは、NARA-Xの選手も少し観てもらおうと思い企画しました。
両大会ともに、陸上を見たことない人に観てもらおうと考えておりましたが、まだまだ事前準備が不足しており、思うように残ってもらえませんでした。
観てもらうスポーツにするために、観せ(魅せ)方や楽しみ方について検討していかなければいけないですね。

午前中は少年サッカーと小学生陸上が同時に行われた

🟠SNSを使った広報

情報発信回数を何倍にも増やしました。
また、積極的に県内トップスポーツチームやそのファンの皆様にアプローチすることで、今まで陸上の情報に触れていなかった層にNARA-Xという名称を「見たことがある」「見たような気がする」と思ってもらえる人を少しずつ増やしていきました。
中でもTwitterが顕著でフォロワー数が3倍以上に増えました。

奈良マラソンや大阪国際女子マラソンでは、至る所でNARA-Xと応援していただきました。少しずつではありますが、奈良にはNARA-Xという女子マラソンチームがあると知っていただいた方が増えてきたと実感しました。

大阪国際女子マラソン後の報告会

🟥2022年度総括

競技面ではG1レース入賞、運営面では主催大会の開催と認知度のアップ
大きな一歩を踏み出せたシーズンであったように思います。
県内先行のトップスポーツチームには、まだまだ遠く及びませんが、0から1には近づけたかな?と思っています。関係する皆様方に感謝いたします。
「見たことあるかもしれない」から 「知ってる」になってもらえるようにしたいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?