結婚とは

突然だが、推しが結婚した。
本当に突然だった。ある朝スマホを開いたら突然そのニュースが飛び込んできた。突然。

記事によれば、相手の方とは5年前に出会い、3年ほど前にお付き合いに発展したらしい。

青春時代のほぼすべてを推しに捧げてきた私には密かに、
「推しよりも先に結婚する」
という目標があった。

推しはまだ20代。キャリアとしても周りの人間関係とか諸々考えて
(というか私が勝手に妄想して)
結婚はまだ先だと思っていた。

完全に油断していた。

「推しが結婚してしまって悲しい。」
なんて、もしかしたら推しと結婚できるかも…と思っていた脳内お花畑の時期はもう過ぎているが、
「推しの方が先に結婚してしまった。」
という衝撃で、さすがに少し涙出た。

さて、「推しよりも先に結婚する」という目標が絶たれた以上、
次の目標は
「推しに続く」
しかあるまい。

しかし、その思いとは裏腹に
なぜか私は結婚に焦っていない。

むしろ最近は、
「なぜに結婚をするのか」
という疑問が解決しない。

偶然にも、私にも出会いは5年くらい前だが、
付き合い始めたのは3年くらい前の彼がいる。

「結婚」という匂わせがあるような無いような私たち。

以前は私も、「早く結婚したい」という強い気持ちがあった。

しかし最近は…

1人より2人以上で暮らす方が楽しいかもしれないし、金銭的にも余裕が出るかもしれないが、私は今の一人暮らしでも割と満足している。

正直、彼の家族との付き合いなんていうものも憂鬱だ。

食事も、1品以上作るのは苦手だし。

諸事情で、仕事も変えなければならない。

子ども、欲しいと思わない。


…私は、結婚に向いていないのか。
それとも、彼が運命の相手ではないのか。

最後に、推しへ。
結婚おめでとう。お幸せに。

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