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【フランス】外出制限緩和1日目

ようやく長い55日間の外出制限の緩和がスタートしました。

いやー長かった。いきなり始まってからの55日間。

フランス(私のまわり)では、3月くらいから「あれ?あれ?」みたいな感じになってきました。というのもイタリアでの感染が急激に拡大し始めたのがこのころでした。連日ニュースではイタリアの感染状況ばっかり。一方、フランスではこのときはまだ完全に対岸の火事だと思ってました。

そして3月2週目くらいに「おい、フランスでも感染拡大してきてるやんけ」となり始めて、ほぼいきなり3月17日にロックダウンになりました。

マクロン大統領の国民向け演説では6回にわたり「我々は戦争状態である」と連呼。国民に危機意識を根付かせようとしました。しかし、その翌日でも普通に街にあるれる人たち。政府は罰金を科し、厳しい取締りをしました。

それでも増えていく感染者、犠牲者の数。日本とは比べものになりません。

毎日何千という新規感染者、900人を超える死者。これでも老人ホームなど、病院以外の数はカウントできていないという。ニュースでは医療崩壊した病院の映像などなど。普通の風邪になっても病院すらいけないという恐怖と闘う日々でした。

それも、昨日をもって終了しました。フランスは「ウイルスとの共存をえらぶ」と宣言しました。

まだまだ正常化は厳しいと言われており、第二波への警戒も怠ってはなりません。しかし、もうこれ以上耐えられないというのが人々の心情なのではないでしょうか。

レストラン、バーなどは6月半ばまで再開できません。倒産する企業、失業する人々も大勢いるでしょう。でも、もう少し辛抱が必要です。

本日5月11日は外出制限が緩和された第一目です。天気は暴風(笑)

今日から少しづつ「ニューノーマル」な世界を構築すべく、頑張っていきたいと思います(お前誰やねん笑)。

以上

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