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かんじいさん

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かんじいさんの音楽と本
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2021年4月の記事一覧

謹呈「弥勒シリーズ」最新刊『花下に舞う』(あさのあつこ著/2021年3月31日・…

ぞくり、とさせるのは信次郎なのか?著者なのか?それとも、われらひとなのか? いっきに読み…

かんじい
3年前
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“24時間書店”は避けて通れない。

初めての著者。 解説を担当されたゲームデザイナー・米光一成さんによると、本書は『Mr.penu…

かんじい
3年前
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衣替えをしていたら、衣装ケースの奥深くからこいつが出て来た。

“なぜに衣装ケースに文庫が?新しそうな雑誌まで!”、と家人。          うーん、…

かんじい
3年前
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ラングストン・ヒューズ詩集『One-way Ticket』(1949)

「民主主義」 民主主義は やってくるまい 今日も 今年も いや永久に 妥協や脅迫をとおし…

かんじい
3年前
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so cool!

Don't get me wrong if I'm looking kind of dazzled I see neon lights Whenever you walk by…

かんじい
3年前
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Blue birds fly

彼は先に行ってしまった。

かんじい
3年前
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再生

灯りを消して、ねえ、思い出してよ。

新宿のブルースとおでんの美味い店だった。 壁の仕切りに小窓があって、頼めば名物のロールキャベツが食べられた。 あれは、いつだったか… ぼくたちは、その夜、偶然ケンさんに会ったんだ。 ケンさんは、大きな瞳を皺みたに笑わせて、分厚い唇を震わせるようにこう言って、和服を着た奥さんと店を出て行った。 「素敵な夜を」 ぼくたちが25,6。 ケンさんは30半ばだっただろうか。 あの夜、メコン川沿いの村々にも静かな夜はあっただろうか。 ぼくの肩にやさしく触れて、ウインクまでしてくれたケンさんは、 ケン・サンダースっていう名前で役者もやっていた。 ケンさん、今夜はどこにいるの?

Is it just me or does anybody.

Tell me, is it just me Or is anybody Thinkin' all the same shit? They're just not sayin'…

かんじい
3年前
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ラングストン・ヒューズ。出会ったのは19の時だった。

ビリー・ホリデー、『ジャズカントリー』、マイルス・デイヴィスにいかれた高校生は、『ぼくは…

かんじい
3年前
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『屋根ひとつ お茶一杯』ちょっとそそるタイトルだ。

ドミニック・ローホーが世界的ベストセラー作家だと知ったのは読了後のこと。 本書のタイトル…

かんじい
3年前
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