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かんじいさん

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かんじいさんの音楽と本
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#本好き

ZAZ こんな曇り空の午後には...

この映像で彼女を知った。 アルバムを何枚も聴いた。 こころ、躍った。

かんじい
3年前
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本当に『ねこに未来はない』のか。

『ペンギンの憂鬱』、『カモメに飛ぶことを教えた猫』と、なんだか動物モノがつづくなぁ、と思…

かんじい
2年前
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ぼくの鉱脈。

OAZO丸善店の「新潮社クレストブック」コーナーは、文学の視界を広げてくれる小さくて大きな窓…

かんじい
2年前
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ペールエールとアリステア・マクラウドの息子。

「カナだの知られざる偉大な作家」と呼ばれるアリステア・マクラウド。 『灰色の輝ける贈り物…

かんじい
3年前
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星野智幸さんが”もう古川真人に夢中である。こんな小説家を待っていた。デビュー後の…

古川真人さんの『四時過ぎの船』を読んでみました。深く考えました。(2017年7月30日/新潮社…

かんじい
4年前
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今さらですが、文庫本巻末の「解説」。あれはどう考えれば良いのでしょうか?

”「解説」ってのはね・・・・” みなさんのご意見をお聞かください。 これは、あさのあつこ…

かんじい
3年前
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“死ぬ”ことを前提にしない社会でひとは泣くのだろうか?とぼくは考えてしまった。

森博嗣さんの『人間のように泣いたのか?』は哲学書兼恋愛小説だった。 本作はWシリーズの10作目、完結刊だ。 人気作家・森博嗣さんの人気シリーズの、それも完結刊であることなどまったく知らずに、このタイトルに魅かれて買ってしまった。 森博嗣さんのお名前とSFの世界の作家さんであることは知っていたが、知っているのはそれだけ。本作が森作品お初なのです。 ぼくはそのくらいSFの世界を知らないで本を読んできた。 でも、出会えるものなんですね。 「今のお前が読むにはちょうどいい本だぞ」と

ここは異界か、最後の砦か。帯にある寿町は、中華街、元町への下車駅、根岸線・石川町…

昨年、10月に刊行された山田清機さんの『寿町のひとびと』が、売れていてとてもうれしい。 …

かんじい
3年前
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忘れた頃に、忘れる前に読みたくなる吉田篤弘さんの物語。

吉田篤弘著『流星シネマ』(2020年5月18日/角川春樹事務所) <やじろべえ>ってあるでし…

かんじい
3年前
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