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The Dark Roomに行ってみました。

大学を卒業してから既に29年?
昨年、フィルム現像を復活しました。
そして今回、レンタル暗室に初めて行って、自分でモノクロプリントをしてきました。
場所は横浜桜木町にあるThe Dark Room。
今回はどうしても自分で作品をプリントする必要がありました。
実はThe Dark Roomが桜木町ではなく関内にあった時から知ってはいました。
ただ、行く機会がなくまた当時はメインがデジタルカメラだったという事もあります。
最期にプリントしてから約30年、コミュ症な性格もあってなかなか覚悟が定まりませんでしたがようやく行ってきた次第です。
印画紙は学生時代の写真部顧問の恩師がかなり前に使用期限を過ぎた印画紙を送ってくれたのでそれを使いました。
フィルムカメラに印画紙や現像タンクまで、本当に感謝しかない。
ちなみに印画紙は月光のVRの四つ切り。
未開封ながら使用期限は2006年。
店長さんとプリンターの重鎮の方に丁寧にプリント方法を教えて頂いて何枚か手伝ってもらって現像液から浮かび上がる画像を見た時、感慨深いものがありました。
懐かしくもありまた、久しぶりで新鮮でもありました。
1941年製のレンズと1954年のカメラ、51才となった自分と2006年の使用期限の印画紙。
印画紙は普通に使えました。
恩師がしっかりとした場所で保管していてくれたからだと思います。
感覚もようやく思い出しました。
撮りたい被写体を決めて、光を測り、絞りとシャッター速度を決めてピントを合わせてシャッターを切り、フィルムを現像してそのフィルムネガからプリントする。
全て自分の判断で完結した結果の成果としてのプリントは感動的でした。
今日は3時間でしたが素晴らしい休日となりました。
また木曜日に行く予定です。
これはイルフォードの多階調印画紙を用意したのでまた少し勉強ですが楽しみです。
料理も手間をかけたら美味しいですよね。
そんな感じです。
レンタル暗室はどこにでもある訳ではありませんが現像液に入れた印画紙から画像が浮かんでくるのを見れば感動されるかと思いますので是非機会ががあれば行ってみてください。
楽しいですよ。

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