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『マーダーミステリー』という激おもろコンテンツのお話

マーダーミステリーってご存知ですか?

僕は全然知らなかったのですが、去年の夏頃知人の方からその存在と内容を教えていただき、お誘いいただいて店舗で初めてマーダーミステリーをやりました。

初めてやったのですがとても面白く、その後その知人の方や友達、職場の人などと、事あるごとにマーダーミステリーをやるようになり、現在に至るまでに 店舗でのプレイ3回/パッケージ版のプレイ2回/オンラインでのプレイ2回/アプリのプレイ2回 と計9回ほどのマーダーミステリーをやりました。

発祥は欧米で、中国でゲームとして確立された?らしいのですが、最近?(といっても少し前から)日本でも流行り出していてマーダーミステリーをプレイすることが出来るお店や、コンテンツ、アプリやらが多く出てきています。

では実際どんなものなのか?と言いますと、とても簡単に言うと

推理小説の中の登場人物になって物語を楽しむゲームです。

題材が沢山あるので推理小説と言い切ってしまうと語弊があるかもしれないのですが大枠はそうだと思います。

名前に"マーダー"が含まれているので察する方もいるかもしれませんが、殺人事件が起こりその犯人が誰なのか?を登場人物(≒参加しているプレイヤーたち)で話し合い犯人を特定する、といった題材が多いです。

多くのマーダーミステリーにはメインミッションとサブミッションという2つのゲームとしての目標が用意されています。

メインミッションは 犯人が誰なのか?を探し出す といったような全員に共通する目標が設定されていることが多い(例外ももちろんあります)ですが、サブミッションは個々の登場人物に特有のものとなり、このサブミッションの存在が物語を複雑にし、単なる犯人捜しとはなりえないゲーム性を与えています。そして、ここがマーダーミステリーの激オモロポイントの1つでもあると僕は思います。

また、これも激オモロポイントなのですが参加しているプレイヤーはイコールで物語の登場人物なわけなので、もちろん犯人も参加しているプレイヤーの中にいます。(例外もありますが)犯人は自身が犯人であることを隠し、それがバレないよう立ち回る必要があります。プレイする題材にもよりますが、時として嘘を駆使して他の登場人物たちを惑わせることも必要となってきます。(モノによっては嘘をつくのが禁止となっているものもあるそう)

ちなみに僕はまだ1度も犯人役のキャラクターになったことが無く、いつ来るんだろういつ来るんだろうとプレイする度にドキドキしています…笑

僕がマーダーミステリーの一番の激オモロポイントだと思っている点があるのですが、それは 自分ではない他の誰かになる体験が出来る事 だと思っています。

今までそういった体験をするためには役者さんや声優さんといった一部の職業に就いたり、劇団員さんのような環境に身を置くなど、大なり小なり演じることを志す必要があったと思います。

演じることが好きで、その道に進みたい人からすると当たり前な話ではあると思うのですが、一般の、通常は他の仕事をしていたり、学校に通っていたりという人が気軽にそういう体験をする・出来るモノは無かったんじゃないかと思います(もちろんゲームとか読書とか他者に自分を投影して疑似的に体験をするというものはあるとは思いますが…)

なので、そういった他者になりきる非日常体験が出来るという点に僕は強く惹かれて、マーダーミステリーが激オモロコンテンツだと感じている次第です。

また、これはマーダーミステリーをプレイする上での共通理解?としてよく言われている言葉なのですが、

『一番の目的は犯人を捜すことでは無くて、物語をみんなで楽しんで作り上げること』

という言葉があります。

これはマーダーミステリーをプレイする上で本当にそうだなあと思わされる言葉で、その一番の理由が、基本的にマーダーミステリーは1つのテーマ・題材は一生に一度しかプレイすることが出来ません。

なので犯人を捜して勝利しようというのも大切なことではあるのですが、そもそもマーダーミステリーを楽しむという気持ちが一番大事なんだろうなあと個人的には思っています。

そんなこんなで長々とマーダーミステリーのお話をしましたが、実際どこで出来るの?と言うと、大きく3つほどありまして、

①お店でプレイ

マーダーミステリー×エリア などで調べると、マーダーミステリーをプレイすることが出来るお店の情報が出てくると思います。お店でやる場合は2種類あって、個人参加で初対面の方などとやるパターンと、自分たちで人数を揃えて(お話によりますが多くは7人〜9人ほど)貸し切るパターンがあります。

また、お店にはGM(ゲームマスター)というマーダーミステリーの進行役をやってくれるスタッフさんがいるので初めてでも安心だったり、音楽や映像を駆使して物語への没入感を高めてくれる演出がある所などもあります。

②パッケージ版を購入してプレイ

アマゾンなどで マーダーミステリー と調べるとパッケージ版と言われる購入して遊ぶタイプのマーダーミステリーが出てきます。パッケージ版はGMが不要なものが多く、知人や友人などと集まって遊ぶものとなっています。

③アプリでプレイ

最後にアプリでのプレイです。

僕の知っているアプリは2つあって『ミステリープレイ』と『ウズ』というアプリです。

ミステリープレイの方は集まっているorグループ通話を繋げる必要があるのですが、ウズの方は3~5人でプレイするシナリオを ○○日の○時にやりたい人募集 のようなグループがアプリ上にいくつもあり、やりたい人が参加表明して人数が集まったらその日時に実際にプレイする(アプリ上で出来るので顔合わせたりとかLINEを交換したり~などの必要も無し)というものです。人数を揃えたりグループ通話を繋げたりの必要がないため、ウズの方が気軽にやることが出来るアプリかもしれませんね〜

というわけで僕が最近激ハマりしている激オモロコンテンツ『マーダーミステリー』のお話でございました。

興味や機会があったら是非プレイしてみてください。

かまいたちの夜 というゲームが昔あって、確かスーパーファミコン?で出た一番最初の作品があるのですが、その話みたいな狂気ホラー的な怖い系のマーダーミステリーもやってみたいなあなんて思っている今日この頃の僕でした。

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