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2000円で宇宙人を断定してしまうユータン 先日、エピソードを紹介したUFO探知機ユータン。UFO探知モードのほかに「宇宙人発見モード」もあり、ボタンを長押しすることにより目の前の人が宇宙人であるかどうかを断定してしまうという恐ろしい探知機である。 原理は監修者のY氏に聞いても「何だかよく分からない」という答えだが、とにかく2000円プラス消費税で購入できる。 「人間に化けている宇宙人」を探知できるとあって、人間関係に支障が出ようとおかまいなく、N氏のまわりでも友人の宇宙
続けて2日、お金を拾うN氏はある真夏の土日に、続けて国民のピンチを救ったことがある。 土曜日は明治神宮の軽食コーナーだった。ニヤけた顔で恋人のためにソフトクリームを買っていた青年がいた。 浮ついた気持ちから重なった3千円ほどの紙幣をポケットから落としたのだ。N氏はネコババしたい衝動を抑えて、声をかけた。 「お金、落としましたよ」 「あ、ありがとうございます!すみません!」 青年は丁寧に頭を下げて、N氏に感謝していた。いいことをすると気持ちがいいものだ。 さらに翌日の
洋風居酒屋で起こった悪魔の惨劇 N氏があの事件を聞いたのは、もう十以上年も前になる。 この話をしてくれた女性はいまだ独身だが、若くして部長職に出世したらしい。 その彼女から聞いた、新宿のある洋風居酒屋で起こった惨劇の一部始終である。彼女の言葉を借りて解説しよう。 「若い男が三人、テーブルで飲んでたのよ。年はまだ若かったの。20歳ちょっとかな。一人がだいぶ酔ってたんだけど、どうもその子が仕事のことかなんかで、ほかの二人にいろいろきびしく言われてたみたいなの。 そのうちに